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公開番号2025123877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019625
出願日2024-02-13
発明の名称ワーク分類装置、ワーク分類方法
出願人株式会社 東京ウエルズ
代理人個人,個人,個人
主分類B07C 5/36 20060101AFI20250818BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】未検査のワークが検査済みワークとともに搬送ラインから取り出されることを抑制するワーク分類装置を提供する。
【解決手段】ワーク分類装置10は搬送台11と、ワーク供給部13と、ワーク検査装置15と、搬送ライン外観察装置17と、第1取り出し手段20と、第2取り出し手段30と、第3取り出し手段40とを備える。ワーク検査装置は搬送ライン12に供給されたワーク5を検査し、搬送ライン外観察装置は搬送ラインから外れた位置を観察する。第1取り出し手段は良品と判断され、搬送ライン外観察装置によって搬送ラインから外れた位置に他のワークが近傍に無いと判断されたワークを搬送台から取り出す。第2取り出し手段は不良品と判断され、搬送ライン外観察装置によって搬送ラインから外れた位置に他のワークが近傍に無いと判断されたワークを搬送台から取り出す。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送ラインが設けられ、ワークを搬送する搬送台と、
前記搬送ラインに向けて前記ワークを供給するワーク供給部と、
前記搬送ラインにおける前記ワークを検査するワーク検査装置と、
前記搬送ラインから外れた位置を観察する搬送ライン外観察装置と、
前記ワーク検査装置によって良品と判断された前記ワークであって、前記搬送ライン外観察装置によって前記搬送ラインから外れた位置に他の前記ワークが近傍に無いと判断された前記ワークを、前記搬送台から取り出す第1取り出し手段と、
前記ワーク検査装置によって不良品と判断された前記ワークであって、前記搬送ライン外観察装置によって前記搬送ラインから外れた位置に他の前記ワークが近傍に無いと判断された前記ワークを、前記搬送台から取り出す第2取り出し手段と、
前記搬送ライン外観察装置によって前記搬送ラインから外れた位置に他の前記ワークが近傍に有ると判断された前記ワーク及び前記搬送ラインから外れた位置に位置する前記ワークを、前記搬送台から取り出す第3取り出し手段と、を備える、ワーク分類装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第3取り出し手段は、前記ワークが搬送されている間、起動し続けている、請求項1に記載のワーク分類装置。
【請求項3】
前記ワーク供給部、前記ワーク検査装置、前記搬送ライン外観察装置、前記第1取り出し手段、前記第2取り出し手段及び前記第3取り出し手段は、前記搬送ラインの上流から下流に向かってこの順で並んでいる、請求項1に記載のワーク分類装置。
【請求項4】
前記第3取り出し手段が前記ワークを取り出す前記搬送台の位置において前記ワークを留めるガイド手段をさらに備える、請求項1に記載のワーク分類装置。
【請求項5】
搬送台に設けられた搬送ラインにおけるワークを検査するワーク検査工程と、
前記搬送ラインから外れた位置を観察する搬送ライン外観察工程と、
前記ワーク検査工程において良品と判断された前記ワークであって、前記搬送ライン外観察工程において前記搬送ラインから外れた位置に他の前記ワークが近傍に無いと判断された前記ワークを、前記搬送台から取り出す第1取り出し工程と、
前記ワーク検査工程において不良品と判断された前記ワークであって、前記搬送ライン外観察工程において前記搬送ラインから外れた位置に他の前記ワークが近傍に無いと判断された前記ワークを、前記搬送台から取り出す第2取り出し工程と、
前記搬送ライン外観察工程において前記搬送ラインから外れた位置に他の前記ワークが近傍に有ると判断された前記ワーク及び前記搬送ラインから外れた位置に位置する前記ワークを、前記搬送台から取り出す第3取り出し工程と、を備える、ワーク分類方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワーク分類装置及びワーク分類方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
チップ等のワークを検査し、検査結果に応じてワークを分類する装置が知られている。ワークは、搬送ラインに供給される。ワークは、搬送ラインを搬送されながら、撮像装置で撮像される。撮像された画像に基づいて、ワークは検査される。検査結果に応じて、ワークをエアブロー等の取り出し手段で搬送ラインから取り出す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-107000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワークが搬送ラインに供給される際にワークが意図せずに転がる等により、ワークが搬送ラインから外れた位置に位置することがある。搬送ラインから外れた位置に位置するワークは、検査されない。検査されていないワークが、検査されたワークとともに取り出されることがある。検査結果に応じて分類したワークに、未検査のワークが混入することになる。ワークの分類結果が適切でなくなり得る。
【0005】
本開示は、搬送ラインから外れた位置に位置するワークが検査されたワークとともに搬送ラインから取り出されることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワーク分類装置は、
搬送ラインが設けられ、ワークを搬送する搬送台と、
前記搬送ラインに向けて前記ワークを供給するワーク供給部と、
前記搬送ラインにおける前記ワークを検査するワーク検査装置と、
前記搬送ラインから外れた位置を観察する搬送ライン外観察装置と、
前記ワーク検査装置によって良品と判断された前記ワークであって、前記搬送ライン外観察装置によって前記搬送ラインから外れた位置に他の前記ワークが近傍に無いと判断された前記ワークを、前記搬送台から取り出す第1取り出し手段と、
前記ワーク検査装置によって不良品と判断された前記ワークであって、前記搬送ライン外観察装置によって前記搬送ラインから外れた位置に他の前記ワークが近傍に無いと判断された前記ワークを、前記搬送台から取り出す第2取り出し手段と、
前記搬送ライン外観察装置によって前記搬送ラインから外れた位置に他の前記ワークが近傍に有ると判断された前記ワーク及び前記搬送ラインから外れた位置に位置する前記ワークを、前記搬送台から取り出す第3取り出し手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、搬送ラインから外れた位置に位置するワークが検査されたワークとともに搬送ラインから取り出されることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、ワーク分類装置を概略的に示す上面図である。
図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。
図3は、ワーク分類方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。一部の図において示された構成等が、他の図において省略されていることもある。
【0010】
本明細書において、形状や幾何学的条件ならびにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等は、厳密な意味に限定されることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈される。
(【0011】以降は省略されています)

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