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公開番号2025165250
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024069250
出願日2024-04-22
発明の名称車両温度異常警報システム
出願人杭特電子股分有限公司,個人
代理人個人
主分類G08B 21/00 20060101AFI20251027BHJP(信号)
要約【課題】モータービークルの駐車スペースにおいて、車両の発火燃焼が発生しないようにする。
【解決手段】本発明は、駐車枠に設置され、ハウジングと、ハウジング内に設けられ、車両のシャーシの温度を感知し、第1温度信号を生成する第1温度感知モジュールと、ハウジング内に設けられ、第1温度感知モジュールに接続され、第1温度信号を受信し、第1温度信号の第1温度値が所定値を超えているかどうかを判定する信号処理モジュールと、ハウジング内に設けられ、信号処理モジュールに接続され、警報信号を伝送する信号伝送モジュールとを備え、第1温度値が所定値を超えると、信号処理モジュールはトリガ信号を生成し、信号伝送モジュールに送信し、信号伝送モジュールに警報信号を伝送させる車両温度異常警報システムを開示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駐車枠に設置され、
ハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、車両のシャーシの温度を感知し、第1温度信号を生成する第1温度感知モジュールと、
前記ハウジングに設けられ、前記第1温度感知モジュールに接続され、前記第1温度信号を受信し、前記第1温度信号の第1温度値が所定値を超えているかどうかを判定する信号処理モジュールと、
前記ハウジングに設けられ、前記信号処理モジュールに接続され、警報信号を伝送する信号伝送モジュールと、
前記第1温度値が所定値を超えると、前記信号処理モジュールはトリガ信号を生成し、前記信号伝送モジュールに送信し、前記信号伝送モジュールに前記警報信号を伝送させる車両温度異常警報システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1温度感知モジュールの位置に対向して前記ハウジングに設けられ、前記信号処理モジュールに接続され、前記車両のシャーシの前記温度を感知し、第2温度信号を生成し、前記信号処理モジュールに送信し、前記信号処理モジュールは、前記第2温度信号の第2温度値が所定値を超えているかどうかを判定する第2温度感知モジュールをさらに備え、
前記第2温度値が所定値を超えると、前記信号処理モジュールはトリガ信号を生成し、信号伝送モジュールに送信する請求項1に記載の車両温度異常警報システム。
【請求項3】
前記ハウジングに設けられ、前記信号処理モジュールに接続され、距離感知信号を生成し、前記信号処理モジュールに送信する距離感知モジュールをさらに備え、
前記信号処理モジュールは、前記距離感知信号の距離値の大きさに応じて前記所定値の大きさを調整する請求項1に記載の車両温度異常警報システム。
【請求項4】
前記ハウジングに設けられ、前記信号処理モジュールに接続され、環境温度感知信号を生成し、信号処理モジュールに送信する環境温度感知モジュールをさらに備え、
前記信号処理モジュールは、前記環境温度感知信号の環境温度値の大きさに応じて前記所定値の大きさを調整する請求項1に記載の車両温度異常警報システム。
【請求項5】
前記信号処理モジュールに接続され、前記第1温度信号を記憶する記憶モジュールをさらに備える請求項1に記載の車両温度異常警報システム。
【請求項6】
前記信号伝送モジュールはBluetooth伝送モジュール、WIFI伝送モジュール、4G/5G信号伝送モジュール、ネットワーク伝送路を含む請求項1に記載の車両温度異常警報システム。
【請求項7】
前記ハウジングは金属材質である請求項1に記載の車両温度異常警報システム。
【請求項8】
前記ハウジングは防水材質である請求項1に記載の車両温度異常警報システム。
【請求項9】
前記ハウジングは固定具により前記駐車枠に固定されている請求項1に記載の車両温度異常警報システム。
【請求項10】
入力インタフェースを提供し、有線伝送技術または無線伝送技術により前記所定値を伝送する操作モジュールをさらに備える請求項1に記載の車両温度異常警報システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は異常警報システムに関し、特に車両温度異常警報システムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
モータービークルは使用者によく使われる交通手段であり、自動車またはオートバイに関わらず、使用者はモータービークルを駐車スペースに駐車して離れる。しかし、使用者がモータービークルを駐車する駐車スペースは室外である可能性があるため、あるいは駐車スペースはユーザが住んでいる室内であっても、モータービークルに一旦異常な状況、特に温度異常による燃焼が発生すると、使用者に直ちに発見されることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これにより、車両温度異常警報システムをどのように提供するかが現在研究する必要が課題となっている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、駐車枠に設置され、ハウジングと、ハウジング内に設けられ、車両のシャーシの温度を感知し、第1温度信号を生成する第1温度感知モジュールと、ハウジング内に設けられ、第1温度感知モジュールに接続され、第1温度信号を受信し、第1温度信号の第1温度値が所定値を超えているかどうかを判定する信号処理モジュールと、ハウジング内に設けられ、信号処理モジュールに接続され、警報信号を伝送する信号伝送モジュールとを備え、第1温度値が所定値を超えると、信号処理モジュールはトリガ信号を生成し、信号伝送モジュールに送信し、信号伝送モジュールに警報信号を伝送させる車両温度異常警報システムを開示する。
