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公開番号2025165567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024069690
出願日2024-04-23
発明の名称シート処理装置、画像形成システム、及び制御方法
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人個人
主分類B65H 31/36 20060101AFI20251028BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】トレイ上において複数枚のシートを適切に整合させることを可能にする。
【解決手段】シート処理装置5は、搬送される1枚ずつのシート9を積載するトレイ35と、トレイ35の一端に設けられた規制部材37と、トレイ35上において昇降可能に設けられ、搬送されるシート9に接触して回転することにより、シート9の一端を規制部材37に突き当てて整合させるパドル部材50と、トレイ35上におけるパドル部材50の高さ位置を、トレイ35上に積載されたシート枚数、及び、搬送されるシート9のシート情報に基づいて決定し、パドル部材50の高さ位置を制御する制御部8と、を備える。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
搬送される1枚ずつのシートを積載するトレイと、
前記トレイの一端に設けられた規制部材と、
前記トレイ上において昇降可能に設けられ、搬送されるシートに接触して回転することにより、シートの一端を前記規制部材に突き当てて整合させるパドル部材と、
前記トレイ上における前記パドル部材の高さ位置を、前記トレイ上に積載されたシート枚数、及び、搬送されるシートのシート情報に基づいて決定し、前記パドル部材の高さ位置を制御する制御部と、
を備えることを特徴とするシート処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、1枚のシートが搬送される度に、前記パドル部材の高さ位置を変更することを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記シート情報には、シートの厚さ情報が含まれており、
前記制御部は、前記シート枚数、及び、前記厚さ情報に基づいて前記パドル部材の高さ位置を決定することを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記厚さ情報に基づきシートの坪量区分を決定し、当該坪量区分に予め定められた代表値に基づいて前記パドル部材の高さ位置を決定することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項5】
前記シート情報には、シートのサイズ情報が含まれており、
前記制御部は、決定した前記パドル部材の高さ位置を、前記サイズ情報に基づいて補正することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項6】
前記サイズ情報が示すシートのサイズが所定サイズよりも大きい場合、前記制御部は、決定した前記パドル部材の高さ位置よりも低い高さ位置に補正することを特徴とする請求項5に記載のシート処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、搬送されるシートの表裏に対する画像形成状態に応じて、決定した前記パドル部材の高さ位置を補正することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、搬送されるシートに転写されているトナー量に基づいて、決定した前記パドル部材の高さ位置を補正することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、温度情報及び湿度情報を取得し、前記温度情報及び前記湿度情報に基づいて、決定した前記パドル部材の高さ位置を補正することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項10】
先端部で前記パドル部材を保持し、基端部に挿通された回転軸を中心に揺動することにより、前記パドル部材の高さ位置を変化させる保持部材と、
前記保持部材の前記先端部に係合して前記保持部材を揺動させる揺動アームと、
を備え、
前記制御部は、前記揺動アームを駆動して前記保持部材を揺動させることにより、前記パドル部材の高さ位置を制御することを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート処理装置、画像形成システム、及び制御方法に関し、特にシートをトレイ上に整合させる技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置から排出されるシートを整合させるために、パドル部材を備えるシート処理装置が提案されている(例えば特許文献1)。このシート処理装置は、画像形成装置から1枚のシートが排出される度に、パドル部材を回転させ、シートの後端をトレイ上の所定位置に整合させる。シート処理装置は、シートを整合させるとき、パドル部材をトレイ上に下降させて回転させるようにしている。従来のシート処理装置は、トレイ上に積載されたシートが所定枚数に達すると、パドル部材をトレイ上に下降させる際の移動量が小さくなるように制御している。
【0003】
ところで、近年、パドル部材を備えたシート処理装置は、画像形成装置の装置本体の胴部に搭載されることがある(例えば特許文献2)。シート処理装置が装置本体の胴部に搭載される場合、シート処理装置を小型化することが必要不可欠である。そのため、シートを整合させるためのパドル部材の小径化が避けられない。パドル部材が小径化すると、シートを整合させるために、シートに適切な搬送力を付与することが難しくなる。例えばパドル部材の根元部分がシートに当たると、搬送力が大きくなるため、シート整合時にシートが座屈する可能性がある。これに対し、パドル部材の先端部分がシートに当たるだけでは、十分な搬送力が得られず、整合不良が生じる可能性がある。したがって、上述した従来技術のように、所定枚数ごとにパドル部材の移動量を制御するだけでは、シートを適切に整合させることができないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-144911号公報
特開2024-10926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、シートを適切に整合させることができるシート処理装置、画像形成システム、及び制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、シート処理装置であって、搬送される1枚ずつのシートを積載するトレイと、前記トレイの一端に設けられた規制部材と、前記トレイ上において昇降可能に設けられ、搬送されるシートに接触して回転することにより、シートの一端を前記規制部材に突き当てて整合させるパドル部材と、前記トレイ上における前記パドル部材の高さ位置を、前記トレイ上に積載されたシート枚数、及び、搬送されるシートのシート情報に基づいて決定し、前記パドル部材の高さ位置を制御する制御部と、を備えることを特徴とする構成である。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1のシート処理装置において、前記制御部は、1枚のシートが搬送される度に、前記パドル部材の高さ位置を変更することを特徴とする構成である。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1のシート処理装置において、前記シート情報には、シートの厚さ情報が含まれており、前記制御部は、前記シート枚数、及び、前記厚さ情報に基づいて前記パドル部材の高さ位置を決定することを特徴とする構成である。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項3のシート処理装置において、前記制御部は、前記厚さ情報に基づきシートの坪量区分を決定し、当該坪量区分に予め定められた代表値に基づいて前記パドル部材の高さ位置を決定することを特徴とする構成である。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項3のシート処理装置において、前記シート情報には、シートのサイズ情報が含まれており、前記制御部は、決定した前記パドル部材の高さ位置を、前記サイズ情報に基づいて補正することを特徴とする構成である。
(【0011】以降は省略されています)

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