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公開番号2025169479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2024074155
出願日2024-05-01
発明の名称光学式情報読取装置
出願人株式会社キーエンス
代理人弁理士法人森本国際特許事務所
主分類G06K 7/10 20060101AFI20251107BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザーが第1主面を視認できない体勢でも、読取りの状況を把握することができる光学式情報読取装置を提供する。
【解決手段】光学式情報読取装置100は、撮像で情報を読み取る装置であり、撮像部4、読取部5、筐体8、把持部30、押釦6、第1発光部101及び制御部7を備える。撮像部4は所定方向Cに撮像し、読取部5は撮像で生成された画像から情報を読み取る。筐体8は、撮像部4及び読取部5が内部に配置され、第1主面10及び第2主面20を有する。第1主面10は、表示部11を有する。
第2主面20は、第1主面10の反対面となる。把持部30は、表示部11において、所定方向Cの反対側の端部11Eから延びる。押釦6は、押込方向Pに押し込まれて撮像を開始する。第1発光部101は、側面64,66及び第2主面20の少なくともいずれか一方に設けられる。制御部7は、読取部5による読取りの状況に基づいて、第1発光部101を発光させる。
【選択図】図21
特許請求の範囲【請求項1】
読取対象となるシンボルを撮像して、撮像された前記シンボルの情報を読み取る光学式情報読取装置であって、
所定方向に向けて撮像する撮像部と、
前記撮像部の撮像で生成された画像から前記シンボルの情報を読み取る読取部と、
前記撮像部及び前記読取部が内部に配置された筐体と
を備え、
前記筐体は、
情報を表示する表示部を有する第1主面と、
前記第1主面の反対面となる第2主面と
を有し、
前記表示部において、前記所定方向の反対側の端部から延びる把持部と、
押込方向に押し込まれることで前記撮像部の撮像を開始する押釦と、
前記第1主面と前記第2主面とを接続する側面、及び、前記第2主面の少なくともいずれか一方に設けられた第1発光部と、
前記読取部による読取りの状況に基づいて前記第1発光部を発光させる制御部と
をさらに備える、光学式情報読取装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記第1発光部は、前記把持部よりも前記所定方向側に位置する、請求項1に記載の光学式情報読取装置。
【請求項3】
前記第1発光部は、前記側面に設けられた、請求項1又は請求項2に記載の光学式情報読取装置。
【請求項4】
前記第1発光部は、前記第2主面に設けられた、請求項3に記載の光学式情報読取装置。
【請求項5】
前記側面に設けられた前記第1発光部は、前記所定方向に直交して前記表示部に沿った両方向に位置する、請求項3に記載の光学式情報読取装置。
【請求項6】
前記第1発光部は、
光を出射する発光素子と、
前記発光素子からの光を拡散する拡散部材と
を有する、請求項1又は請求項2に記載の光学式情報読取装置。
【請求項7】
前記筐体は、前記第2主面に設けられて前記撮像部を収納する収納部をさらに有し、
前記第2主面は、前記所定方向に直交して前記表示部に沿った両方向に前記収納部に至る1対の段差を有し、
前記第1発光部は、前記1対の段差に位置する、請求項5に記載の光学式情報読取装置。
【請求項8】
前記制御部が実装されたメイン基板をさらに備え、
前記第1発光部は、前記メイン基板の両端部に配置され、
前記メイン基板の一端部に配置された前記第1発光部が有する発光素子と、前記メイン基板の他端部に配置された前記第1発光部が有する発光素子とは、互いに離れる方向に光を出射する、請求項5に記載の光学式情報読取装置。
【請求項9】
前記メイン基板は、前記発光素子からの光が照射される部分に、白色部材を有する、請求項8に記載の光学式情報読取装置。
【請求項10】
前記白色部材は、
前記メイン基板の一端部に配置された一端側白色部材と、
前記メイン基板の他端部に配置された他端側白色部材と
を有し、
前記一端側白色部材と前記他端側白色部材とは、前記第1発光部の発光による光量が前記メイン基板の一端部及び他端部で等しくなる形状及び面積を有する、請求項9に記載の光学式情報読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンディーターミナル等の光学式情報読取装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
光学式情報読取装置は、読取対象となるシンボルを撮像して、撮像されたシンボルの情報を読み取る装置である。光学式情報読取装置は、読取りの状況をユーザーに把握させる。
【0003】
特許文献1に記載の光学式情報読取装置は、上面に符号11の表示部(表示モジュール)を備える。符号11の表示部は、情報を表示する。特許文献1には明記されていないが、一般的な光学式情報読取装置は、上面に、表示部だけでなく発光部も備える。発光部は、読取りの状況に基づいて発光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-177309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の光学式情報読取装置が、例えばユーザーの目線より高い位置など、ユーザーの視野外に上面(第1主面)が位置する角度で使用されると、ユーザーは、上面(第1主面)の発光部を視認できない。
