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公開番号2025168827
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024073620
出願日2024-04-30
発明の名称物品検査装置
出願人アンリツ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類B07C 5/00 20060101AFI20251105BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】良品の物品を傷つけることなく排出することができる物品検査装置を提供すること。
【解決手段】錠剤Wを吸引保持して検査位置を経てNG排出位置P3、全排出位置P4、フェールセーフ排出位置P5及びOK排出位置P6のいずれかに搬送する搬送部と、検査位置において錠剤Wの検査を行う検査部と、検査の結果に基づき錠剤WをNG排出位置P3、全排出位置P4、フェールセーフ排出位置P5及びOK排出位置P6のいずれかにおいて選別する選別部とを備え、選別部は、OK品以外の錠剤Wを搬送部から排出するNGゲート71、全排出ゲート72及びフェールセーフゲート73と、これらNGゲート71、全排出ゲート72及びフェールセーフゲート73よりも錠剤Wに与える衝撃が少ない状態でOK品の錠剤Wを搬送部から排出するOKゲート74と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
検査対象の物品(W)を吸引保持して検査位置(P2)を経て選別位置(P3、P4、P5、P6)に搬送する搬送部(3)と、
前記検査位置において前記物品の検査を行う検査部(4)と、
前記検査の結果に基づき前記物品を前記選別位置において選別する選別部(6)と、を備え、
前記選別部は、
良品以外の物品を前記搬送部から排出する第1排出部(71、72、73)と、
前記第1排出部よりも前記物品に与える衝撃が少ない状態で良品の物品を前記搬送部から排出する第2排出部(74)と、を有する物品検査装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記第1排出部は、前記良品以外の物品に対して前記物品の搬送を阻止することによって前記搬送部から前記良品以外の物品を引き剥がす物理的な第1ゲート(71、72、73)を有し、
前記第2排出部は、前記良品の物品に対して斜めに接触することによって前記搬送部から前記物品を徐々に引き剥がす傾斜面(74b)を有する物理的な第2ゲート(74)を有する請求項1に記載の物品検査装置。
【請求項3】
前記第2排出部は、前記第2ゲートによって前記搬送部から引き剥がされた前記良品の物品を受ける傾斜状のシュート(78)を更に有する請求項2に記載の物品検査装置。
【請求項4】
前記シュートの出口に配置され、前記シュートから排出された前記良品の物品を任意の方向に搬送可能な搬送機構(90)を更に備える請求項3に記載の物品検査装置。
【請求項5】
前記第1ゲートは、
前記第2ゲートよりも前記物品の搬送方向上流側に配置され、
不良品の物品を排出するNGゲート(71)と、前記NGゲートよりも前記物品の搬送方向下流側に配置され前記物品の全排出を行う全排出ゲート(72)と、前記全排出ゲートよりも前記物品の搬送方向下流側に配置され前記第2ゲートに前記良品以外の物品が誤って搬送されることを阻止するフェールセーフゲート(73)と、を含む請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の物品検査装置。
【請求項6】
前記物品が前記検査位置を通過した後から少なくとも前記選別位置を通過するまでの範囲において、前記物品の吸引力を前記範囲外と比べて小さくする吸引力制限手段(30c)を更に備えた請求項1に記載の物品検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品検査装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、所定の回転軸回りに回転する回転体に成形品を吸着して当該成形品を回転軌道に沿って終端位置まで搬送する搬送装置において、終端位置に至る前に不良品の成形品を噴射ノズルから噴射した圧縮空気により回転体から脱落させてシュートに落とす一方、不良品でない成形品を終端位置において吸着孔の吸引を解除することによって回転体から離脱させて落下させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-112199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の搬送装置にあっては、不良品でない成形品は終端位置において落下させられるため、落下時の衝撃によって成形品に破損等が生じるおそれがある。
【0005】
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、良品の物品を傷つけることなく排出することができる物品検査装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る物品検査装置は、検査対象の物品を吸引保持して検査位置を経て選別位置に搬送する搬送部と、前記検査位置において前記物品の検査を行う検査部と、前記検査の結果に基づき前記物品を前記選別位置において選別する選別部と、を備え、前記選別部は、良品以外の物品を前記搬送部から排出する第1排出部と、前記第1排出部よりも前記物品に与える衝撃が少ない状態で良品の物品を前記搬送部から排出する第2排出部と、を有する。
【0007】
この構成により、本発明に係る物品検査装置は、選別部が、良品以外の物品を排出する第1排出部よりも物品に与える衝撃が少ない状態で良品の物品を排出する第2排出部を有するので、良品の物品を傷つけることなく搬送部から排出することができる。
【0008】
本発明に係る物品検査装置において、前記第1排出部は、前記良品以外の物品に対して前記物品の搬送を阻止することによって前記搬送部から前記良品以外の物品を引き剥がす物理的な第1ゲートを有し、前記第2排出部は、前記良品の物品に対して斜めに接触することによって前記搬送部から前記物品を徐々に引き剥がす傾斜面を有する物理的な第2ゲートを有することが好ましい。
【0009】
この構成により、本発明に係る物品検査装置は、第2排出部が、良品の物品に対して斜めに接触することによって搬送部から物品を徐々に引き剥がす傾斜面を有する物理的な第2ゲートを有するので、良品の物品に与える衝撃を少なくした状態で良品の物品を搬送部から排出することができる。
【0010】
本発明に係る物品検査装置において、前記第2排出部は、前記第2ゲートによって前記搬送部から引き剥がされた前記良品の物品を受ける傾斜状のシュートを更に有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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