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公開番号
2025167798
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024072715
出願日
2024-04-26
発明の名称
情報伝達システム
出願人
国立大学法人九州工業大学
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20251030BHJP(信号)
要約
【課題】発光ダイオードを用いて情報伝達を行う情報伝達システムであって、既存のハードウェアを利用することで安価で実現可能とした情報伝達システムを提供する。
【解決手段】1つまたは複数の発光ダイオードを点灯させて所定の状態であることを表示する、または所定の明るさとする表示装置と、この表示装置を、撮像素子を用いて撮影することで動画データを生成する撮影装置と、この動画データを解析することで所定の情報を特定する解析装置とによる情報伝達システムとする。特に、撮影装置は、動画撮影モードで駆動して動画データを生成し、解析装置は、動画データから所定の周波数情報を抽出することで、この周波数情報にあらかじめ関連付けしていた所定の情報を特定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
1つまたは複数の発光ダイオードを点灯させて所定の状態であることを表示する、または所定の明るさとする表示装置と、
前記表示装置を、撮像素子を用いて撮影することで動画データを生成する撮影装置と、
前記動画データを解析することで所定の情報を特定する解析装置と
を備えた情報伝達システムであって、
前記撮影装置は、動画撮影モードで駆動して前記動画データを生成し、
前記解析装置は、前記動画データから所定の周波数情報を抽出することで、この周波数情報にあらかじめ関連付けしていた前記の所定の情報を特定する
情報伝達システム。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記周波数情報は、前記発光ダイオードを点灯させている駆動周波数、または同駆動周波数に重畳した所定の周波数、もしくは、同駆動周波数を変調させた変調周波数に基づく周波数である請求項1に記載の情報伝達システム。
【請求項3】
前記周波数情報は、前記動画撮影モードのフレームレートまたは同フレームレートの整数倍に基づく周波数とは異なる周波数としている請求項1または請求項2に記載の情報伝達システム。
【請求項4】
前記表示装置が、自動車または自動二輪車のテールランプである請求項1または請求項2に記載の情報伝達システム。
【請求項5】
前記表示装置が、道路に設置した信号機または情報表示板である請求項1または請求項2に記載の情報伝達システム。
【請求項6】
前記表示装置が、街灯または室内照明である請求項1または請求項2に記載の情報伝達システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光ダイオードを用いた情報伝達システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今、発光ダイオードを用いた照明装置や表示装置が広く利用されている。発光ダイオードは、オン状態では常に発光しているように見えるが、実際には人間の目では認識できないほどの早さで点滅させている。このように点滅させる理由の一つは、交流電源を利用しているからであり、これにより電力消費の抑制も可能となっている。
【0003】
特に、東日本では、50Hzの交流電源に対応して100Hz、西日本では、60Hzの交流電源に対応して120Hzで点滅させていることが多い。本発明では、このように発光ダイオードがオン状態となって点滅することで常に発光していると認識される状態を「点灯」している状態と呼ぶことにする。
【0004】
発光ダイオードを点灯させる場合には、一般的には、100Hzや120Hzの矩形波信号を用いて発光ダイオードに所定の電流を流しているが、この矩形波信号を調整することで情報送信手段とすることができる。例えば、発熱電球や発光ダイオードを用いた信号機で基準位置情報を送信する地図情報システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
この地図情報システムでは、信号機の青色を点灯させる際に、基準位置情報を「0」と「1」の2値化データとし、「0」と「1」とで矩形波信号を変調させて点灯させている。この信号機の光は、光センサ等の受光手段で受光して電気信号とし、この電気信号を復調することで基準位置情報を特定し、基準位置情報の伝達を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平05-224596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
受光手段である光センサは、いわゆるCCD(Charge Coupled Devices )イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサと呼ばれる撮像素子であって、通常、検出対象の発光ダイオードに用いる矩形波信号よりも高クロックの駆動信号で作動させることにより、点灯させた発光ダイオードの発光状態と消光状態とを識別可能としている。すなわち、受光手段を用いる場合には、専用の信号処理装置が必要となっており、しかも、この信号処理装置では、高クロックの信号処理が必要となることで、比較的高価な装置となっていた。
【0008】
本発明者は、高価な信号処理装置ではなく、昨今の携帯電話に搭載されているCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の撮像素子及びその駆動回路を用いて、情報の伝達を行えないか検討していたところ、本発明を成すに至ったものである。
【0009】
すなわち、本発明では、発光ダイオードを用いて情報伝達を行う情報伝達システムであって、既存のハードウェアを利用することで安価で実現可能とした情報伝達システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の情報伝達システムは、1つまたは複数の発光ダイオードを点灯させて所定の状態であることを表示する、または所定の明るさとする表示装置と、この表示装置を、撮像素子を用いて撮影することで動画データを生成する撮影装置と、この動画データを解析することで所定の情報を特定する解析装置とを備えた情報伝達システムである。特に、本発明の情報伝達システムでは、撮影装置は、動画撮影モードで駆動して動画データを生成し、解析装置は、動画データから所定の周波数情報を抽出することで、この周波数情報にあらかじめ関連付けしていた所定の情報を特定することに特徴を有するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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