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公開番号2025153342
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055784
出願日2024-03-29
発明の名称充電コネクタ
出願人三井化学株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H01R 13/533 20060101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】充電時の温度上昇が抑制される充電コネクタを提供する。
【解決手段】2つの導電部材と、前記2つの導電部材の周囲に配置される樹脂部材と、前記樹脂部材の周囲に配置されるカバー部材と、を含み、下記の条件A又は条件Bの少なくとも一方を満たす。条件A:前記樹脂部材と前記カバー部材との間の連続した1つの空間を流体が流動可能である 条件B:前記2つの導電部材と前記樹脂部材とは互いに固定された状態である
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
2つの導電部材と、
前記2つの導電部材の周囲に配置される樹脂部材と、
前記樹脂部材の周囲に配置されるカバー部材と、を含み、
前記樹脂部材と前記カバー部材との間の連続した1つの空間を流体が流動可能である、充電コネクタ。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
2つの導電部材と、
前記2つの導電部材の周囲に配置される樹脂部材と、
前記樹脂部材の周囲に配置されるカバー部材と、を含み、
前記2つの導電部材と前記樹脂部材とは互いに固定された状態である、充電コネクタ。
【請求項3】
前記導電部材は凹凸構造を有する表面を有し、前記樹脂部材は前記表面と接合した状態である、請求項1又は請求項2に記載の充電コネクタ。
【請求項4】
前記樹脂部材は、前記2つの導電部材が収容される貫通穴を有する2つの筒状部と、前記2つの筒状部を連結する連結部と、を有する、請求項1又は請求項2に記載の充電コネクタ。
【請求項5】
前記筒状部は、前記カバー部材に向かって突出する突出部を有する、請求項4に記載の充電コネクタ。
【請求項6】
前記突出部の数は、1つの筒状部あたり2つ以上である、請求項5に記載の充電コネクタ。
【請求項7】
前記突出部の数は、1つの筒状部あたり3つ以上である、請求項5に記載の充電コネクタ。
【請求項8】
前記樹脂部材は、前記空間に流体を導入する導入口と、前記空間から流体が排出する排出口と、を有する、請求項1に記載の充電コネクタ。
【請求項9】
前記2つの導電部材は、軸方向が平行になるように配置されている、請求項1又は請求項2に記載の充電コネクタ。
【請求項10】
前記流体は液体である、請求項1に記載の充電コネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電コネクタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
多くの電気自動車は、交流電源を利用する普通充電方式と直流電源を利用する急速充電方式とにそれぞれ対応している。例えば、特許文献1には、交流電源と直流電源とを切り替える機能を備える電気自動車の充電装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-213424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気自動車の充電は、充電ケーブルの端部に接続された充電コネクタを畜電池の充電口に差し込んで行う。電気自動車の充電を急速充電により行う場合は、充電コネクタの内部にある導電体(端子)と電気自動車側の給電口との接続部における発熱が顕著である。そこで、充電時における充電コネクタの端子と電気自動車側の給電口との接続部における温度上昇をいかに抑制するかが課題となっている。
上記事情に鑑み、本開示の一実施形態は、充電時の温度上昇が抑制される充電コネクタを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための手段には、以下の実施態様が含まれる。
<1>2つの導電部材と、
前記2つの導電部材の周囲に配置される樹脂部材と、
前記樹脂部材の周囲に配置されるカバー部材と、を含み、
前記樹脂部材と前記カバー部材との間の連続した1つの空間を流体が流動可能である、充電コネクタ。
<2>2つの導電部材と、
前記2つの導電部材の周囲に配置される樹脂部材と、
前記樹脂部材の周囲に配置されるカバー部材と、を含み、
前記2つの導電部材と前記樹脂部材とは互いに固定された状態である、充電コネクタ。
<3>前記導電部材は凹凸構造を有する表面を有し、前記樹脂部材は前記表面と接合した状態である、<1>又は<2>に記載の充電コネクタ。
<4>前記樹脂部材は、前記2つの導電部材が収容される貫通穴を有する2つの筒状部と、前記2つの筒状部を連結する連結部と、を有する、<1>又は<2>に記載の充電コネクタ。
<5>前記筒状部は、前記カバー部材に向かって突出する突出部を有する、<4>に記載の充電コネクタ。
<6>前記突出部の数は、1つの筒状部あたり2つ以上である、<5>に記載の充電コネクタ。
<7>前記突出部の数は、1つの筒状部あたり3つ以上である、<5>に記載の充電コネクタ。
<8>前記樹脂部材は、前記空間に流体を導入する導入口と、前記空間から流体が排出する排出口と、を有する、<1>に記載の充電コネクタ。
<9>前記2つの導電部材は、軸方向が平行になるように配置されている、<1>又は<2>に記載の充電コネクタ。
<10>前記流体は液体である、<1>に記載の充電コネクタ。
<11>電気自動車の充電器の部品である、<1>又は<2>に記載の充電コネクタ。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態によれば、充電時の温度上昇が抑制される充電コネクタが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
充電コネクタの構成の一例を模式的に示す斜視図である。
充電コネクタの構成の一例を模式的に示す平面図である。
充電コネクタの構成の一例を模式的に示す平面図である。
樹脂部材の構成の一例を模式的に示す斜視図である。
樹脂部材の構成の一例を模式的に示す斜視図である。
樹脂部材の構成の一例を模式的に示す斜視図である。
流体の流動方向の一例を模式的に示す平面図である。
流体の流動方向の一例を模式的に示す平面図である。
シミュレーション解析に使用した充電コネクタの状態を模式的に示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示において、「~」を用いて示された数値範囲は、「~」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値および最大値として含む範囲を示す。
本開示に段階的に記載されている数値範囲において、ある数値範囲で記載された上限値または下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値または下限値に置き換えてもよく、また、実施例に示されている値に置き換えてもよい。
本開示において、材料中の各成分の量は、材料中の各成分に該当する物質が複数存在する場合は、特に断らない限り、材料中に存在する複数の物質の合計量を意味する。
【0009】
<充電コネクタ>
本開示の充電コネクタは、
2つの導電部材と、
前記2つの導電部材の周囲に配置される樹脂部材と、
前記樹脂部材の周囲に配置されるカバー部材と、を含み、下記の条件A又は条件Bの少なくとも一方を満たす。
条件A:前記樹脂部材と前記カバー部材との間の連続した1つの空間を流体が流動可能である
条件B:前記2つの導電部材と前記樹脂部材とは互いに固定された状態である
【0010】
本開示の充電コネクタは、条件A又は条件Bの少なくとも一方を満たすことで、導電部材の発熱による温度上昇を効果的に抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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