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公開番号2025170106
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2025151634,2021187414
出願日2025-08-25,2021-10-22
発明の名称携帯型作業機およびそれらのアタッチメント
出願人有限会社 平野塗装
代理人
主分類A01D 34/90 20060101AFI20251107BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】姿勢安定性を確保し作業性に優れる刈払機用アタッチメントを提供すること。
【解決手段】刈払機構の原動機21と、刈払機構と原動機を配置したフレーム11と、フレーム11と対向している原動機21の第1側面211Aと、第1側面211Aに対向するように配置した第1持手領域11B又はハンドル13と、第1持手領域11B又はハンドル13と対向している第1側面211Aの反対側となる原動機21の第2側面211Bと、を備える刈払機1のアタッチメント40であって、刈払機に脱着可能に取り付けられる第2持手領域又はグリップ43と、を備え、刈払機に取り付けられた際に、第2持手領域又はグリップ43が第2側面211Bと対向するように構成されている刈払機用アタッチメント。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
刈払機構の原動機と、前記刈払機構と原動機を配置したフレームと、前記フレームと対向している前記原動機の第1側面と、前記第1側面に対向するように配置した第1持手領域又はハンドルと、前記第1持手領域又はハンドルと対向している前記第1側面の反対側となる前記原動機の第2側面と、を備える刈払機のアタッチメントにおいて、
前記刈払機に脱着可能に取り付けられる第2持手領域又はグリップと、
を備え、前記刈払機に取り付けられた際に、前記第2持手領域又はグリップが前記第2側面と対向するように構成されていることを特徴とする刈払機用アタッチメント。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記原動機の底面に接している第1仮想水平面であって、前記フレームにおける前記刈払機構側への延在方向と平行にした前記第1仮想水平面と、
前記原動機の上面に接している第2仮想水平面であって、前記フレームにおける前記刈払機構側への延在方向と平行にした前記第2仮想水平面と、
で挟まれた仮想空間へ、前記グリップが配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の刈払機用アタッチメント。
【請求項3】
前記第1側面と第2側面の夫々に隣接している前記原動機の第3側面と、
前記第3側面の反対側となる前記原動機の第4側面と、
を備え、
前記原動機の第3側面に接している第1仮想平面であって前記フレームにおける前記刈払機構側への延在方向と平行にした前記第1仮想平面と、
前記原動機の第4側面に接している第2仮想平面であって前記第1仮想平面と平行にした前記第2仮想平面と、
で挟まれた仮想空間へ、前記グリップが配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の刈払機用アタッチメント。
【請求項4】
少なくとも前記第2取手領域又はグリップの一部が前記フレームの延在方向と平行であって前記原動機の重心を通る仮想水平面内に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の刈払機用アタッチメント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業性に優れる携帯型作業機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、草刈りは、作業者が両手で刈払機の姿勢をバランス良く保ちながら刈払機構を地面に沿って移動させることにより行う。
このような刈払機は、持ち手の形状で主にU字ハンドルタイプとループハンドルタイプの2種類に分けられる。U字ハンドルタイプは、刈払機を肩掛けバンドで吊り下げてから両手をハンドル方向に突き出した姿勢とするので刈払機を保持しやすく、特に平地の刈り払いの作業性に優れる。ループハンドルタイプは、一方の手を体の前方に突き出して刈払機を保持するので仰角方向に傾けやすく、斜面の刈り払いの作業性にも優れる。
【0003】
しかしながら、従来の刈払機では草刈場所を体の前方とした場合、ループハンドルタイプ並びにU字ハンドルタイプのいずれの場合でも、原動機部分が両手を含めて体より後方にあるので、バランスがうまくとられていても、原動機の慣性モーメントの観点から作業中の姿勢安定性が必ずしも優れず、体が振られやすいという問題点があった。
【0004】
さらにU字ハンドルタイプを使用して斜面の刈り払いを行う場合には、刈払機を両手で持ち上げるような格好となり姿勢安定性が著しく悪くなるという問題点があった。なお草払機と同様に使用されるヘッジトリマーでは、フレームの延在方向の中心を回転軸とした原動機の慣性モーメントの観点から、ヘッジトリマーの姿勢維持に腕力を要する問題があった。また刈り取った草を集めるエアブロワーなどに代表される送風機でも、特に大型機において従来の刈払機などと同様な問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実全昭62-89918
特開2013-126406
特開2013-227918
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、姿勢安定性を確保し作業性に優れる携帯型作業機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の刈払機用アタッチメントは、刈払機構の原動機と、刈払機構と原動機を配置したフレームと、フレームと対向している原動機の第1側面と、第1側面に対向するように配置した第1持手領域又はハンドルと、第1持手領域又はハンドルと対向している第1側面の反対側となる原動機の第2側面と、を備える刈払機のアタッチメントであって、刈払機に脱着可能に取り付けられる第2持手領域又はグリップと、を備え、刈払機に取り付けられた際に、第2持手領域又はグリップが第2側面と対向するように配置されることを特徴とする。
【0008】
すなわち、請求項1にかかる発明は、一方の持ち手が原動機の第1側面側にあり、他方の持ち手が第1側面の反対側となる原動機の第2側面側にあるので、原動機の位置が作業者に近づく。そのため、体軸を中心とした慣性モーメントの影響が低減されることで、取り回しで振られて回転刃の位置がずれてしまうことなく、平地における刈り払いの作業性がより高まる。
【0009】
請求項2に記載のアタッチメントは、請求項1に記載のアタッチメントに対して、原動機の底面に接している第1仮想水平面であって、フレームにおける刈払機構側への延在方向と平行にした第1仮想水平面と、原動機の上面に接している第2仮想水平面であって、フレームにおける刈払機構側への延在方向と平行にした第2仮想水平面と、で挟まれた仮想空間へ、グリップが配置されることを特徴とする。
【0010】
すなわち、請求項2にかかる発明は、第2側面側において、アタッチメントのグリップを原動機の底面に接する仮想水平面よりも上方でかつ原動機の上面に接する仮想水平面よりも下方となる仮想空間に配置することで、刈払機構を配置したフレームの延在方向の中心を回転軸とした原動機に対する慣性モーメントが低減し、より大きな迎角にて斜面の刈り払いが可能となって平地と同様の効果を奏する。
(【0011】以降は省略されています)

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