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公開番号
2025158961
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2025062153
出願日
2025-04-04
発明の名称
サブバンド全二重動作における複数の物理ランダム・アクセス・チャネル送信
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04W
74/0833 20240101AFI20251009BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】サブバンド全二重動作(SBFD)における物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)送信を強化する方法、UE及びシステムを提供する。
【解決手段】方法は、ユーザー装置(UE)が、SBFD動作及びPRACH反復に関するコンフィギュレーションを受信し、コンフィギュレーションに基づいて、RACHオケージョン(RO)グループを構築し、ROグループからの少なくとも1つのROを利用して、基地局と通信する。ROグループは、SBFDシンボルのセット及びnon-SBFDシンボルのセットからの1つ以上のROを含む。
【選択図】図19
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザー装置(UE)が、サブバンド全二重(SBFD)動作及び物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)反復に関するコンフィギュレーションを受信するステップ;及び
前記UEが、前記コンフィギュレーションに基づいて、RACHオケージョン(RO)グループを構築するステップであって、前記ROグループは、SBFDシンボルのセット及びnon-SBFDシンボルのセットからの1つ以上のROを含む、ステップ;
を含む方法。
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【請求項2】
請求項1に記載の方法において、前記ROグループのうちの1つ以上のROは:
前記SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのRO;
前記non-SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのRO;又は
前記SBFDシンボルのセット及び前記non-SBFDシンボルのセットにわたるものの中からの少なくとも1つのRO;
のうちの1つ以上を含む、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法において、前記ROグループは、複数のROを含み、且つ、前記SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのROと前記non-SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのROとを含む、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法において、前記UEが、通信信号を基地局へ送信するステップを更に含み、前記通信信号は、前記ROグループに基づいて前記UEと前記基地局との間で通信を確立するように構成されている、方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法において、前記ROグループを構築するステップは、更に:
前記UEが、ROグループの第1のセットとROグループの第2のセットとを構築するステップを含み、
前記第1のセット内のROグループの各々は前記SBFDシンボルのセットからの1つ以上のROを含み、
前記第2のセット内のROグループの各々は前記non-SBFDシンボルのセットからの1つ以上のROを含み、
構築されたROグループは、前記ROグループの第1のセットと前記ROグループの第2のセットとに含まれている、方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法において:
前記第1のセット内のROグループの各々は、前記SBFDシンボルのセットからの1つ以上のROのみを含み、
前記第2のセット内のROグループの各々は、前記non-SBFDシンボルのセットからの1つ以上のROのみを含む、方法。
【請求項7】
請求項5に記載の方法において、更に:
前記UEが、PRACH反復の回数を決定するための閾データを受信するステップであって、前記閾データは参照信号受信電力(RSRP)レベルに基づいている、ステップ;
前記UEが、ダウンリンク・パスロス参照信号のRSRPを前記閾データと比較することによって、前記PRACH反復の回数を決定するステップ;
を含み、前記構築されたROグループは、決定されたPRACH反復の回数に基づいている、方法。
【請求項8】
請求項7に記載の方法において:
前記閾データは、前記ROグループの第1のセットのために第1の上位レイヤ・シグナリングによって提供された第1の閾値を示し;
前記閾データは、前記ROグループの第2のセットのために第2の上位レイヤ・シグナリングによって提供された第2の閾値を示し;及び
前記第1の閾値は前記第2の閾値と相違している、方法。
【請求項9】
請求項5に記載の方法において、SBFDシンボルにおけるROの数がnon-SBFDシンボルにおけるROの数と相違する旨の判定に応じて、レガシー・プロシージャを前記ROグループの第1のセットに適用するステップを更に含む、方法。
【請求項10】
請求項3に記載の方法において、更に:
前記SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのROと前記non-SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのROとを含むROグループを無効化するステップ;
を含む方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[0001] 関連出願の相互参照