【0006】
すなわち、特許文献1に記載の光学式情報読取装置では、上面(第1主面)を視認できない体勢において、上面(第1主面)の発光部が発光しても、発光部からユーザーは読取りの状況を把握できなかった。
【0007】
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーが第1主面を視認できない体勢でも、読取りの状況を把握することができる光学式情報読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一局面によれば、光学式情報読取装置は、読取対象となるシンボルを撮像して、撮像されたシンボルの情報を読み取る装置である。光学式情報読取装置は、撮像部と、読取部と、筐体とを備える。撮像部は、所定方向に向けて撮像する。読取部は、撮像部の撮像で生成された画像からシンボルの情報を読み取る。筐体は、撮像部及び読取部が内部に配置される。筐体は、第1主面と、第2主面とを有する。第1主面は、情報を表示する表示部を有する。第2主面は、第1主面の反対面となる。光学式情報読取装置は、把持部と、押釦と、第1発光部と、制御部とをさらに備える。把持部は、表示部において、所定方向の反対側の端部から延びる。押釦は、押込方向に押し込まれることで、撮像部の撮像を開始する。第1発光部は、1主面と第2主面とを接続する側面、及び、第2主面の少なくともいずれか一方に設けられる。制御部は、読取部による読取りの状況に基づいて、第1発光部を発光させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の光学式情報読取装置によれば、ユーザーが第1主面を視認できない体勢でも、読取りの状況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図である。
第1押込量で押釦が押し込まれる前の状態の部分切欠図である。
第1押込量で押釦が押し込まれた状態の部分切欠図である。
第2押込量で押釦が押し込まれた状態の部分切欠図である。
第1スイッチ及び第2スイッチがいずれも作動していないタクタイルスイッチの断面図である。
第1スイッチが作動したタクタイルスイッチの断面図である。
第2スイッチが作動したタクタイルスイッチの断面図である。
直列に配置された第1スイッチ及び第2スイッチの断面図である。
第1スイッチ又は第2スイッチの分解斜視図(左図)及び断面図(右図)である。
直列に配置された第1スイッチ及び第2スイッチの他の例の断面図である。
直列に配置された第1スイッチ及び第2スイッチのさらに他の例の断面図である。
並列に配置された第1スイッチ及び第2スイッチの断面図である。
並列に配置された第1スイッチ及び第2スイッチの他の例の断面図である。
触覚フィードバック機構を示す部分切欠図である。
図9のX-X断面図であり、第1押込量で押釦が押し込まれる前の状態を示す。
図9のX-X断面図であり、第1押込量で押釦が押し込まれた状態を示す。
図9のX-X断面図であり、第2押込量で押釦が押し込まれた状態を示す。
触覚フィードバック機構の他の例の断面図であり、図10Aに対応する状態を示す。
触覚フィードバック機構の他の例の断面図であり、図10Bに対応する状態を示す。
触覚フィードバック機構の他の例の断面図であり、図10Cに対応する状態を示す。
アタッチメント型の光学式情報読取装置を上側方から視た分解斜視図である。
把持部がない光学式情報読取装置の分解側面図である。
実施形態2に係る光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図である。
光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図であり、トリガーが操作される状態を示す。
光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図であり、トリガーの操作からキー配置部の操作まで持ち替える第1段階を示す。
光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図であり、トリガーの操作からキー配置部の操作まで持ち替える第2段階を示す。
光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図であり、キー配置部を操作する状態を示す。
光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図である。
光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図である。
指挿入空間が開いた光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図である。
トリガーの近くに指挿入空間が位置する光学式情報読取装置を上側方から視た斜視図である。
光学式情報読取装置の側面図である。
実施形態3に係る光学式情報読取装置を下側方から視た斜視図である。
光学式情報読取装置を撮像される側及び第2主面側から視た斜視図である。
光学式情報読取装置を第2主面側から視た背面図である。
図23の第1発光部辺りを部分的に切り欠いた部分切欠背面図である。
光学式情報読取装置の部分切欠斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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