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公開番号
2025172004
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2025075536
出願日
2025-04-30
発明の名称
電池パック
出願人
恵州億緯リ能股フン有限公司
,
EVE ENERGY CO., LTD.
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
10/6556 20140101AFI20251113BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】従来技術に存在する問題を解決する電池パックを提供する。
【解決手段】電池パックは、少なくとも2層の電池セルモジュールと、液体冷却アセンブリとを含む。隣接する2層の電池セルモジュールの間に液体冷却アセンブリが設置され、液体冷却アセンブリが、第1板と、第2板と、第3板とを含み、第2板が、第1板と第3板との間に位置し、第1板と第2板との間に第1冷却流路が形成され、第2板と第3板との間に第2冷却流路が形成され、第1冷却流路と第2冷却流路が連通するかまたは連通しない。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電池パックであって、
少なくとも2層の電池セルモジュール(1)と、液体冷却アセンブリ(2)とを含み、
隣接する2層の前記電池セルモジュール(1)の間に前記液体冷却アセンブリ(2)が設置され、前記液体冷却アセンブリ(2)が、第1板(21)と、第2板(22)と、第3板(23)とを含み、前記第2板(22)が、前記第1板(21)と前記第3板(23)との間に位置し、前記第1板(21)と前記第2板(22)との間に第1冷却流路(24)が形成され、前記第2板(22)と前記第3板(23)との間に第2冷却流路(25)が形成され、
前記第1冷却流路(24)と前記第2冷却流路(25)が連通するかまたは連通しない、
ことを特徴とする電池パック。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1板(21)の前記第2板(22)から離れる側面が平面であり、及び/又は、
前記第3板(23)の前記第2板(22)から離れる側面が平面である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記第1板(21)及び前記第3板(23)はいずれも平板であり、前記第2板(22)の両側にそれぞれ第1流路溝(221)及び第2流路溝(222)が設置され、前記第1流路溝(221)の内壁と前記第1板(21)によって囲まれて前記第1冷却流路(24)が形成され、前記第2流路溝(222)と前記第3板(23)によって囲まれて前記第2冷却流路(25)が形成される、
ことを特徴とする請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記第2板(22)の両側にそれぞれ第1突出部(223)及び第2突出部(224)が突出して設置され、前記第1突出部(223)と前記第2流路溝(222)が前記第2板(22)の同一側面に設置され、前記第2突出部(224)と前記第1流路溝(221)が前記第2板(22)の同一側面に設置され、
前記第2流路溝(222)とは反対側の前記第1突出部(223)によって囲まれて前記第1流路溝(221)が形成され、前記第1流路溝(221)とは反対側の前記第2突出部(224)によって囲まれて前記第2流路溝(222)が形成される、
ことを特徴とする請求項3に記載の電池パック。
【請求項5】
前記第1突出部(223)が前記第3板(23)と密封接触し、前記第2突出部(224)が前記第1板(21)と密封接触する、
ことを特徴とする請求項4に記載の電池パック。
【請求項6】
前記第1板(21)の前記第2板(22)に向かう側に第3流路溝が設置され、前記第3流路溝の内壁と前記第2板(22)によって囲まれて前記第1冷却流路(24)が形成され、及び/又は、
前記第3板(23)の前記第2板(22)に向かう側に第4流路溝が設置され、前記第4流路溝の内壁と前記第2板(22)によって囲まれて前記第2冷却流路(25)が形成される、
ことを特徴とする請求項2に記載の電池パック。
【請求項7】
前記第1冷却流路(24)及び前記第2冷却流路(25)のうちの少なくとも1つは蛇行流路である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
【請求項8】
前記第1板(21)と前記電池セルモジュール(1)との間に第1導熱構造接着剤(3)が設置され、及び/又は、
前記第2板(22)と前記電池セルモジュール(1)との間に第2導熱構造接着剤(4)が設置される、
ことを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか一項に記載の電池パック。
【請求項9】
前記第1導熱構造接着剤(3)及び前記第2導熱構造接着剤(4)はいずれも二成分ポリウレタン熱伝導構造接着剤(Double-Component Polyurethane Heat-Conducting Structural Adhesive)を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の電池パック。
【請求項10】
前記電池セルモジュール(1)が2層で設置され、且つ2層の前記電池セルモジュール(1)が前記液体冷却アセンブリ(2)に対して鏡対称に設置され、前記電池セルモジュール(1)が複数の電池セル(11)を含み、前記電池セル(11)がハウジング(111)と電極柱(112)とを含み、前記電極柱(112)が前記ハウジング(111)の前記液体冷却アセンブリ(2)から離れる側に位置する、
