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公開番号2025163313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-29
出願番号2022142233
出願日2022-09-07
発明の名称プリント配線板
出願人住友電工プリントサーキット株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01F 17/00 20060101AFI20251022BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】厚さ方向において隣り合っている2つのプリント配線板を接着する際に当該2つのプリント配線板の間から接着剤が流出してしまうことを抑制可能なプリント配線板を提供する。
【解決手段】プリント配線板は、主面を有するベースフィルムと、主面上に配置されている第1配線及び第2配線とを備えている。第1配線及び第2配線の各々は、平面視において渦巻き状に巻回されている。第2配線は、平面視において第1配線よりも内側に配置されている。隣り合っている第1配線の2つの部分の間のピッチ及び隣り合っている第2配線の2つの部分の間のピッチは、第1配線の最外周にある部分と第2配線の最内周にある部分との間の間隔よりも小さくなっている。第1配線の巻き数を第2配線の巻き数により除した値は、0.1以上10.0以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
主面を有するベースフィルムと、
前記主面上に配置されている第1配線及び第2配線とを備え、
前記第1配線及び前記第2配線の各々は、平面視において渦巻き状に巻回されており、
前記第2配線は、平面視において前記第1配線よりも内側に配置されており、
隣り合っている前記第1配線の2つの部分の間のピッチ及び隣り合っている前記第2配線の2つの部分の間のピッチは、前記第1配線の最内周にある部分と前記第2配線の最外周にある部分との間の間隔よりも小さくなっており、
前記第1配線の巻き数を前記第2配線の巻き数により除した値は、0.1以上10.0以下である、プリント配線板。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記第1配線の巻き数を前記第2配線の巻き数により除した値は、0.1以上2.0未満である、請求項1に記載のプリント配線板。
【請求項3】
前記第1配線の巻き数を前記第2配線の巻き数により除した値は、0.2以上10.0以下である、請求項1に記載のプリント配線板。
【請求項4】
前記第1配線の巻き数を前記第2配線の巻き数により除した値は、0.2以上2.0未満である、請求項1に記載のプリント配線板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プリント配線板に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特開2021-197409号公報(特許文献1)には、コイル装置が記載されている。特許文献1に記載のコイル装置では、複数のプリント配線板を有している。プリント配線板は、ベースフィルムと、配線とを有している。ベースフィルムは、主面を有している。配線は、主面上に配置されている。配線は、平面視において渦巻き状に巻回されている。
【0003】
特許文献1に記載のコイル装置では、複数のプリント配線板が、当該コイル装置の厚さ方向に沿って重ねられている。接着剤により、隣り合っている2つのプリント配線板は、互いに接着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-197409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のコイル装置では、隣り合っている2つのプリント配線板を接着する際に、接着剤が当該2つのプリント配線板の間から流出してしまい、接着不良を生じさせるおそれがある。
【0006】
本開示は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本開示は、厚さ方向において隣り合っている2つのプリント配線板を接着する際に当該2つのプリント配線板の間から接着剤が流出してしまうことを抑制可能なプリント配線板を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るプリント配線板は、主面を有するベースフィルムと、主面上に配置されている第1配線及び第2配線とを備えている。第1配線及び第2配線の各々は、平面視において渦巻き状に巻回されている。第2配線は、平面視において第1配線よりも内側に配置されている。隣り合っている第1配線の2つの部分の間のピッチ及び隣り合っている第2配線の2つの部分の間のピッチは、第1配線の最内周にある部分と第2配線の最外周にある部分との間の間隔よりも小さくなっている。第1配線の巻き数を第2配線の巻き数により除した値は、0.1以上10.0以下である。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係るプリント配線板によると、厚さ方向において隣り合っている2つのプリント配線板を接着する際に当該2つのプリント配線板の間から接着剤が流出してしまうことを抑制可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、プリント配線板100の平面図である。
図2は、プリント配線板100の底面図である。
図3は、図1中のIII-IIIにおける断面図である。
図4は、2つのプリント配線板100が重ねて配置されている状態の断面図である。
図5は、変形例1に係るプリント配線板100の平面図である。
図6は、変形例1に係るプリント配線板100の底面図である。
図7は、変形例2に係るプリント配線板の平面図である。
図8は、プリント配線板100の製造工程図である。
図9は、準備工程S1を説明する断面図である。
図10は、貫通穴形成工程S2を説明する断面図である。
図11は、無電解めっき工程S3を説明する断面図である。
図12は、レジストパターン形成工程S4を説明する断面図である。
図13は、電解めっき工程S5を説明する断面図である。
図14は、レジストパターン除去工程S6を説明する断面図である。
図15は、プリント配線板200の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
まず、本開示の実施形態を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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