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公開番号
2025152374
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024054238
出願日
2024-03-28
発明の名称
積層コイル部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
27/29 20060101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】インダクタンス値の向上が図られた積層コイル部品を提供する。
【解決手段】 積層コイル部品1においては、第1底面電極3および第2底面電極4がそれぞれによりおよそ1/4ターンだけ巻き数が増加しており、それにより高いインダクタンス値が実現されている。また、第1底面電極3および第2底面電極4により、側面2f側の最外ターンおよび側面2e側の最外ターンは両最外ターンの間に位置する中間ターンの内径に比べて内径が拡大しており、それにより高いインダクタンス値が実現されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
積層された複数の絶縁層で構成され、積層方向に対して交差する実装面と、該実装面に対して平行な第1方向において対面する一対の端面と、前記積層方向および前記第1方向に対して直交する第2方向において対面する一対の側面とを有する素体と、
前記素体内に設けられ、前記第2方向に沿うコイル軸を有するとともに第1端部および第2端部を有するコイル導体と、
前記素体の実装面に設けられ、前記コイル導体の第1端部に接続される第1底面電極および前記コイル導体の第2端部に接続される第2底面電極と
を備え、
前記コイル導体の第1端部が、前記一対の側面の一方側における最外ターンの一部を構成するとともに前記一対の端面の一方側において前記積層方向に沿って前記実装面に向かって延びて前記第1底面電極と接続されており、
前記第1底面電極が、前記一対の端面の一方側で前記コイル導体の第1端部と接続される第1接続部と、前記一対の端面の他方側に位置する第1実装部と、前記第1接続部と前記第1実装部との間を前記第1方向に沿って延びる第1伸長部とを有する、積層コイル部品。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記コイル導体の第2端部が、前記一対の側面の他方側における最外ターンの一部を構成するとともに前記一対の端面の他方側において前記積層方向に沿って前記実装面に向かって延びて前記第2底面電極と接続されており、
前記第2底面電極が、前記一対の端面の他方側で前記コイル導体の第2端部と接続される第2接続部と、前記一対の端面の一方側に位置する第2実装部と、前記第2接続部と前記第2実装部との間を前記第1方向に沿って延びる第2伸長部とを有する、請求項1に記載の積層コイル部品。
【請求項3】
前記第1底面電極および前記第2底面電極は少なくとも一部が前記素体に埋まっている、請求項1に記載の積層コイル部品。
【請求項4】
前記第1底面電極および前記第2底面電極は全部が前記素体に埋まっており前記実装面から露出している、請求項3に記載の積層コイル部品。
【請求項5】
前記第1底面電極および前記第2底面電極は、一部が前記素体に埋まっており、残部が前記素体の実装面から突出している、請求項3に記載の積層コイル部品。
【請求項6】
前記第1底面電極および前記第2底面電極の前記素体の実装面から突出する部分がめっき層で構成されている、請求項5に記載の積層コイル部品。
【請求項7】
前記第1底面電極および前記第2底面電極は全部が前記素体の前記実装面から突出している、請求項1に記載の積層コイル部品。
【請求項8】
前記第1底面電極および前記第2底面電極がめっき層で構成されている、請求項7に記載の積層コイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の積層コイル部品として、たとえば特許文献1に記載されたものが知られている。本文献に記載された積層コイル部品は、積層方向において対面する実装面及び主面を有する素体と、素体内に配置されており実装面に対して平行なコイル軸を有するコイル導体と、素体の実装面に配置されてコイル導体の一対の端部とそれぞれ電気的に接続された一対の端子電極とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-141945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、積層コイル部品のインダクタンス値について研究を重ね、インダクタンス値を高めることができる技術を新たに見出した。
【0005】
本発明の一側面は、インダクタンス値の向上が図られた積層コイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る積層コイル部品は、積層された複数の絶縁層で構成され、積層方向に対して交差する実装面と、該実装面に対して平行な第1方向において対面する一対の端面と、積層方向および第1方向に対して直交する第2方向において対面する一対の側面とを有する素体と、素体内に設けられ、第2方向に沿うコイル軸を有するとともに第1端部および第2端部を有するコイル導体と、素体の実装面に設けられ、コイル導体の第1端部に接続される第1底面電極およびコイル導体の第2端部に接続される第2底面電極とを備え、コイル導体の第1端部が、一対の側面の一方側における最外ターンの一部を構成するとともに一対の端面の一方側において積層方向に沿って実装面に向かって延びて第1底面電極と接続されており、第1底面電極が、一対の端面の一方側でコイル導体の第1端部と接続される第1接続部と、一対の端面の他方側に位置する第1実装部と、第1接続部と第1実装部との間を第1方向に沿って延びる第1伸長部とを有する。
【0007】
上記積層コイル部品においては、一対の側面の一方側における最外ターンの一部として第1底面電極が機能して、第1底面電極の分だけコイル導体の巻き数が増えることで、インダクタンス値を高めることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面によれば、インダクタンス値の向上が図られた積層コイル部品が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る積層コイル部品の斜視図である。
図1に示した積層コイル部品の各層の構成を示した分解斜視図である。
図1に示した積層コイル部品の側面図である。
図1に示した積層コイル部品の底面電極を示した図である。
異なる態様の底面電極を示した図である。
異なる態様の底面電極を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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