ことを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか一項に記載の電池パック。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、2024年5月9日に出願された出願番号2024210025292の中国出願、2024年7月30日に出願された出願番号PCT/CN2024/108482の国際出願に基づく優先権を主張し、当該出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
本開示は、エネルギー貯蔵製品の技術分野に関し、具体的に電池パックに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電池パックの電気容量を高めるために、通常、電池パック内に複数の電池セルモジュールを配置し、複数の電池セルモジュールがそれぞれに複数の層的に配置されて、電池パックの内部空間を合理的に利用することができる。複数の層の電池セルモジュールに対して、通常、ブラケットを用いてモジュールを区切り、且つ各層の電池セルモジュールの底部に対して1層の冷却板を設置するが、この配置方式には、電池パックの厚さ方向の寸法を増加させ、電池パックの空間利用率が低くなる。
【0003】
従来技術には2層モジュールの集積化された電池アセンブリが公開され、複数の電池セルモジュールが上下の2層に分布され、2層の電池セルモジュールの間に水冷板アセンブリが設置され、該水冷板アセンブリを通じて上下の2層の電池セルモジュールに冷却降温を行い、電池パックの厚さを縮小し、電池パックの空間利用率を高めることができる。
【発明の概要】
【0004】
しかしながら、前記の技術案には以下の欠陥がある。水冷板アセンブリ内部の1つの流路が同時に上下の2層の電池セルモジュールを冷却降温するため、冷却降温効果が悪く、電池セルモジュールが長時間運行した後、冷却速度が遅いために熱暴走が起こる可能性が高く、電池パックの使用寿命を短くする。
【0005】
したがって、新電池パックが必要をし、従来技術に存在する前記の問題を解決する必要がある。
【0006】
本開示は電池パックを提供する。電池パックは、少なくとも2層の電池セルモジュールと、液体冷却アセンブリとを含み、隣接する2層の前記電池セルモジュールの間に前記液体冷却アセンブリが設置され、前記液体冷却アセンブリが、第1板と、第2板と、第3板とを含み、前記第2板が、前記第1板と前記第3板との間に位置し、前記第1板と前記第2板との間に第1冷却流路が形成され、前記第2板と前記第3板との間に第2冷却流路が形成され、前記第1冷却流路と前記第2冷却流路が連通するかまたは連通しない。
【発明の効果】
【0007】
本開示は電池パックを提供し、前記電池パックが少なくとも2層の電池セルモジュールを含み、隣接する2層の電池セルモジュールの間に液体冷却アセンブリが設置され、該液体冷却アセンブリを通じて、隣接する2層の電池セルモジュールに同時に放熱冷却を行い、隣接するモジュールの間に電池セルモジュールを支えるブラケットを設置する必要がなく、電池パックの厚さ方向の寸法を縮小し、電池パックの空間利用率を高めることができる。液体冷却アセンブリの第1板と第2板との間に第1冷却流路が限定され、第2板と第3板との間に第2冷却流路が限定され、第1冷却流路と第2冷却流路の内には冷却液が通されるように設置され、それぞれ隣接する2層の電池セルモジュールに対して冷却放熱を行い、1つの冷却流路を通じて同時に隣接する2層の電池セルモジュールを冷却降温する方式と比べて、複数の層の電池セルモジュールの冷却降温効果を効果的に高め、電池セルモジュールの冷却が遅いために熱暴走などの危険が起こることを防止し、電池パックの使用寿命を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の具体的な実施方式によって提供される電池パックの第1分解図である。
本開示の具体的な実施方式によって提供される電池パックの第2分解図である。
本開示の具体的な実施方式によって提供される液体冷却アセンブリの断面図である。
図3の局部図である。
本開示の具体的な実施方式によって提供される液体冷却アセンブリの第1分解図である。
本開示の具体的な実施方式によって提供される液体冷却アセンブリの第2分解図である。
本開示の具体的な実施方式によって提供される液体冷却アセンブリの第2板の第1図である。
本開示の具体的な実施方式によって提供される液体冷却アセンブリの第2板の第2図である。
本開示の具体的な実施方式によって提供されるメインケースと電池セルモジュールの第1分解図である。
本開示の具体的な実施方式によって提供されるメインケースと電池セルモジュールの第2分解図である。
図2中のA箇所の局部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の説明では、別途明確な規定と限定がない限り、用語「連結される」、「接続される」、「固定される」は広義に理解されるべきで、例えば、固定接続でもよく、着脱可能な接続でもよく、一体になってもよい。機械的な接続でもよく、電気的な接続でもよい。直接連結されてもよく、中間媒体を通じて間接的に連結されてもよく、2つの要素の内部の連通または2つの要素の相互作用関係を指してもよい。当業者にとって、具体的な状況に応じて前記用語の本開示における具体的な意味を理解してもよい。
【0010】
本開示では、別途明確な規定と限定がない限り、第1の特徴が第2の特徴の「上」または「下」にあることは、第1と第2の特徴が直接接触することを含むだけでなく、第1と第2の特徴が直接接触せずにそれらの間の別の特徴を通じて接触することも含む。そして、第1の特徴が第2の特徴の「上」、「上方」、「上面」にあることは、第1の特徴が第2の特徴の正上方と斜め上方にあり、第1の特徴の水平高度が第2の特徴より高いことを含む。第1の特徴が第2の特徴の「下」、「下方」、「下面」にあることは、第1の特徴が第2の特徴の正下方と斜め下方にあり、第1の特徴の水平高度が第2の特徴より低いことを含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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