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公開番号2025155081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024058424
出願日2024-04-01
発明の名称軌跡生成方法、軌跡生成装置及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G01C 21/28 20060101AFI20251006BHJP(測定;試験)
要約【課題】測位モジュールの測位結果を高精度で評価するための基準となるデータを容易に得ることのできる軌跡生成方法、軌跡生成装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】軌跡生成方法は、以下を含む。測位衛星の送信電波を受信して位置を計測する測位装置が計測結果の記録を要求された複数の特定点を含む測位装置の移動経路を設定する。測位装置が記録した計測結果を特定点に対応付ける。特定点の位置情報及び対応付けられた計測結果の記録を要求された時刻情報に基づいて、移動経路上に基準時間間隔で基準点の位置及び時刻を設定して、基準軌跡を生成する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
測位衛星の送信電波を受信して位置を計測する測位装置が計測結果の記録を要求された複数の特定点を含む前記測位装置の移動経路を設定し、
前記測位装置が記録した前記計測結果を前記特定点に対応付け、
前記特定点の位置情報及び対応付けられた前記計測結果の記録を要求された時刻情報に基づいて、前記移動経路上に基準時間間隔で基準点の位置及び時刻を設定して、基準軌跡を生成する、
軌跡生成方法。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記計測結果の位置を示す測位点と地図画像とを重ねて表示画面に表示させ、
前記地図画像上で前記測位点を前記特定点に移動させて前記計測結果を前記特定点に対応付ける、
請求項1記載の軌跡生成方法。
【請求項3】
前記計測結果の記録の要求は、前記測位装置へのある入力操作により受け付けられる、
請求項1記載の軌跡生成方法。
【請求項4】
表示画面に表示させた地図画像に対して前記移動経路を描画する入力操作を受け付けることで前記移動経路を設定する、
請求項1記載の軌跡生成方法。
【請求項5】
隣り合う前記特定点間ごとに移動速度を一定として、前記基準点の位置を求める、請求項1記載の軌跡生成方法。
【請求項6】
前記基準点の各時刻は、秒の小数点以下の値がゼロである、請求項1記載の軌跡生成方法。
【請求項7】
測位衛星の送信電波を受信して位置を計測する測位装置が計測結果の記録を要求された複数の特定点を含む前記測位装置の移動経路を設定し、
前記測位装置が記録した前記計測結果を前記特定点に対応付け、
前記特定点の位置情報及び対応付けられた前記計測結果の記録を要求された時刻情報に基づいて、前記移動経路上に基準時間間隔で基準点の位置及び時刻を設定して、基準軌跡を生成する、
制御部を備える軌跡生成装置。
【請求項8】
コンピュータを、
測位衛星の送信電波を受信して位置を計測する測位装置が計測結果の記録を要求された複数の特定点を含む前記測位装置の移動経路を設定する経路設定手段、
前記測位装置が記録した前記計測結果を前記特定点に対応付ける対応設定手段、
前記特定点の位置情報及び対応付けられた前記計測結果の記録を要求された時刻情報に基づいて、前記移動経路上の基準時間間隔で基準点の位置及び時刻を設定して、基準軌跡を生成する生成手段、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、軌跡生成方法、軌跡生成装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
GNSS(Global Navigation Satellite System)の測位衛星から電波を受信して測位を行う測位装置がある。測位精度の向上には、測位装置内におけるアンテナや電子部品の位置関係といったハードウェアの課題と、測位演算のアルゴリズムといったソフトウェアの課題とが存在する。さらに、移動中、特にユーザが走歩行している場合の電波受信環境は、測位装置の向き、体との位置関係、及び周囲の遮蔽物などが変化していく。したがって、測位装置には、これらの受信環境の変化による影響を低減して安定した測位精度が要求される。
【0003】
従来、環境に応じた測位精度の評価として、得られた2点の位置の間の距離と、2点間の移動に要した経過時間とに基づいて、経過時間に応じた適正な距離移動した度合に応じて測位精度を評価する技術がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-68566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、ソフトウェア的な要因を高精度で評価するためには、基準となる電波の受信信号、及び当該電波の受信位置の正確な情報が必要である。従来、このような基準となるデータの準備に手間を要していた。
【0006】
この発明の目的は、測位モジュールの測位結果を高精度で評価するための基準となるデータを容易に得ることのできる軌跡生成方法、軌跡生成装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、
測位衛星の送信電波を受信して位置を計測する測位装置が計測結果の記録を要求された複数の特定点を含む前記測位装置の移動経路を設定し、
前記測位装置が記録した前記計測結果を前記特定点に対応付け、
前記特定点の位置情報及び対応付けられた前記計測結果の記録を要求された時刻情報に基づいて、前記移動経路上に基準時間間隔で基準点の位置及び時刻を設定して、基準軌跡を生成する、
軌跡生成方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明に従うと、測位モジュールの測位結果を高精度で評価するための基準となるデータを容易に得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の精度評価システムを示す図である。
情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
測位モジュールの評価手順を示す図である。
測位結果と基準軌跡とを比較した例を示す図である。
基準軌跡生成処理の制御手順を示すフローチャートである。
基準軌跡の生成例を説明する図である。
基準軌跡の生成例を説明する図である。
基準軌跡の生成例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の軌跡生成装置である情報処理装置1は、精度評価システム100に含まれる。精度評価システム100は、これに加えて衛星電波記録装置5と、測位装置6と、測位モジュール8とを含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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