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公開番号2025170606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-19
出願番号2024075335
出願日2024-05-07
発明の名称分電盤システム、分電盤システムの制御方法及びプログラム
出願人パナソニック株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H02B 1/40 20060101AFI20251112BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】分電盤に関する情報を外部から容易に確認することができる構成を安価に実現する。
【解決手段】分電盤システム1は、分電盤10と、取得部と、制御部と、を備える。分電盤10は、主幹ブレーカ2及び分岐ブレーカ4を有する。取得部は、主幹ブレーカ2又は分岐ブレーカ4の動作に関する情報である動作情報、及び上記動作情報を取得した時刻に関する情報である時刻情報を取得する。制御部は、取得部が取得した上記時刻情報に基づいて、分電盤10内において着脱可能に配置されている記憶装置に、取得部が取得した上記動作情報を時系列に記憶させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを有する分電盤と、
前記主幹ブレーカ又は前記分岐ブレーカの動作に関する情報である動作情報、及び前記動作情報を取得した時刻に関する情報である時刻情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記時刻情報に基づいて、前記分電盤内において着脱可能に配置されている記憶装置に、前記取得部が取得した前記動作情報を時系列に記憶させる制御部と、を備える、
分電盤システム。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記動作情報に基づいて前記動作の原因を判定し、
前記原因に関する情報である原因情報を時系列に前記記憶装置に記憶させる、
請求項1に記載の分電盤システム。
【請求項3】
前記主幹ブレーカ又は前記分岐ブレーカの復電を検知する検知部を更に備え、
前記制御部は、
前記原因が停電であり、かつ前記検知部が前記復電を検知した場合に、前記原因が解消されたと判定し、
前記原因が解消されたことを示す情報である解消情報を時系列に前記記憶装置に記憶させる、
請求項2に記載の分電盤システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記動作情報と前記原因情報と前記解消情報とを紐付けた紐付情報を時系列に前記記憶装置に記憶させる、
請求項3に記載の分電盤システム。
【請求項5】
前記記憶装置が着脱可能に取り付けられる外部装置を更に備え、
前記外部装置は、前記記憶装置に記憶されている情報を表示する表示部を有し、
前記情報は、
前記動作情報、
前記動作の原因に関する情報である原因情報、及び
前記原因が解消されたことを示す情報である解消情報の少なくとも1つを含む、
請求項1~4のいずれか1項に記載の分電盤システム。
【請求項6】
主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを有する分電盤を備える分電盤システムの制御方法であって、
前記主幹ブレーカ又は前記分岐ブレーカの動作に関する情報である動作情報、及び前記動作情報を取得した時刻に関する情報である時刻情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した前記時刻情報に基づいて、前記分電盤内において着脱可能に配置されている記憶装置に、前記取得ステップで取得した前記動作情報を時系列に記憶させる制御ステップと、を有する、
分電盤システムの制御方法。
【請求項7】
請求項6に記載の分電盤システムの制御方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、分電盤システム、分電盤システムの制御方法及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを有する分電盤を備える分電盤システム、分電盤システムの制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、主幹ブレーカと、第1の検出手段と、判定部と、出力部と、を備える電源監視システムが記載されている。第1の検出手段は、主幹ブレーカの一次側端子の電圧を検出する。判定部は、第1の検出手段で主幹ブレーカの一次側端子の電圧検出後に、主幹ブレーカの二次側端子の電圧の有無を検出し、主幹ブレーカの復帰操作を判定する。出力部は、判定部の情報を外部装置に出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-46693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の電源監視システム(分電盤システム)では、判定部の情報を外部装置で確認するために、外部装置との間を接続するシステムが別途必要である。このため、判定部の情報を外部から容易に確認することができる構成を安価に実現することが望まれている。
【0005】
本開示の目的は、分電盤に関する情報を外部から容易に確認することができる構成を安価に実現することが可能な分電盤システム、分電盤システムの制御方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る分電盤システムは、分電盤と、取得部と、制御部と、を備える。前記分電盤は、主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを有する。前記取得部は、前記主幹ブレーカ又は前記分岐ブレーカの動作に関する情報である動作情報、及び前記動作情報を取得した時刻に関する情報である時刻情報を取得する。前記制御部は、前記取得部が取得した前記動作情報及び前記時刻情報に基づいて、前記分電盤内において着脱可能に配置されている記憶装置に、前記取得部が取得した前記動作情報を時系列に記憶させる。
【0007】
本開示の一態様に係る分電盤システムの制御方法は、主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを有する分電盤を備える分電盤システムの制御方法である。前記分電盤システムの制御方法は、取得ステップと、制御ステップと、を有する。前記取得ステップでは、前記主幹ブレーカ又は前記分岐ブレーカの動作に関する情報である動作情報、及び前記動作情報を取得した時刻に関する情報である時刻情報を取得する。前記制御ステップでは、前記取得ステップで取得した前記動作情報及び前記時刻情報に基づいて、前記分電盤内において着脱可能に配置されている記憶装置に、前記取得ステップで取得した前記動作情報を時系列に記憶させる。
【0008】
本開示の一態様に係るプログラムは、前記分電盤システムの制御方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様に係る分電盤システム、分電盤システムの制御方法及びプログラムによれば、分電盤に関する情報を外部から容易に確認することができる構成を安価に実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る分電盤システムの概略構成図である。
図2は、同上の分電盤システムにおける主幹ブレーカのブロック図である。
図3は、同上の分電盤システムの動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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