TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025170716
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-19
出願番号
2024075514
出願日
2024-05-07
発明の名称
雲丹の冷凍方法
出願人
株式会社リバーサー
代理人
個人
主分類
A23L
17/00 20160101AFI20251112BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】解凍後に良好な食味および食感となる雲丹の冷凍方法を提供すること。
【解決手段】プラス4℃の生の雲丹を45分乃至90分のうちの所定間隔につき、前記所定間隔ごとに1℃ずつ温度を漸次低下させマイナス10℃乃至マイナス16℃のうちの所定温度まで12時間乃至24時間かけて低下させる工程と、前記所定温度を維持した状態を24時間以上継続する工程とを有する雲丹の冷凍方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プラス4℃の生の雲丹を45分乃至90分のうちの所定間隔につき、前記所定間隔ごとに1℃ずつ温度を漸次低下させマイナス10℃乃至マイナス16℃のうちの所定温度まで12時間乃至24時間かけて低下させる工程と、
前記所定温度を維持した状態を24時間以上継続する工程と
を有する雲丹の冷凍方法。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
プラス4℃の生の雲丹を1時間ごとに1℃ずつ温度を漸次低下させマイナス12℃まで16時間かけて低下させる工程と、
前記マイナス12℃を維持した状態を24時間以上継続する工程と
を有する雲丹の冷凍方法。
【請求項3】
冷凍した前記雲丹を解凍するときは冷蔵庫内で解凍する
請求項1又は2に記載の雲丹の冷凍方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、解凍後に良好な食味および食感となる雲丹の冷凍技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、単に雲丹を冷凍することは可能であったが、解凍後に良好な食味および食感となるように雲丹を冷凍することは、高機能な冷凍機器を導入しても困難であった。
すなわち、解凍後に、ドリップも多く、見た目も悪く、視覚(色や形)、嗅覚(香り)、味覚(食味や食感)において劣化が著しかった。
【0003】
ここで、生雲丹は、そのまま放置する場合のみならず、冷凍し、解凍する場合においても身溶けを起こすため、生の特性を保持したまま冷凍保管することが困難な食品であるため、解凍後に、身溶けが無く、食感、味が良好な、冷凍雲丹を得るために、殻から取り出した生雲丹を、塩水に浸漬した状態で通電処理する工程、生雲丹を水切りした後、急速凍結する工程を有し、通電処理時の温度は、35℃以上90℃未満であり、急速凍結は、マイナス1℃からマイナス5℃の最大氷結晶生成帯を通過する時間が20分以内であり、塩水および生雲丹を撹拌しつつ通電処理する冷凍雲丹の製造技術が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6906768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記の特許文献1に開示されている技術は、急速凍結であり、また通電処理も必要とし、解凍後に良好な食味および食感となる雲丹の冷凍方法をシンプルに実現するものではない。
本発明は、水産物の取り扱い専門会社ならではの高度な知識と豊富な経験と高い技術力に基づき、最適な温度や時間などを2年間の試行錯誤とデータ収集により実用レベルの高い水準まで到達したものであり、個人のアイデアレベルでは実現できない、サービスとしての現実性・完成度を誇るものである。
【0006】
本発明の目的は、解凍後に良好な食味および食感となる雲丹の冷凍方法をシンプルな工程で提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第一の雲丹の冷凍方法は、
プラス4℃の生の雲丹を45分乃至90分のうちの所定間隔につき、前記所定間隔ごとに1℃ずつ温度を漸次低下させマイナス10℃乃至マイナス16℃のうちの所定温度まで12時間乃至24時間かけて低下させる工程と、
前記所定温度を維持した状態を24時間以上継続する工程と
を有する。
このような工程により、ゆっくりと時間をかけて冷凍する、いわゆる緩慢冷凍の技術で、解凍しても、視覚(色や形)、嗅覚(香り)、味覚(食味や食感)において良好な雲丹を得ることができる。
また、温度と時間の管理のみの、シンプルな工程で効果的かつ効率的な雲丹の冷凍方法を実現することができる。
【0008】
本発明の第二の雲丹の冷凍方法は、
プラス4℃の生の雲丹を1時間ごとに1℃ずつ温度を漸次低下させマイナス12℃まで16時間かけて低下させる工程と、
前記マイナス12℃を維持した状態を24時間以上継続する工程と
を有する。
このような工程により、ゆっくりと時間をかけて冷凍する、いわゆる緩慢冷凍の技術で、解凍しても、視覚(色や形)、嗅覚(香り)、味覚(食味や食感)において良好な雲丹を得ることができる。
また、温度と時間の管理のみの、シンプルな工程で効果的かつ効率的な雲丹の冷凍方法を実現することができる。
【0009】
また、本発明の雲丹の冷凍方法は、
冷凍した前記雲丹を解凍するときは冷蔵庫内で解凍することであってもよい。
このような工程により、低温で時間をかけてゆっくりと解凍するので、よりドリップが生じ難く、食味および食感を守ることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、解凍後に良好な食味および食感となる雲丹の冷凍方法をシンプルな工程で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社リバーサー
雲丹の冷凍方法
9日前
個人
健康促進霊芝茶
2か月前
個人
古代食品塩梅醤
6か月前
個人
ジャム
6か月前
ライソン株式会社
焙煎機
5か月前
不二製油株式会社
グミ類
2か月前
不二製油株式会社
組成物
1か月前
不二製油株式会社
加工食品
2か月前
個人
ヨーグルト等の発酵器
2か月前
不二製油株式会社
油性食品
2か月前
池田食研株式会社
微粉状食品
5か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
5か月前
池田食研株式会社
風味改善剤
5か月前
不二製油株式会社
油脂組成物
2か月前
株式会社東洋新薬
飲料
1か月前
不二製油株式会社
卵代替素材
6か月前
不二製油株式会社
光照射油脂
1か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
3か月前
株式会社ソディック
計量装置
5か月前
株式会社ソディック
計量装置
5か月前
個人
可食性素材からなる容器
16日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
不二製油株式会社
油脂組成物
3か月前
不二製油株式会社
チーズ様食品
5か月前
東ソー株式会社
食品品質保持剤
4か月前
アサヒ飲料株式会社
飲料
5か月前
奥野製薬工業株式会社
処理方法
1か月前
不二製油株式会社
被覆用油性食品
1か月前
株式会社エポック社
絞出具
1か月前
個人
発酵あんこの製造方法
1か月前
SoPros株式会社
経口養毛剤
6か月前
東洋ライス株式会社
搗精米
2か月前
日本メナード化粧品株式会社
飲料
2か月前
株式会社ソディック
食品搬送装置
4か月前
個人
天然マンゴー果汁色青汁
5か月前
株式会社寺田製作所
散茶装置
6か月前
続きを見る
他の特許を見る