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公開番号
2025152674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024054684
出願日
2024-03-28
発明の名称
工具及びカバー
出願人
パナソニック株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
B25B
21/00 20060101AFI20251002BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】作業者が設定トルクを変更することを抑制する。
【解決手段】工具1は、出力軸5と、モータ3と、ハウジング2と、クラッチ部と、操作部と、カバー6と、を備える。クラッチ部は、モータ3から出力軸5に伝達されるトルクが設定トルク以上となった場合に、トルクを出力軸5へ伝達する伝達状態から、トルクを出力軸5へ伝達しない遮断状態に切り替わる。操作部は、設定トルクを設定するための操作部である。カバー6は、操作部を覆う。カバー6は、第1カバーと、第2カバー8と、を有する。第1カバーは、ハウジング2に対して回転させることでハウジング2に着脱可能である。第2カバー8は、第1カバーを覆う。第2カバー8は、第1状態では第1カバーと一体的に回転可能であり、第2状態では第1カバーに対して空転可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
先端工具が取り付けられる出力軸と、
前記出力軸を回転させるモータと、
前記モータから前記出力軸に伝達されるトルクが設定トルク以上となった場合に、前記トルクを前記出力軸へ伝達する伝達状態から、前記トルクを前記出力軸へ伝達しない遮断状態に切り替わるクラッチ部と、
前記設定トルクを設定するための操作部と、
前記操作部を覆うカバーと、
を備え、
前記カバーは、
前記ハウジングに対して回転させることで前記ハウジングに着脱可能な第1カバーと、
前記第1カバーを覆い、第1状態では前記第1カバーと一体的に回転可能であり、第2状態では前記第1カバーに対して空転可能である第2カバーと、
を有する、
工具。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記カバーは、前記第1カバーと前記第2カバーとを連結する連結部材を更に有し、
前記第1状態は、前記連結部材が前記第1カバーと前記第2カバーとを連結している状態であり、
前記第2状態は、前記連結部材が前記第1カバーと前記第2カバーとを連結していない状態である、
請求項1に記載の工具。
【請求項3】
前記第1カバーは第1孔を有し、
前記第2カバーは第2孔を有し、
前記連結部材は、
前記第1カバー及び前記第2カバーに着脱可能であり、
前記第1孔及び前記第2孔に挿入されている状態のとき、前記第1カバーと前記第2カバーとを連結する、
請求項2に記載の工具。
【請求項4】
前記連結部材は、ねじであり、
前記第2カバーは、前記ねじと嵌合するねじ山を有する、
請求項3に記載の工具。
【請求項5】
前記第2カバーの前記ねじ山は、前記第2孔に挿入されたインサートナットに形成されている、
請求項4に記載の工具。
【請求項6】
前記第1カバーは、前記第1カバーに対して前記第2カバーが空転可能な状態で前記第2カバーを支持する支持部を有する、
請求項1に記載の工具。
【請求項7】
前記第1カバーは、前記ハウジングに対して回転させることで前記ハウジングに着脱可能な本体部を更に有し、
前記第1カバーの前記本体部の形状は円筒状であり、
前記第1カバーの前記本体部は、第1凹部を有し、
前記第2カバーは、円筒状であり、第2凹部を有し、
前記第1凹部は、前記本体部の外側面に形成されており、
前記第2凹部は、前記第2カバーの内側面に形成されており、
前記支持部は、前記本体部と別体であり、前記本体部の前記第1凹部及び前記第2カバーの前記第2凹部に嵌まっている、
請求項6に記載の工具。
【請求項8】
前記第1カバーの前記支持部は、Cリングである、
請求項7に記載の工具。
【請求項9】
請求項1に記載の工具の前記カバーとして用いられる、
カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に工具及びカバーに関し、より詳細には、モータを備える工具及び工具に用いられるカバーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ハウジングと、モータと、出力軸と、を備える電動工具が開示されている。特許文献1に記載された電動工具では、ダイヤルの回転操作により、クラッチ作動トルクの設定が可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-024043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電動工具(工具)の用途によっては、作業者が工具のクラッチ作動トルク(設定トルク)を好きに変更できることは好ましくない。
【0005】
本開示は上記事由に鑑みてなされており、作業者が設定トルクを変更することを抑制することができる工具及びカバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る工具は、出力軸と、モータと、ハウジングと、クラッチ部と、操作部と、カバーと、を備える。前記出力軸には、先端工具が取り付けられる。前記モータは、前記出力軸を回転させる。前記クラッチ部は、前記モータから前記出力軸に伝達されるトルクが設定トルク以上となった場合に、前記トルクを前記出力軸へ伝達する伝達状態から、前記トルクを前記出力軸へ伝達しない遮断状態に切り替わる。前記操作部は、前記設定トルクを設定するための操作部である。前記カバーは、前記操作部を覆う。前記カバーは、第1カバーと、第2カバーと、を有する。前記第1カバーは、前記ハウジングに対して回転させることで前記ハウジングに着脱可能である。前記第2カバーは、前記第1カバーを覆う。前記第2カバーは、第1状態では前記第1カバーと一体的に回転可能であり、第2状態では前記第1カバーに対して空転可能である。
【0007】
本開示の一態様に係るカバーは、前記工具のカバーとして用いられる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、作業者が設定トルクを変更することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る工具を示す概略図である。
図2は、同上の工具が備える操作部を示す概略図である。
図3は、同上の工具の要部を示す斜視図である。
図4は、同上の工具が備えるカバーの分解斜視図である。
図5は、同上の工具が備えるカバーの第2状態を示す断面図である。
図6は、同上の工具が備えるカバーの第1状態を示す断面図である。
図7は、変形例の工具が備えるカバーの第2状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態において共通する要素には同一符号を付しており、共通する要素についての重複する説明は省略する場合がある。なお、以下の実施形態及び変形例は、本開示の様々な実施形態の一部に過ぎない。また、以下の実施形態及び変形例は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、変形例の構成を適宜組み合わせることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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