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公開番号2025167393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024071945
出願日2024-04-25
発明の名称アンケート装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 30/0203 20230101AFI20251030BHJP(計算;計数)
要約【課題】試乗用車両に試乗したユーザから収集するアンケートの正確性を向上させる。
【解決手段】本開示のアンケート装置は、試乗用車両に配置可能なアンケート装置である。アンケート装置は、音声入力可能な入力部と、音声出力可能な出力部と、制御部とを備える。制御部は、試乗用車両にユーザが試乗中に、所定のタイミングで、出力部を介してユーザに対してアンケートを音声により出力し、入力部を介してアンケートに対するユーザの回答を受け付ける処理を実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
試乗用車両に配置可能なアンケート装置であって、
音声入力可能な入力部と、
音声出力可能な出力部と、
前記試乗用車両にユーザが試乗中に、所定のタイミングで、前記出力部を介して前記ユーザに対してアンケートを音声により出力し、前記入力部を介して該アンケートに対する前記ユーザの回答を受け付ける処理を実行する制御部と
を備えるアンケート装置。
続きを表示（約 390 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記試乗用車両が備えるセンサが検出した情報を取得し、該検出した情報に基づいて前記所定のタイミングを決定し、前記センサが検出した前記情報に応じて前記ユーザに対して出力する前記アンケートの質問を選択する、請求項１に記載のアンケート装置。
【請求項３】
記憶部を備え、前記制御部は前記所定のタイミングを、前記アンケートに対する前記ユーザの回答と対応付けて、前記記憶部に記憶する、請求項１に記載のアンケート装置。
【請求項４】
前記出力部は、予め登録されたキャラクタの音声を模した音声を合成して出力する、請求項１に記載のアンケート装置。
【請求項５】
ディスプレイをさらに備え、前記キャラクタの前記音声に合わせて、前記ディスプレイに前記キャラクタの映像を表示する、請求項４に記載のアンケート装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、アンケート装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
ユーザに対して試乗用車両を貸出し、試乗用車両の使用終了後にユーザの端末へアンケートを配信するシステムが提案されている（例えば、特許文献１参照）。このようなシステムは、アンケートを回収して、市場ニーズに合った開発を効果的に行うことを目的としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－２７７５８３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、試乗終了からアンケートの回答までに時間が経過すると、ユーザが試乗用車両の試乗中に抱いた印象を忘れることがある。そのため、アンケートにより試乗用車両に関するユーザの正確な印象を収集できないことがある。
【０００５】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、試乗用車両に試乗したユーザから収集するアンケートの正確性を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示のアンケート装置は、試乗用車両に配置可能なアンケート装置であって、音声入力可能な入力部と、音声出力可能な出力部と、制御部とを備える。前記制御部は、前記試乗用車両にユーザが試乗中に、所定のタイミングで、前記出力部を介して前記ユーザに対してアンケートを音声により出力し、前記入力部を介して該アンケートに対する前記ユーザの回答を受け付ける処理を実行する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、試乗用車両に試乗したユーザから収集するアンケートの正確性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一実施形態に係るアンケートシステムの概略構成を示すブロック図である。
図１の制御部が実現する機能を示すブロック図である。
図１の記憶部に記憶されるセンサ情報、アンケートの設問、及び、提示タイミングの対応関係を示す図である。
図１の制御部によるアンケートの実行手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【００１０】
図１に示すように、本開示の一実施形態に係るアンケート装置１１は、ユーザが試乗するために用意された試乗用車両１０に配置される。アンケート装置１１は、ユーザが試乗用車両１０に試乗中に、状況に応じてユーザにアンケートの設問を音声により提示し、ユーザから口頭による回答を受けるものである。アンケート装置１１は、試乗用車両１０のダッシュボードの中、車室内の天井、及び、ラゲッジルーム等を含む任意の場所に配置することができる。アンケート装置１１は、入力部１２、出力部１３、記憶部１４、制御部１５、表示部１６、及び、通信部１７を含んで構成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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