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公開番号
2025166136
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2025134245,2022561179
出願日
2025-08-12,2021-05-07
発明の名称
病理スライドイメージに対する免疫表現型と関連付けられた情報を提供する方法及び装置
出願人
ルニット インコーポレイテッド
,
LUNIT INC.
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
33/53 20060101AFI20251028BHJP(測定;試験)
要約
【課題】少なくとも一つのコンピュータ装置により遂行される、病理スライドイメージに
対する免疫表現型と関連付けられた情報を提供する方法が提供される。
【解決手段】この方法は、病理スライドイメージでの一つ以上の関心領域に対する免疫表
現型と関連付けられた情報を獲得するステップと、一つ以上の関心領域に対する免疫表現
型と関連付けられた情報に基づいて、免疫表現型と関連付けられた情報を示すイメージを
生成するステップと、免疫表現型と関連付けられた情報を示すイメージを出力するステッ
プとを含むことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータ装置であって、
一つ以上のインストラクションを記憶するメモリと、
記憶された前記一つ以上のインストラクションを実行することにより、病理スライドイメージ内で免疫細胞および癌と関連するアイテムを検出し、前記検出結果に基づいて、前記病理スライドイメージ内の一つ以上の関心領域のそれぞれについて免疫表現型を決定し、前記病理スライドイメージ上に、前記一つ以上の関心領域のそれぞれについて免疫表現型と関連する情報をオーバーレイして出力するように構成されたプロセッサと、を含む、コンピュータ装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記癌と関連するアイテムは、癌領域および癌ストロマ領域の少なくとも一つを含み、
前記一つ以上の関心領域は、前記癌領域に対する検出結果または前記癌ストロマ領域に対する検出結果の少なくとも一つに基づいて決定される、請求項1に記載のコンピュータ装置。
【請求項3】
前記一つ以上の関心領域は、前記病理スライドイメージを同じ大きさに分割することによって得られた複数のパッチの中から決定され、
前記免疫表現型と関連する情報は、
前記一つ以上の関心領域のそれぞれの免疫環境を示す複数のクラスの少なくとも一つ、
前記複数のクラスそれぞれに対するスコアの少なくとも一つ、または
前記一つ以上の関心領域のそれぞれの免疫環境を示すフィーチャの少なくとも一つを含む、請求項1に記載のコンピュータ装置。
【請求項4】
前記免疫表現型は、免疫活性、免疫除外および免疫欠乏の少なくとも一つを含み、
前記免疫表現型のそれぞれは、前記関心領域の免疫環境を示す、請求項1に記載のコンピュータ装置。
【請求項5】
前記出力することは、前記一つ以上の関心領域のそれぞれの免疫表現型に対応する一つ以上の視覚的標識を生成し、
前記病理スライドイメージ上に前記生成された一つ以上の視覚的標識をオーバーレイして出力することを含む、請求項1に記載のコンピューティング装置。
【請求項6】
少なくとも一つのコンピューティング装置によって実行される、病理スライドイメージに対する免疫表現型と関連する情報を提供する方法であって、
病理スライドイメージ内で免疫細胞および癌と関連するアイテムを検出するステップと、
前記検出結果に基づいて、前記病理スライドイメージ内の一つ以上の関心領域のそれぞれについて免疫表現型を決定するステップと、
前記病理スライドイメージ上に、前記一つ以上の関心領域のそれぞれについて免疫表現型と関連する情報をオーバーレイして出力するステップと、を含む、病理スライドイメージに対する免疫表現型と関連する情報を提供する方法。
【請求項7】
前記癌と関連するアイテムは、癌領域および癌ストロマ領域の少なくとも一つを含み、
前記一つ以上の関心領域は、前記癌領域に対する検出結果または前記癌ストロマ領域に対する検出結果の少なくとも一つに基づいて決定される、請求項6に記載の病理スライドイメージに対する免疫表現型と関連する情報を提供する方法。
【請求項8】
前記一つ以上の関心領域は、前記免疫細胞、前記癌領域および前記癌ストロマ領域の少なくとも一つと関連する条件を満たす領域である、請求項7に記載の病理スライドイメージに対する免疫表現型と関連する情報を提供する方法。
【請求項9】
前記一つ以上の関心領域は、前記病理スライドイメージを同じ大きさに分割することによって得られた複数のパッチの中から決定され、
前記免疫表現型と関連する情報は、
前記一つ以上の関心領域のそれぞれの免疫環境を示す複数のクラスの少なくとも一つ、
