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公開番号2025164910
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2025143370,2021105835
出願日2025-08-29,2021-06-25
発明の名称運転評価制御装置、および運転評価制御方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20251023BHJP(信号)
要約【課題】異常走行を適切に評価すること。
【解決手段】運転評価制御装置は、車両の運転者の映像データまたは運転者の生体情報に基づいて、運転者の感情レベルを推測し、推測した感情レベルが閾値レベル以上であるか否かを判定する感情判定部と、車両の挙動を示す車両情報を取得する車両情報取得部と、車両の速度が第1の閾値を超えた場合、車両の加速度が第2の閾値を超えた場合、車両のハンドル操作量が第3の閾値を超えた場合、車両のアクセル操作量が第4の閾値を超えた場合、および周囲を走行する他車両との車間距離が第5の閾値を超えた場合のうち、少なくともいずれかである場合に、車両が異常走行を行っていると判定する異常走行判定部と、を備え、異常走行判定部は、感情レベルが記閾値レベル以上と判定された継続時間が長いほど、車両が異常走行を行っていると判定されやすくなる方向に、いずれかの閾値を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の運転者の映像データまたは前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の感情レベルを推測し、推測した前記感情レベルが閾値レベル以上であるか否かを判定する感情判定部と、
前記車両の挙動を示す車両情報を取得する車両情報取得部と、
前記車両の速度が第1の閾値を超えた場合、前記車両の加速度が第2の閾値を超えた場合、前記車両のハンドル操作量が第3の閾値を超えた場合、前記車両のアクセル操作量が第4の閾値を超えた場合、および周囲を走行する他車両との車間距離が第5の閾値を超えた場合のうち、少なくともいずれかである場合に、前記車両が異常走行を行っていると判定する異常走行判定部と、
を備え、
前記異常走行判定部は、前記感情レベルが前記閾値レベル以上と判定された継続時間が長いほど、前記車両が異常走行を行っていると判定されやすくなる方向に、前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3の閾値、前記第4の閾値、および前記第5の閾値のうち少なくともいずれかを変更する、
運転評価制御装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
車両の運転者の映像データまたは前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の感情レベルを推測し、推測した前記感情レベルが閾値レベル以上であるか否かを判定する感情判定ステップと、
前記車両の挙動を示す車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
前記車両の速度が第1の閾値を超えた場合、前記車両の加速度が第2の閾値を超えた場合、前記車両のハンドル操作量が第3の閾値を超えた場合、前記車両のアクセル操作量が第4の閾値を超えた場合、および周囲を走行する他車両との車間距離が第5の閾値を超えた場合のうち、少なくともいずれかである場合に、前記車両が異常走行を行っていると判定する異常走行判定ステップと、
を実行する異常走行判定方法であって、
前記異常走行判定ステップは、前記感情レベルが前記閾値レベル以上と判定された継続時間が長いほど、前記車両が異常走行を行っていると判定されやすくなる方向に、前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3の閾値、前記第4の閾値、および前記第5の閾値のうち少なくともいずれかを変更する、
運転評価制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転評価制御装置、および運転評価制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両の挙動を観測して、危険運転を行う可能性を判定する技術が開示されている(例え
ば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-102092号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運転者がイライラするなど感情が変化すると、煽り運転または意図的な割り込みなどのいわゆる異常走行をするおそれがある。異常走行は、自車両または他車両の事故を誘発するおそれがある。そこで、このような異常走行を適切に評価することが望まれる。
【0005】
本発明は、異常走行を適切に評価することのできる運転評価制御装置、および運転評価制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る運転評価制御装置は、車両の運転者の映像データまたは運転者の生体情報に基づいて、運転者の感情レベルを推測し、推測した感情レベルが閾値レベル以上であるか否かを判定する感情判定部と、車両の挙動を示す車両情報を取得する車両情報取得部と、車両の速度が第1の閾値を超えた場合、車両の加速度が第2の閾値を超えた場合、車両のハンドル操作量が第3の閾値を超えた場合、車両のアクセル操作量が第4の閾値を超えた場合、および周囲を走行する他車両との車間距離が第5の閾値を超えた場合のうち、少なくともいずれかである場合に、車両が異常走行を行っていると判定する異常走行判定部と、を備え、 異常走行判定部は、感情レベルが閾値レベル以上と判定された継続時間が長いほど、車両が異常走行を行っていると判定されやすくなる方向に、第1の閾値、第2の閾値、第3の閾値、第4の閾値、および第5の閾値のうち少なくともいずれかを変更する。
【0007】
本発明に係る運転評価制御方法は、車両の運転者の映像データまたは運転者の生体情報に基づいて、運転者の感情レベルを推測し、推測した感情レベルが閾値レベル以上であるか否かを判定する感情判定ステップと、車両の挙動を示す車両情報を取得する車両情報取得ステップと、車両の速度が第1の閾値を超えた場合、車両の加速度が第2の閾値を超えた場合、車両のハンドル操作量が第3の閾値を超えた場合、車両のアクセル操作量が第4の閾値を超えた場合、および周囲を走行する他車両との車間距離が第5の閾値を超えた場合のうち、少なくともいずれかである場合に、車両が異常走行を行っていると判定する異常走行判定ステップと、を含むステップをコンピュータが実行し、異常走行判定ステップは、感情レベルが閾値レベル以上と判定された継続時間が長いほど、車両が異常走行を行っていると判定されやすくなる方向に、第1の閾値、第2の閾値、第3の閾値、第4の閾値、および第5の閾値のうち少なくともいずれかを変更する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、異常走行を適切に評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る運転評価装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、第1実施形態に係る運転評価装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図3は、第2実施形態に係る運転評価装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図4は、第3実施形態に係る運転評価装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図5は、第4実施形態に係る運転評価装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施
形態により本発明が限定されるものではなく、また、以下の実施形態において、同一の部
位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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