【0005】
前記により、本発明の車両温度異常警報システムは非接触温度センサにより電気自動車のシャーシの温度を検知し、温度が高すぎると、早期警報機能を有効させ、監視センターや車両所有者に通知し、さらに降温設備を起動することで、車両の発火燃焼が発生しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は本発明の車両温度異常警報システムの実施例1を示す概略ブロック図である。
図2は本発明の車両温度異常警報システムの実施例2を示す概略ブロック図である。
図3は本発明の車両温度異常警報方法のステップフローチャートである。
図4は本発明の車両温度異常警報システムの平面図、使用概略図及び側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1を参照すると、図1は本発明の車両温度異常警報システムの実施例1を示すブロック概略図である。車両温度異常警報システム1は駐車枠に設置され、ハウジング11と、第1温度感知モジュール12と、信号処理モジュール13と、信号伝送モジュール14とを備える。第1温度感知モジュール12は、ハウジング11内に設けられ、車両のシャーシの温度を感知し、第1温度信号を生成する。信号処理モジュール13と、信号伝送モジュール14とは何れもハウジング11内に設けられている。信号処理モジュール13は、第1温度感知モジュール12に接続され、第1温度信号を受信し、第1温度信号の第1温度値が所定値を超えているかどうかを判定する。信号伝送モジュール14は、信号処理モジュール13に接続され、警報信号を伝送する。第1温度値が所定値を超えると、信号処理モジュール13はトリガ信号を生成し、信号伝送モジュール14に送信し、信号伝送モジュール14に警報信号を伝送させる。
【0008】
本発明の実施例において、ハウジング11は金属材質である。本発明の別の実施例において、ハウジングは防水材質である。あるいは、本発明の実施例において、ハウジングは、金属材質と防水材質の両方であってもよい。本発明の実施例において、ハウジングは台座及び上蓋を備え、台座及び上蓋には、各モジュールを設置する収容空間が形成され、台座及び上蓋は固定具により駐車枠にまとめて固定され、固定具は例えばネジ、接着剤である。また、上蓋面には円弧面取りが含まれており、車両に轢かれた際に過大な振動が発生しないようにすることができる。
【0009】
図2を参照すると、図2は本発明の車両温度異常警報システムの実施例2を示すブロック概略図である。本実施例において、車両温度異常警報システム1は、第1温度感知モジュール12の位置に対向してハウジング11に設けられ、信号処理モジュール13に接続され、車両のシャーシの温度を感知し、第2温度信号を生成し、信号処理モジュール13に送信する第2温度感知モジュール15をさらに備え、信号処理モジュール13は第2温度信号の第2温度値が所定値を超えているかどうかを判定する。第2の温度値が所定値を超えると、信号処理モジュール13はトリガ信号を生成し、信号伝送モジュール14に送信する。本実施例において、車両温度異常警報システム1に第2温度感知モジュール15がさらに設けられる目的は、車両が前後には長く、左右には短い形状であるため、第1温度感知モジュール12の設置位置でのばらつきにより温度感知上の誤差が大きくなくなるように、本実施例においてさらに第2温度感知モジュール15を設けて車両のシャーシの温度を感知させ、第1温度感知モジュール12及び第2温度感知モジュール15が車両の長さ方向に前後に設置されている。好ましくは、第1温度感知モジュール12と第2温度感知モジュール15は1m以上離れている。
【0010】
図2の実施例において、車両温度異常警報システム1は、ハウジング11に設けられ、信号処理モジュール13に接続され、距離感知信号を生成し、信号処理モジュール13に送信する距離感知モジュール16をさらに備え、信号処理モジュール13は距離感知信号の距離値の大きさに応じて所定値の大きさを調整する。上述したように、温度感知モジュール12,15の設置位置でのばらつきにより、温度感知上の誤差が大きくなる可能性があるため、本実施例において、車両温度異常警報システム1は、さらに距離感知モジュール16により生成される距離値に基づき、所定値の大きさを調整する。例えば、距離感知モジュール16はA車のシャーシの高さが高いと感知すると、第1温度感知モジュール12及び第2温度感知モジュール15の温度感知が不感になるため、第1温度感知モジュール12及び第2温度感知モジュール15の温度に対する感度を高めるように、信号処理モジュール13は相応して調整し小さい所定値を設定する。距離感知モジュール16はB車のシャーシの高さが低いと感知すると、第1温度感知モジュール12及び第2温度感知モジュール15の温度感知が鋭敏になるので、第1温度感知モジュール12又は第2温度感知モジュール15の温度に対する感度を低下させるように、信号処理モジュール13は相応して調整し大きな所定値を設定する。本発明の実施例において、距離感知モジュール16は赤外線センサ、マイクロ波レーダである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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