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公開番号2025164388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024068339
出願日2024-04-19
発明の名称加熱調理器
出願人リンナイ株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H05B 6/12 20060101AFI20251023BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】第1空気通路の最も下流側に配置される誘導加熱コイルを十分に冷却することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する加熱調理器は、外部から空気を取り込む吸気口と、外部へ空気を送り出す排気口を有する第1空気通路と、第1空気通路の内部に配置された複数の誘導加熱コイルと、第1空気通路の内部に空気の流れを発生させるファンと、第1空気通路とは別個に設けられた第2空気通路とを備える。第2空気通路は、複数の誘導加熱コイルのうちの1つよりも下流側で、かつ複数の誘導加熱コイルのうちの最も下流側にあるものの少なくとも一部よりも上流側で、第1空気通路に合流している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
外部から空気を取り込む吸気口と、外部へ前記空気を送り出す排気口を有する第1空気通路と、
前記第1空気通路の内部に配置された複数の誘導加熱コイルと、
前記第1空気通路の内部に空気の流れを発生させるファンと、
前記第1空気通路とは別個に設けられた第2空気通路と、
を備える加熱調理器であって、
前記第2空気通路が、前記複数の誘導加熱コイルのうちの1つよりも下流側で、かつ前記複数の誘導加熱コイルのうちの最も下流側にあるものの少なくとも一部よりも上流側で、前記第1空気通路に合流している、加熱調理器。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記第2空気通路が、前記複数の誘導加熱コイルのうちの前記1つよりも上流側で、前記第1空気通路から分岐している、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記ファンが、前記複数の誘導加熱コイルよりも上流側に配置されている、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記第2空気通路が、前記第1空気通路よりも下方に位置する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記第1空気通路と前記第2空気通路の間で熱が移動することを妨げる断熱構造をさらに備える、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記複数の誘導加熱コイルは、2つの誘導加熱コイルのみを含む、請求項1から5の何れか一項に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、加熱調理器が開示されている。前記加熱調理器は、外部から空気を取り込む吸気口と、外部へ前記空気を送り出す排気口を有する第1空気通路と、前記第1空気通路の内部に配置された複数の誘導加熱コイルと、前記第1空気通路の内部に空気の流れを発生させるファンとを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-139969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の加熱調理器では、第1空気通路の内部に配置された複数の誘導加熱コイルをファンから送風される空気によって冷却する際に、第1空気通路の最も下流側に設置されている誘導加熱コイルに供給される空気は、上流側に配置された誘導加熱コイルが排出した熱を含むことがある。その場合、最も下流側に配置されている誘導加熱コイルには、排熱を含む比較的温度が高い空気が供給されるので、最も下流側に配置されている誘導加熱コイルを十分に冷却することが出来ないおそれがある。本明細書では、第1空気通路の最も下流側に配置される誘導加熱コイルを十分に冷却することが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する第1の態様の加熱調理器は、外部から空気を取り込む吸気口と、前記外部へ前記空気を送り出す排気口を有する第1空気通路と、前記第1空気通路の内部に配置された複数の誘導加熱コイルと、前記第1空気通路の内部に空気の流れを発生させるファンと、前記第1空気通路とは別個に設けられた第2空気通路とを備えていてもよい。前記第2空気通路が、前記複数の誘導加熱コイルのうちの1つよりも下流側で、かつ前記複数の誘導加熱コイルのうちの最も下流側にあるものの少なくとも一部よりも上流側で、前記第1空気通路に合流していてもよい。
【0006】
上記の構成によれば、複数の誘導加熱コイルのうちの最も下流側に配置されている誘導加熱コイルに対して、上流側の誘導加熱コイルの排熱を含んでいない低温の空気を供給することができる。また、最も下流側に配置されている誘導加熱コイルに供給される空気の量も増加させることができる。このような構成とすることによって、第1空気通路の最も下流側に配置される誘導加熱コイルを十分に冷却することができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様の加熱調理器において、前記第2空気通路が、前記複数の誘導加熱コイルのうちの前記1つよりも上流側で、前記第1空気通路から分岐していてもよい。
【0008】
上記の構成によれば、第2空気通路に外部からの空気を取り入れるための吸気口を、第1空気通路に外部からの空気を取り入れるための吸気口とは別個に設ける必要がないので、構造を簡素化することができる。
【0009】
第3の態様では、上記第1または第2の態様において、前記ファンが、前記複数の誘導加熱コイルよりも上流側に配置されていてもよい。
【0010】
仮に、ファンが複数の誘導加熱コイルよりも下流側に配置されている場合、複数の誘導加熱コイルの排熱を含む比較的高温の空気がファンを通過するため、ファンが過熱されるおそれがある。上記の構成によれば、複数の誘導加熱コイルの排熱を含んでいない低温の空気がファンを通過するので、ファンが過熱されることを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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