前記複数のクラスそれぞれに対するスコアの少なくとも一つ、または
前記一つ以上の関心領域のそれぞれの免疫環境を示すフィーチャの少なくとも一つを含む、請求項6に記載の病理スライドイメージに対する免疫表現型と関連する情報を提供する方法。
【請求項10】
前記免疫表現型は、免疫活性、免疫除外および免疫欠乏の少なくとも一つを含み、
前記免疫表現型のそれぞれは、前記関心領域の免疫環境を示す、請求項6に記載の病理スライドイメージに対する免疫表現型と関連する情報を提供する方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、病理スライドイメージに対する免疫表現型と関連付けられた情報を提供する
方法及び装置に関し、より具体的には、病理スライドイメージでの一つ以上の関心領域に
対する免疫表現型(immune phenotype)と関連付けられた情報を示すイ
メージを生成して出力する方法及び装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
最近、癌治療に対する第3世代の抗癌剤として、患者の体内の兔疫系を活用する免疫抗
癌剤に対する関心が寄せられている。免疫抗癌剤は、癌細胞が人体の兔疫系を回避できな
いようにしたり、免疫細胞が癌細胞をよく認識して攻撃するようにしたりする任意の薬物
を称することができる。人体の兔疫系を介して作用するため、抗癌剤の副作用がほとんど
なくて、他の抗癌剤よりも癌患者の生存期間をさらに長くすることができる。しかしなが
ら、このような免疫抗癌剤は、全ての癌患者に効果があるものではない。したがって、現
在の癌患者に対して免疫抗癌剤の効果を予測するためには、免疫抗癌剤の反応性を予測す
ることが重要である。
【0003】
一方、ユーザ(例えば、医者や患者など)には、免疫抗癌剤の反応性を予測するために
、患者の組織に対する病理スライドイメージを通して生成された免疫反応情報を提供でき
る。従来の技術によれば、ユーザ(例えば、医者や患者など)には、免疫抗癌剤の反応性
を予測するために、病理スライドイメージに含まれた複数のパッチの各々に対する免疫反
応情報(例えば、免疫細胞発現情報など)を提供できる。このとき、ユーザは、病理スラ
イドイメージに含まれた数多くのパッチの各々に対する免疫反応情報を直観的に認識する
のに困難があり得る。また、複数のパッチのうち、免疫抗癌剤の反応性を予測するのに実
質的に不要なパッチに対しても、免疫反応情報を生成してしまうことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、前記のような問題点を解決するための病理スライドイメージに対する免疫表
現型と関連付けられた情報を提供する方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、方法、装置(システム)又は命令語を保存するコンピュータ読み取り可能な
保存媒体、コンピュータプログラムを含む多様な方式により具現化され得る。
【0006】
本開示の一実施例に係る少なくとも一つのコンピュータ装置により遂行される、病理ス
ライドイメージに対する免疫表現型と関連付けられた情報を提供する方法は、病理スライ
ドイメージでの一つ以上の関心領域に対する免疫表現型(immune phenoty
pe)と関連付けられた情報を獲得するステップと、一つ以上の関心領域に対する免疫表
現型と関連付けられた情報に基づいて、免疫表現型と関連付けられた情報を示すイメージ
を生成するステップと、免疫表現型と関連付けられた情報を示すイメージを出力するステ
ップとを含む。
【0007】
本開示の一実施例において、一つ以上の関心領域は、病理スライドイメージに対する一
つ以上の対象アイテムの検出結果に基づいて決定される。
【0008】
本開示の一実施例において、一つ以上の関心領域は、病理スライドイメージのうち、一
つ以上の対象アイテムと関連付けられた条件を満たす少なくとも一部領域を含む。
【0009】
本開示の一実施例において、一つ以上の関心領域は、病理スライドイメージに対する一
つ以上の対象アイテムの検出結果又は病理スライドイメージが関心領域抽出モデルに入力
されることにより出力される領域であり、関心領域抽出モデルは、参照病理スライドイメ
ージに対する一つ以上の対象アイテムの検出結果又は参照病理スライドイメージが入力さ
れることで、参照関心領域を出力するように学習される。
【0010】
本開示の一実施例において、獲得するステップは、一つ以上の関心領域の免疫表現型を
獲得するステップを含み、生成するステップは、一つ以上の関心領域の免疫表現型に対応
する視覚的な標識を含むイメージを生成するステップを含み、免疫表現型は免疫活性、免
疫排除又は免疫欠乏の少なくとも一つを含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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