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公開番号2025171542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024076992
出願日2024-05-10
発明の名称小玉スイカ植物
出願人タキイ種苗株式会社
代理人弁理士法人レクシード・テック
主分類A01H 6/34 20180101AFI20251113BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】新規な小玉スイカ植物を提供する。
【解決手段】受託番号FERM P-22490で特定される4倍体である小玉スイカ植物、及び前記4倍体である小玉スイカ植物と他の2倍体であるスイカ植物とを交雑する工程を含む、3倍体である小玉スイカ植物の製造方法を提供する。3倍体である小玉スイカ植物は、果実の重さが、2～4kgであり、種子数は、2倍体の小玉スイカ植物の種子数と比較して、10%以下であり、発芽能力を有する種子を有しない。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
４倍体である、小玉スイカ植物。
続きを表示（約 550 文字）【請求項２】
前記スイカ植物の果実の外果皮および中果皮の合計の厚みが、１０ｍｍ以下である、請求項１に記載のスイカ植物。
【請求項３】
前記スイカ植物の果実の重さが、０．４～３ｋｇである、請求項１または２に記載のスイカ植物。
【請求項４】
前記スイカ植物は、受託番号ＦＥＲＭＰ－２２４９０で特定される小玉スイカ植物またはその後代系統である、請求項１または２に記載のスイカ植物。
【請求項５】
請求項１または２に記載の小玉スイカ植物の部分。
【請求項６】
前記植物の部分が、種子または果実である、請求項５に記載の植物の部分。
【請求項７】
３倍体である、小玉スイカ植物。
【請求項８】
前記スイカ植物の種子数は、２倍体の小玉スイカ植物の種子数と比較して、１０％以下である、請求項７に記載のスイカ植物。
【請求項９】
発芽能力を有する種子を有しない、請求項７または８に記載のスイカ植物。
【請求項１０】
前記スイカ植物の果実の外果皮および中果皮の合計の果皮の厚みが、１０ｍｍ以下である、請求項７または８に記載のスイカ植物。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、小玉スイカ植物に関する。
続きを表示（約 770 文字）【背景技術】
【０００２】
食べやすさ等の観点から、種なしスイカの市場ニーズは高い。また、近年、食べきりやすいサイズである小玉スイカの市場ニーズが高まっている（非特許文献１）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００３】
鵜沼秀樹、伊藤恒徳、“スイカの購買に関する消費者意識.” (2009): 237-238.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
そこで、本開示は、新規の小玉スイカ植物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
前記目的を達成するため、本開示の小玉スイカ植物は、４倍体である。
【０００６】
本開示の小玉スイカ植物は、３倍体である。
【０００７】
本開示の小玉スイカ植物の製造方法は、４倍体である、小玉スイカ植物を自殖させる自殖工程を含む。
【０００８】
本開示の小玉スイカ植物の製造方法は、４倍体である、小玉スイカ植物と、他のスイカ植物とを交雑する工程を含む。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、新規の小玉スイカ植物を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、小玉スイカ植物のへたを上にして置き、果実の中心を通る水平方向の切断面の模式図である。
図２は、実施例２における、各スイカ植物の果実の平均重量（kg）の結果を示すグラフである。
図３は、実施例２における、各スイカ植物の果実の外果皮および中果皮の合計の平均の厚み（ｍｍ）の結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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