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公開番号2025169960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2025138599,2024110955
出願日2025-08-22,2020-11-16
発明の名称手書き入力装置
出願人株式会社ワコム
代理人個人,個人
主分類G06F 3/04883 20220101AFI20251107BHJP(計算;計数)
要約【課題】手書き入力に基づいて表示される情報と、その表示される情報に対応する電子データとを対応付けて確実に管理することができる手書き入力装置を提供する。
【解決手段】手書き入力された情報を表示する表示部と、手書き入力された情報に対応した位置を検出する位置検出センサと、手書き入力された情報に対応した電子データを記憶するメモリと、制御回路とを備える。手書き入力された情報は、使用者の所定の操作に対応して、一括して視覚的に消去可能とされている。制御回路は、所定の操作に対応して、メモリに記憶されている表示面上での手書き入力操作に対応した電子データに対して区切り情報を設定する。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
表示面を備え、前記表示面上で手書き入力された情報を表示する表示部と、
位置検出領域が前記表示面の表示領域と重畳するように配置された、前記手書き入力された情報に対応した位置を検出する位置検出センサと、
前記位置検出センサで検出された前記手書き入力された情報に対応した位置に基づいた電子データを記憶するメモリと、
制御回路と、
を備えた手書き入力装置であって、
前記表示部は、前記表示面上での手書き入力操作に対応して前記手書き入力された情報を前記表示面に表示するように構成されているとともに、前記表示面に表示された前記手書き入力された情報は、使用者の所定の操作に対応して、一括して視覚的に消去可能に構成されており、
前記制御回路は、前記所定の操作に対応して、前記メモリに記憶されている前記表示面上での手書き入力操作に対応した電子データに対して区切り情報を設定する
ことを特徴とする手書き入力装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記所定の操作は、前記手書き入力装置に設けられた前記手書き入力装置への電源供給を制御する操作子に対する操作である
ことを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
【請求項3】
前記手書き入力装置への電源供給を制御する第1の操作子を備えており、
前記所定の操作は、前記電源供給を制御する前記第1の操作子とは異なる第2の操作子による前記表示部の前記表示面に表示された情報を視覚的に消去する操作である
ことを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
【請求項4】
前記所定の操作は、前記位置検出センサによる位置検出領域の端部に対して実行される操作である
ことを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
【請求項5】
前記所定の操作は、ジェスチャ操作である
ことを特徴とする請求項4に記載の手書き入力装置。
【請求項6】
前記手書き入力装置に電源が供給されている状態において、前記手書き入力装置への電源供給制御のための前記操作子の操作とは異なる前記操作子の操作によって前記所定の操作が実行される
ことを特徴とする請求項2に記載の手書き入力装置。
【請求項7】
前記操作子を第1の時間長操作することで前記手書き入力装置への電源供給が制御されるように構成されており、
前記操作子を前記第1の時間長操作よりも短い第2の時間長操作することで前記所定の操作が実行される
ことを特徴とする請求項6に記載の手書き入力装置。
【請求項8】
前記第2の操作子への操作は、前記位置検出センサによって検出される
ことを特徴とする請求項3に記載の手書き入力装置。
【請求項9】
前記位置検出センサは所定の圧力を検出可能なセンサであり、前記第2の操作子への操作は前記所定の圧力が検出されることで認識される
ことを特徴とする請求項8に記載の手書き入力装置。
【請求項10】
前記位置検出センサによって検出される前記第2の操作子への操作は、前記位置検出センサによる位置検出領域の端部に対して実行される
ことを特徴とする請求項8に記載の手書き入力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、手書き入力装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
用紙にボールペンや鉛筆などの筆記具で手書き入力を行う代わりに、電子ペンによる指示位置を検出する位置検出センサを備えた位置検出装置部を有するタブレット端末などの入力装置に、電子ペンを用いて入力することで、入力した手書き情報を電子データとして記憶することが、ペーパーレス化の要求に伴い、一般的になってきている。
【0003】
この場合に、電子ペンにより入力された手書き情報が、使用者により視認で確認できるようにすることが求められる。そのため、タブレット端末では、位置検出センサに重畳して表示パネルを配設すると共に表示制御回路を設け、表示制御回路が、位置検出装置部で検出した電子ペンの指示位置の座標データに対応する表示画像(筆記軌跡等)を表示パネルに確認表示するように制御する。
【0004】
この場合に、表示パネルとしては、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)ディスプレイが用いられる。
【0005】
しかし、以上のようなタブレット端末は、手書き筆記情報を、位置検出装置部で検出した電子ペンによる指示位置の座標情報に基づいて表示する表示パネルと表示制御回路を設ける必要があるので、コスト高となるいう問題があった。
【0006】
一方、例えば特許文献1(特開2018-37033号公報)には、位置検出センサを備えた位置検出装置部を内部に収納した板状のボードの上に、位置検出センサと重畳するように用紙をクリップ止めできるように構成したボード装置と、ボールペン機能などの筆記具機能を備えると共に、位置検出センサと信号をインタラクションする電子ペンとからなる手書き入力装置が提案されている。
【0007】
この手書き入力装置においては、電子ペンの筆記具機能により用紙に手書き入力すると、その手書き入力された筆記軌跡の座標情報が、位置検出センサを通じて位置検出装置部で検出され、その検出された座標情報は、例えばパソコンなどに出力されて利用される。
【0008】
この手書き入力装置によれば、電子ペンの筆記具機能が用いられて手書き入力された筆記軌跡は用紙に描かれるので、上述したような手書き情報の確認表示のための表示パネルは不要になり、コストを低減することができて、非常に便利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2018-37033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、特許文献1の手書き入力装置では、電子ペンがボールペン機能などの筆記具の機能を、電子ペンの機能の他に別途備える必要があり、電子ペンの構成が複雑かつ、高コストになるという問題がある。また、特許文献1の手書き入力装置では、手書き入力による筆記跡が形成された用紙を保存する用途には便利であるが、用紙の保存を必要としない用途の場合には、適宜、用紙の交換が必要となり、面倒であるという問題がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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