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公開番号2025156247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025056089
出願日2025-03-28
発明の名称硬化性エポキシ樹脂組成物、硬化物及び硬化物の製造方法
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類C08G 59/20 20060101AFI20251002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】バイオマスを活用した耐熱性及び電気特性に優れる硬化物を与える硬化性エポキシ樹脂組成物、硬化物及び硬化物の製造方法を提供する。
【解決手段】バイオマス由来の非芳香族系エポキシ化合物及びバイオマス由来の硬化剤を含み、前記硬化剤が、酸無水物、チオール及びフェノール系化合物からなる群より選択される少なくとも1種である硬化性エポキシ樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
バイオマス由来の非芳香族系エポキシ化合物及びバイオマス由来の硬化剤を含み、
前記硬化剤が、酸無水物、チオール及びフェノール系化合物からなる群より選択される少なくとも１種である硬化性エポキシ樹脂組成物。
続きを表示（約 740 文字）【請求項２】
前記非芳香族系エポキシ化合物及び前記硬化剤のバイオマス度が５０％以上である請求項１に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
【請求項３】
前記非芳香族系エポキシ化合物及び前記硬化剤のバイオマス度が１００％である請求項１又は２に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
【請求項４】
前記非芳香族系エポキシ化合物が、エポキシ基以外の環構造を有する請求項１又は２に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
【請求項５】
前記非芳香族系エポキシ化合物が、エポキシ基を２つ以上含む請求項１又は２に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
【請求項６】
前記非芳香族系エポキシ化合物が、非芳香族系ジエポキシ化合物である請求項１又は２に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
【請求項７】
前記非芳香族系エポキシ化合物が、イソソルビド構造を有する請求項１又は２に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
【請求項８】
前記非芳香族系エポキシ化合物が、イソソルビドジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル及びポリ（プロピレングリコール）ジグリシジルエーテルからなる群より選択される少なくとも１種である請求項１又は２に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
【請求項９】
前記非芳香族系エポキシ化合物が、イソソルビドジグリシジルエーテルである請求項１又は２に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
【請求項１０】
前記硬化剤が、チオール及びフェノール系化合物からなる群より選択される少なくとも１種である請求項１又は２に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、硬化性エポキシ樹脂組成物、硬化物及び硬化物の製造方法に関する。
続きを表示（約 840 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、循環型社会の推進に向けて、材料分野でもバイオマスの活用が注目されている。
【０００３】
バイオマス材料を用いた硬化性エポキシ樹脂組成物としては、硬化剤としてジアミン化合物を使用することが知られている。（例えば、特許文献１参照）
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２０－０３７６４９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本開示は、バイオマスを活用した耐熱性及び電気特性に優れる硬化物を与える硬化性エポキシ樹脂組成物、硬化物及び硬化物の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示（１）はバイオマス由来の非芳香族系エポキシ化合物及びバイオマス由来の硬化剤を含み、
前記硬化剤が、酸無水物、チオール及びフェノール系化合物からなる群より選択される少なくとも１種である硬化性エポキシ樹脂組成物である。
【０００７】
本開示（２）は前記非芳香族系エポキシ化合物及び前記硬化剤のバイオマス度が５０％以上である本開示（１）に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物である。
【０００８】
本開示（３）は前記非芳香族系エポキシ化合物及び前記硬化剤のバイオマス度が１００％である本開示（１）又は（２）に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物である。
【０００９】
本開示（４）は前記非芳香族系エポキシ化合物が、エポキシ基以外の環構造を有する本開示（１）～（３）のいずれかに記載の硬化性エポキシ樹脂組成物である。
【００１０】
本開示（５）は前記非芳香族系エポキシ化合物が、エポキシ基を２つ以上含む本開示（１）～（４）のいずれかに記載の硬化性エポキシ樹脂組成物である。
（【００１１】以降は省略されています）

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