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公開番号
2025161027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024063862
出願日
2024-04-11
発明の名称
超音波探触子
出願人
日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社
代理人
弁理士法人開知
主分類
G01N
29/24 20060101AFI20251017BHJP(測定;試験)
要約
【課題】被検査体の表面が曲面であったり、被検査体の表面に局所的な凹みがあっても、振動子と被検査体の間のギャップに空気が入ることを抑制できる超音波探触子を提供する。
【解決手段】振動子2と、振動子2を被検査体1に対向するように固定する超音波探触子本体3と、振動子2と被検査体1の間に形成されたギャップ4を囲むスカート部5とを備え、スカート部5には、ギャップ4に向かって開口しギャップ4に接触媒質7を供給する複数の供給口5bが設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
振動子と、
前記振動子を被検査体に対向するように固定する超音波探触子本体と、
前記振動子と前記被検査体の間に形成されたギャップを囲むスカート部とを備え、
前記スカート部には、前記ギャップ内に向かって開口し前記ギャップ内に接触媒質を供給する複数の供給口が設けられていることを特徴とする超音波探触子。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の超音波探触子であって、
前記スカート部には、前記被検査体に対向する対向面と前記ギャップに接する内周面とを接続するように形成され、前記対向面と前記内周面に対して傾斜する傾斜面が設けられていることを特徴とする超音波探触子。
【請求項3】
請求項2に記載の超音波探触子であって、
前記複数の供給口が、前記傾斜面に設けられていることを特徴とする超音波探触子。
【請求項4】
請求項1に記載の超音波探触子であって、
前記スカート部には、前記被検査体に対向する対向面と、前記ギャップを四方から囲む4つの内周面と、前記4つの内周面の下端の各々と前記対向面とを接続するように形成され、前記対向面と前記4つの内周面の各々に対して傾斜する4つの傾斜面とが設けられ、
前記複数の供給口は、前記4つの傾斜面のうちの対向する2つの傾斜面に設けられていることを特徴とする超音波探触子。
【請求項5】
請求項1に記載の超音波探触子であって、
前記スカート部には、前記被検査体に対向する対向面と、前記ギャップを四方から囲む4つの内周面と、前記4つの内周面の下端の各々と前記対向面とを接続するように形成され、前記対向面と前記4つの内周面の各々に対して傾斜する4つの傾斜面とが設けられ、
前記複数の供給口は、前記4つの傾斜面に設けられていることを特徴とする超音波探触子。
【請求項6】
請求項1に記載の超音波探触子であって、
前記スカート部には、前記ギャップを四方から囲む4つの内周面が設けられ、
前記複数の供給口は、前記4つの内周面のうちの対向する2面に設けられていることを特徴とする超音波探触子。
【請求項7】
請求項1に記載の超音波探触子であって、
前記スカート部には、前記ギャップを四方から囲む4つの内周面が設けられ、
前記複数の供給口は、前記4つの内周面に設けられていることを特徴とする超音波探触子。
【請求項8】
請求項1に記載の超音波探触子であって、
前記スカート部の前記被検査体に対向する対向面が、前記被検査体の表面の形状に沿うように形成されていることを特徴とする超音波探触子。
【請求項9】
請求項1に記載の超音波探触子であって、
前記スカート部は、前記超音波探触子本体に脱着可能に取り付けられていることを特徴とする超音波探触子。
【請求項10】
請求項1に記載の超音波探触子であって、
前記スカート部が樹脂によって形成されていることを特徴とする超音波探触子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波探触子に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
各種構造物の超音波探傷試験には、振動子と被検査体の間にギャップを設け、このギャップに接触媒質として水を充填する水ギャップ方式があり、この水ギャップ方法により超音波探傷試験を行うための超音波探触子が開発されている。
【0003】
この超音波探触子では、ギャップ内の水が漏れてギャップ内に空気が入ると、振動子と被検査体との音響結合が切断して測定不能となるので、ギャップ内に水を充満させることが重要である。
【0004】
特許文献1には、超音波探触子の周囲に設けられたスカート部分に、被検査体に対して接触媒質(水)を噴射する噴射口を設けて、ギャップ内の水が漏れることを抑制した超音波探触子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-276437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の超音波探触子は、被検査体の表面が曲面であったり、被検査体の表面に局所的な凹みがあると、ギャップ内の水が漏れてギャップ内に空気が入り、振動子と被検査体との音響結合が切断して測定不能となる場合があり、改善の余地があった。
【0007】
本発明の目的は、被検査体の表面が曲面であったり、被検査体の表面に局所的な凹みがあっても、振動子と被検査体の間のギャップに空気が入ることを抑制できる超音波探触子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、振動子と、前記振動子を被検査体に対向するように固定する超音波探触子本体と、前記振動子と前記被検査体の間に形成されたギャップを囲むスカート部とを備え、前記スカート部には、前記ギャップ内に向かって開口し前記ギャップ内に接触媒質を供給する複数の供給口が設けられている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、被検査体の表面が曲面であったり、被検査体の表面に局所的な凹みがあっても、ギャップ内に空気が侵入することを抑制でき、振動子と被検査体との音響結合が切断して測定不能となることを抑制できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る超音波探触子と被検査体の断面模式図である。
本発明の第1実施形態に係る超音波探触子を被検査体側から見た模式図である。
比較例に係る超音波探触子と被検査体の断面模式図である。
比較例に係る超音波探触子を被検査体側から見た模式図である。
本発明の第2実施形態に係る超音波探触子を被検査体側から見た模式図である。
本発明の第3実施形態に係る超音波探触子を被検査体側から見た模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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