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公開番号
2025170846
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024075633
出願日
2024-05-08
発明の名称
コネクタ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/74 20060101AFI20251113BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】回路基板から剥がれ難いコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、ケース15と、ケース15に収容されてケース15に固定される回路基板14と、回路基板14に実装される基板側コネクタ11と、基板側コネクタ11に前方から嵌合する電線側コネクタ16と、電線側コネクタ16から引き出される電線19と、を備えている。ケース15は、板厚方向を前後方向に向けて基板側コネクタ11のフード部11Bの前端部の周囲を囲む壁部15Kを有している。電線側コネクタ16は、基板側コネクタ11と嵌合した嵌合状態において、壁部15Kに形成された係止孔15Cに係止する係止部16Bを有している。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ケースと、
前記ケースに収容されて前記ケースに固定される回路基板と、
前記回路基板に実装される基板側コネクタと、
前記基板側コネクタに前方から嵌合する電線側コネクタと、
前記電線側コネクタから引き出される電線と、
を備え、
前記ケースは、板厚方向を前後方向に向けて前記基板側コネクタの前端部の周囲を囲む壁部を有し、
前記電線側コネクタは、前記基板側コネクタと嵌合した嵌合状態において、前記壁部に形成された係止孔に係止する係止部を有している、コネクタ。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記ケースは、前記基板側コネクタを挟んで前記回路基板と反対側に配置された覆い壁部を有し、
前記基板側コネクタは、前記覆い壁部に前記回路基板側から接触する接触部を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記係止部は、前記電線側コネクタにおける前記回路基板と平行な幅方向に複数並んでいる、請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記係止部は、前記電線側コネクタと前記基板側コネクタとが嵌合した状態において前記壁部の後面に対向する対向部を有する、請求項3に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1~3には、コネクタを回路基板に固定するために用いるペグについての技術が開示されている。ペグは回路基板に対して、半田を用いて固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-125581号公報
特開2015-118872号公報
特開2019-36477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、コネクタに対して回路基板から引き剥がす方向に力を付与すると、ペグと回路基板とを固定する半田にストレスが集中し易い。このため、コネクタに対して回路基板から引き剥がす方向に力を付与した場合における半田へのストレスを緩和して、回路基板からコネクタが剥がれ難くする技術が望まれている。
【0005】
本開示のコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、回路基板から剥がれ難いコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、
ケースと、
前記ケースに収容されて前記ケースに固定される回路基板と、
前記回路基板に実装される基板側コネクタと、
前記基板側コネクタに前方から嵌合する電線側コネクタと、
前記電線側コネクタから引き出される電線と、
を備え、
前記ケースは、板厚方向を前後方向に向けて前記基板側コネクタの前端部の周囲を囲む壁部を有し、
前記電線側コネクタは、前記基板側コネクタと嵌合した嵌合状態において、前記壁部に形成された係止孔に係止する係止部を有している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、回路基板からコネクタを剥がれ難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のコネクタの分解斜視図である。
図2は、基板側コネクタを示す斜視図である。
図3は、基板側コネクタが取り付けられた回路基板をケースに収容した状態を示す側断面図である。
図4は、電線側コネクタを示す斜視図である。
図5は、リテーナを示す斜視図である。
図6は、雌端子金具を取り付けた電線側コネクタにリテーナを本係止位置に取り付けた状態を示す側断面図である。
図7は、電線側コネクタと基板側コネクタとを嵌合させた状態を示す側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)ケースと、
前記ケースに収容されて前記ケースに固定される回路基板と、
前記回路基板に実装される基板側コネクタと、
前記基板側コネクタに前方から嵌合する電線側コネクタと、
前記電線側コネクタから引き出される電線と、
を備え、
前記ケースは、板厚方向を前後方向に向けて前記基板側コネクタの前端部の周囲を囲む壁部を有し、
前記電線側コネクタは、前記基板側コネクタと嵌合した嵌合状態において、前記壁部に形成された係止孔に係止する係止部を有している、コネクタ。
【0010】
(1)のコネクタは、電線側コネクタに対し、基板側コネクタが回路基板から引き剥がされる方向(以下、単に引き剥がし方向ともいう)に力が付与された場合、電線側コネクタの係止部が壁部に形成された係止孔に係止することによって、電線側コネクタがケースに対して引き剥がし方向に変位することが抑えられる。これにより、電線側コネクタと嵌合する基板側コネクタもケースに対して引き剥がし方向に変位することが抑えられ、ひいては、ケースに固定された回路基板から剥がれ難くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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