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公開番号2025171017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024075963
出願日2024-05-08
発明の名称トイレ備品管理システム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20251113BHJP(計算;計数)
要約【課題】トイレ空間で用いられる備品を適切に管理可能にすること。
【解決手段】実施形態に係るトイレ備品管理システムは、複数の個室トイレブースを有するトイレ空間に補充する備品の保管スペース内の備品在庫状況を管理する管理手段と、前記管理手段が管理する前記トイレ空間の備品使用状態を推定する推定手段と、前記推定手段の推定結果及び前記管理手段の管理状況に基づいて、前記トイレ空間及び前記保管スペースのうち少なくとも1つへの備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つを設定する設定手段と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
複数の個室トイレブースを有するトイレ空間に補充する備品の保管スペース内の備品在庫状況を管理する管理手段と、
前記管理手段が管理する前記トイレ空間の備品使用状態を推定する推定手段と、
前記推定手段の推定結果及び前記管理手段の管理状況に基づいて、前記トイレ空間及び前記保管スペースのうち少なくとも1つへの備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つを設定する設定手段と、
を備えたことを特徴とするトイレ備品管理システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記保管スペースは、前記トイレ空間へ補充する備品を保管する第1備品保管スペースと、前記第1備品保管スペースへ補充する備品を保管する第2備品保管スペースとを有し、
前記設定手段は、前記第1備品保管スペースから前記トイレ空間への備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つ、または前記第2備品保管スペースから前記第1備品保管スペースへの備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つを設定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ備品管理システム。
【請求項3】
前記第1備品保管スペースの容量は、前記第2備品保管スペースの容量よりも小さい
ことを特徴とする請求項2に記載のトイレ備品管理システム。
【請求項4】
前記トイレ空間の利用を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された前記トイレ空間の利用を示す履歴情報を記憶する記憶手段と、
をさらに備え、
前記記憶手段は、前記備品使用状態を推定するための所定の基準である備品使用条件を記憶し、
前記推定手段は、前記履歴情報および前記備品使用条件に基づいて前記備品使用状態を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ備品管理システム。
【請求項5】
前記個室トイレブースの利用を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された前記個室トイレブースの利用を示す履歴情報を記憶する記憶手段と、
をさらに備え、
前記記憶手段は、前記個室トイレブースの備品管理状態の算出用の情報である備品使用条件を記憶し、
前記推定手段は、前記履歴情報および前記備品使用条件に基づいて前記備品使用状態を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ備品管理システム。
【請求項6】
前記設定手段は、所定期間における前記推定手段の推定結果と、前記第1備品保管スペースの容量とに基づいて、前記第2備品保管スペースから前記第1備品保管スペースへの備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つを設定する
ことを特徴とする請求項2に記載のトイレ備品管理システム。
【請求項7】
前記設定手段は、前記推定手段の推定結果が所定期間の過去実績と比べて所定の差がある場合には、前記トイレ空間及び前記保管スペースのうち少なくとも1つへの備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つの設定を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ備品管理システム。
【請求項8】
前記設定手段は、所定期間における前記推定手段の推定結果の変化に基づいて、前記トイレ空間及び前記保管スペースのうち少なくとも1つへの備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つを設定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ備品管理システム。
【請求項9】
前記保管スペースは、複数の前記トイレ空間へ補充する備品を保管する第1備品保管スペースと、前記第1備品保管スペースへ補充する備品を保管する第2備品保管スペースとを有し、
前記設定手段は、前記推定手段が推定する前記複数のトイレ空間の備品使用状態に基づいて、前記第1備品保管スペースから前記複数のトイレ空間に対する備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つを設定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ備品管理システム。
【請求項10】
前記保管スペースは、前記トイレ空間へ補充する備品を保管する複数の第1備品保管スペースと、前記複数の第1備品保管スペースへ補充する備品を保管する第2備品保管スペースとを有し、
前記設定手段は、前記第2備品保管スペースから前記複数の第1備品保管スペースへの備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つを設定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ備品管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、トイレ備品管理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、消費材(消耗品)等の備品(物品)の残量等を管理するための管理システムが提供されている。例えば、トイレを清浄化する次亜塩素酸を発生させるための塩素性材料をトイレでの消費材として管理する方法が知られている(例えば引用文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-108663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術には改善の余地がある。例えば、上記の従来技術では、トイレで使用されている塩素性材料(消費材)等といったトイレに配置された備品のみを管理しているに過ぎず、備品を保管する保管スペースについては考慮されておらず、トイレ空間で用いられる備品について保管スペースからの補充を管理することが難しく、備品を適切に管理しているとは言い難い。このように、従来技術には、備品の管理の観点について改善の余地があり、トイレ空間で用いられる備品を適切に管理可能にすることが望まれている。
【0005】
上記のような点を鑑みて、トイレ空間で用いられる備品を適切に管理可能にすることが課題となる。
【0006】
開示の実施形態は、トイレ空間で用いられる備品を適切に管理可能にすることができるトイレ備品管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係るトイレ備品管理システムは、複数の個室トイレブースを有するトイレ空間に補充する備品の保管スペース内の備品在庫状況を管理する管理手段と、前記管理手段が管理する前記トイレ空間の備品使用状態を推定する推定手段と、前記推定手段の推定結果及び前記管理手段の管理状況に基づいて、前記トイレ空間及び前記保管スペースのうち少なくとも1つへの備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つを設定する設定手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
実施形態の一態様に係るトイレ備品管理システムによれば、トイレ空間の備品使用状態を推定し、推定したトイレ空間の備品使用状態を基にトイレ空間及び保管スペースのうち少なくとも1つへの備品補充タイミング(「補充タイミング」ともいう)及び備品補充量(単に「補充量」ともいう)のうち少なくとも1つを設定することで、トイレ空間の備品の補充を適切に管理することが可能となる。例えば、トイレ備品管理システムは、トイレ空間の備品使用状況に基づいて備品補充タイミング・量を決定することで、作業者が余分に備品を持っていくこと、途中で備品補充が足りなくなること等が生じる可能性を低減させることができる。したがって、トイレ備品管理システムは、トイレ空間で用いられる備品を適切に管理可能にすることができる。
【0009】
実施形態の一態様に係るトイレ備品管理システムにおいて、前記保管スペースは、前記トイレ空間へ補充する備品を保管する第1備品保管スペースと、前記第1備品保管スペースへ補充する備品を保管する第2備品保管スペースとを有し、前記設定手段は、前記第1備品保管スペースから前記トイレ空間への備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つ、または前記第2備品保管スペースから前記第1備品保管スペースへの備品補充タイミング及び備品補充量のうち少なくとも1つを設定する。
【0010】
実施形態の一態様に係るトイレ備品管理システムによれば、保管スペースが複数ある場合あるであっても、トイレ空間の備品の補充を適切に管理することが可能となる。例えば、トイレ空間及び第1備品保管スペースのそれぞれの補充を行う作業者が異なる場合、各備品保管スペースの在庫量が分からず都度確認する必要があった。一方で、トイレ備品管理システムは、トイレ空間の備品使用状況に基づいて第1備品保管スペース及び第2備品保管スペースの両方の保管量を把握することができ、効率のよい補充作業を可能にすることができる。したがって、トイレ備品管理システムは、トイレ空間で用いられる備品を適切に管理可能にすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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