本件出願は、2024年4月4日付けで出願された「SBFD動作における複数のPRACH送信」と題する米国仮出願第63/574,767号、2024年5月8日付けで出願された「SBFD動作における複数のPRACH送信」と題する米国仮出願第63/644,414号、及び2025年3月27日付けで出願された「サブバンド全二重動作における複数の物理ランダム・アクセス・チャネル送信」と題する米国出願第19/093,038号についての35 U.S.C.§119(e)による優先権及び恩恵を主張するものであり、その開示全体が参照により本件に援用される。
続きを表示(約 2,500 文字)
【0002】
[0002] 1.技術分野
幾つかの実施形態の態様はワイヤレス通信に関連する。例えば、本開示の一部の実施形態の態様は、サブバンド全二重(subband full duplex,SBFD)動作における物理ランダム・アクセス・チャネル(physical random access channel,PRACH)送信の改善に関連する。
【背景技術】
【0003】
[0003] 2.関連技術の説明
サブバンド全二重(SBFD)動作では、一部のネットワーク・ノード(例えば、gNBのような基地局)は、SBFDシンボル(SBFD symbol)とnon-SBFDシンボル(non-SBFD symbol)との間でそれらのアンテナ構成を変更して、全二重動作における同時送受信によって引き起こされる自己干渉に対処する可能性がある。従って、ある反復数に関連付けられているROグループ内の或るRACHオケージョン(RO)がSBFDシンボルに該当する可能性があり、且つ、他のROがnon-SBFDシンボルに該当する可能性があることに応じて、レガシーPRACH反復方式は、調整又は改善される必要があるかもしれない。特定の反復回数に関連するROグループ、及び、同じ数の有効PRACHオケージョンから成るセット、のような用語は、本件の開示全体を通じて可換に使用される可能性がある。例えば、UEが、SBFDシンボル及びnon-SBFDシンボルにわたって同じROグループ内のROで複数のPRACH送信を送信するならば(例えば、その場合)、それらの送信のうちの幾つかは、同じ受信(Rx)ビームを用いるgNBによっては受信されない可能性がある。UEは、gNBがSBFDシンボルとnon-SBFDシンボルとの間でアンテナ構成を変更したかどうかを知らないので、それらの送信のうちの幾つかは、gNBによって適切に受信されない可能性がある。
【0004】
[0004] 更に、レガシー・ニュー・ラジオ(New Radio,NR)では、UEがMsg3反復を要求するならば(例えば、その場合)、UEは、Msg3反復を要求するためのRACHリソース(例えば、RO及び/又はプリアンブル)のうちの1つを選択することが可能である。例えば、UEが、SBFDシンボルにおいて送信されるMsg3に基づいて、Msg3反復の必要性にアクセスしたが、UEはnon-SBFDシンボル上でMsg3を送信するならば(例えば、その場合)、UEの初期評価は有効でない可能性がある。従って、SBFD動作におけるPRACH送信を改善する必要がある。
【0005】
[0005] この背景技術のセクションで開示される上記の情報は、背景技術の理解を高めるためのものにすぎず、従って、この背景技術のセクションで論じられる情報は、必ずしも従来技術を構成するものではない。
【発明の概要】
【0006】
[0006] UEとしても知られる現代の通信機器(例えば、移動電話機、車両、ラップトップ、衛星、及びこれに類するもの)は、ネットワーク・ノードに関連付けられたネットワークからデータを受信するために、及び、ネットワークノードに関連付けられたネットワークへデータを送信するために、ネットワーク・ノード(例えば、gNB)と通信することが可能である。複数のPRACH送信がある場合、ROグループを構築するためにレガシー手法を適用すると、問題を生じる可能性がある。例えば、ROグループが、SBFDシンボルにおけるROとnon-SBFDシンボルにおけるROとを含む場合に、gNBは、異なるアンテナ構成を使用して、PRACH送信の非効率的な受信を引き起こす可能性がある。更に、ROグループを形成するための開始点が相違するので、ROグループの開始は、レガシーUEとSBFD対応UE(SBFD-aware UE)との間で整列していない可能性がある。これは、gNBにおけるブラインド検出の複雑性を増やしてしまう。従って、SBFD動作を強化するためのROグループを構築する方法が望まれる。
【0007】
[0007] 本開示の1つ以上の実施形態によれる方法は、
ユーザー装置(user equipment,UE)が、サブバンド全二重(SBFD)動作及び物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)反復に関するコンフィギュレーションを受信するステップ;及び
UEが、コンフィギュレーションに基づいて、RACHオケージョン(RACH Occasion,RO)グループを構築するステップを含む可能性があり、ROグループは、SBFDシンボルのセット及びnon-SBFDシンボルのセットからの1つ以上のROを含む。
【0008】
[0008] 1つ以上の実施形態において、ROグループのうちの1つ以上のROは:
SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのRO;
non-SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのRO;及び/又は
SBFDシンボルのセット及びnon-SBFDシンボルのセットにわたるものの中からの少なくとも1つのRO;
のうちの1つ以上を含む。
【0009】
[0009] 1つ以上の実施形態において、ROグループは、複数のROを含み、且つ、SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのROとnon-SBFDシンボルのセットからの少なくとも1つのROとを含む可能性がある。
【0010】
[0010] 1つ以上の実施形態において、方法は、UEが、通信信号を基地局へ送信するステップを更に含む可能性があり、通信信号は、ROグループに基づいてUEと基地局との間で通信を確立するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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