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公開番号
2025164448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024068436
出願日
2024-04-19
発明の名称
蓄電量推定装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01R
31/387 20190101AFI20251023BHJP(測定;試験)
要約
【課題】二次電池において電圧検知によらずに負極のステージ変化を検知することで二次電池の蓄電量を推定すること。
【解決手段】
二次電池の充電時又は放電時の温度変化を取得し、温度変化の変化率が変動したか否かを判断し、温度変化の変化率が変動したと判断した場合に、二次電池の蓄電量が所定蓄電量になったものと推定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
二次電池の蓄電量推定装置であって、
前記二次電池の充電時又は放電時の温度変化を取得する温度取得部と、
前記温度変化の変化率が変動したか否かを判断する変化判断部と、
前記温度変化の変化率が変動したと判断した場合に、前記二次電池の蓄電量が所定蓄電量になったものと推定する蓄電量推定部と、を備える蓄電量推定装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記変化判断部は、前記温度変化の変化率が前記二次電池の吸熱反応を示す場合に、前記温度変化の変化率が変動したと判断する、請求項1に記載の蓄電量推定装置。
【請求項3】
前記二次電池の充放電を制御する充放電制御部を更に備え、
前記二次電池は複数設けられ且つ直列接続されており、
前記変化判断部が最初の二次電池の温度変化の変化率を検知した後、前記充放電制御部がその他の前記二次電池の充放電電流を制限し、
前記蓄電量推定部は、複数の前記二次電池における電圧段差を検知し、それらに基づいて蓄電量を推定する、請求項1又は2に記載の蓄電量推定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、二次電池の蓄電量推定装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
二次電池の充電状態を推定する方法として、下記特許文献1に記載のものが知られている。下記特許文献1では、充電レートや放電レートごとに電圧変化率とSOC(State Of Charge)のマップを保持し、電圧変化率に応じて負極のステージ変化に伴う電圧の段差を検知している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/010475号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の推定方法は、充電電流や放電電流が一定の場合に適用できるものであり、車両のようにSOCに応じて充電電流や放電電流が変化する場合には適用できるものではない。
【0005】
負極のステージ構造変化の挙動を検知するには電圧検知による方法が最も正確であるけれども、負極電位は直接検知することができず、正極電位を推定したうえでCCV電圧から引いて推定する必要がある。
【0006】
しかしながら、正極電位は一定とすることができるものの、CCV電圧は抵抗変化や分極などの影響で変動するので、CCV電圧から正極電位を引くことで求められる負極電位を正確に推定することができない。
【0007】
上記特許文献1に記載の通り、そもそも電位変化でステージ変化を捉えようとすると、電流を一定にして電位推定する必要がある。ここで、電流が一定でも電流値が大きい場合、電極の特性によって負極の電位段差が検知できなくなるという課題もある。この傾向は三元系電池よりもLFP電池のほうが顕著である。
【0008】
そこで本開示では、二次電池において電圧検知によらずに負極のステージ変化を検知することで二次電池の蓄電量を推定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、二次電池の蓄電量推定装置であって、二次電池の充電時又は放電時の温度変化を取得する温度取得部と、温度変化の変化率が変動したか否かを判断する変化判断部と、温度変化の変化率が変動したと判断した場合に、二次電池の蓄電量が所定蓄電量になったものと推定する蓄電量推定部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、二次電池において電圧検知によらずに負極のステージ変化を検知することで二次電池の蓄電量を推定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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