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公開番号
2025161114
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064032
出願日
2024-04-11
発明の名称
弁ストローク測定用治具
出願人
日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社
代理人
弁理士法人開知
主分類
G01B
5/00 20060101AFI20251017BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ダイヤルゲージを用いて弁棒のストロークを高精度に測定できる弁ストローク測定用治具を提供する。
【解決手段】弁2に対して相対的に静止する静止体2eに脱着可能に固定され、ダイヤルゲージ3の測定子3aを弁2の弁棒2aに沿うようにダイヤルゲージ3を保持する第1治具4と、弁棒2aに脱着可能に取り付けられ、第1治具4によって保持されたダイヤルゲージ3の測定子3aが当接される当接面51aを有する第2治具5とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
弁に対して相対的に静止する静止体に脱着可能に固定され、ダイヤルゲージの測定子を前記弁の弁棒に沿うように前記ダイヤルゲージを保持する第1治具と、
前記弁棒に脱着可能に取り付けられ、前記第1治具によって保持された前記ダイヤルゲージの測定子が当接される当接面を有する第2治具とを備えることを特徴とする弁ストローク測定用治具。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の弁ストローク測定用治具であって、
前記第1治具は、前記静止体に脱着可能に固定された2本の支柱と、前記2本の支柱に架け渡された梁とを有し、
前記ダイヤルゲージは、前記梁に固定されていることを特徴とする弁ストローク測定用治具。
【請求項3】
請求項2に記載の弁ストローク測定用治具であって、
前記静止体は強磁性体により形成され、
前記第1治具の前記2本の支柱は、それぞれ、磁力スイッチをON/OFFすることによって前記静止体に脱着可能に固定されるマグネットホルダ台によって支持されていることを特徴とする弁ストローク測定用治具。
【請求項4】
請求項1に記載の弁ストローク測定用治具であって、
前記第2治具は、前記弁棒の側面に沿って凹む凹部を有する2枚のプレートを有し、前記2枚のプレートが前記凹部によって前記弁棒を挟み込んだ状態で前記弁棒に固定されていることを特徴とする弁ストローク測定用治具。
【請求項5】
請求項3に記載の弁ストローク測定用治具であって、
前記マグネットホルダ台は前記静止体の平面上に脱着可能に固定されることを特徴とする弁ストローク測定用治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弁ストローク測定用治具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
発電プラントやその関連施設では、配管に大小さまざまな弁が設置され、目的に沿って流体の流れを制御・調整している。これらの弁は、発電プラントやその関連施設に設置された後に、その機能が正常で健全性を備えるか試験が行われる。
【0003】
これらの弁には、弁体を取り付けた弁棒を回転させることなく上下動させて流体の流量を調整する弁が用いられることがある。この種の弁に対する試験の1つとして、弁棒のストローク(動作長)を確認する試験が行われる。弁棒のストロークはダイヤルゲージで測定される。すなわち、ダイヤルゲージの先端の測定子が静止体に当たるようにダイヤルゲージを弁棒に固定し、弁棒の上下動により生じる変位をダイヤルゲージで読み取ることで測定される。弁棒へのダイヤルゲージの固定には、マグネットスタンド(マグネットベース)が用いられることがある。マグネットスタンドは、スイッチのON/OFF操作により磁石の吸着のON/OFFが切り替わるマグネットホルダ台と、当該マグネットホルダ台に支持された多関節型のアームとを備えたもので、マグネットホルダ台を弁棒の周面に吸着させ、アームの先端等にダイヤルゲージを固定して弁棒のストロークの計測が行われる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
弁棒のストロークの自動制御のニーズに伴い、弁棒のストロークを高精度(例えばμm単位)に測定することが必要となっている。
【0005】
しかしながら、上記した従来のストローク測定方法では、マグネットホルダ台を弁棒の周面(曲面)に磁力で吸着させているため、弁棒へのマグネットホルダ台の固定が不安定であり、測定子の先端の当接箇所が変動する虞がある。すなわち、当該変動により計測に誤差が生じ得るため、弁棒のストロークの高精度の測定が困難であった。
【0006】
本発明の目的は、弁棒のストロークを高精度に測定できる弁ストローク測定用治具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、弁に対して相対的に静止する静止体に脱着可能に固定され、ダイヤルゲージの測定子を前記弁の弁棒に沿うように前記ダイヤルゲージを保持する第1治具と、前記弁棒に脱着可能に取り付けられ、前記第1治具によって固定された前記ダイヤルゲージの測定子が当接される当接面を有する第2治具とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、弁棒に取り付けた第2治具に測定子が当接された状態で、静止体に固定された第1治具によってダイヤルゲージを安定的に保持できるので、弁棒のストロークを高精度に測定できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る弁ストローク測定用治具を弁に取り付けた状態を示す正面図である。
本発明の実施形態に係る弁ストローク測定用治具を弁に取り付けた状態を示す側面図である。
本発明の実施形態に係る第1治具の正面図である。
本発明の実施形態に係る第2治具の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る弁ストローク測定用治具の構成及び動作について説明する。なお、各図において、同一符号は同一部分を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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