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公開番号
2025149297
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024049847
出願日
2024-03-26
発明の名称
ボビン
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D05B
57/26 20060101AFI20251001BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約
【課題】従来よりも簡単な操作で糸の端を押さえることができるボビンを提供すること。
【解決手段】ボビン3は、円筒部301、第一鍔部305、第二鍔部309、及び接離部材319を備える。円筒部301は、軸方向Kに延びる。第一鍔部305は、円筒部301の軸方向Kの一端302に接続され、円筒部301の径より大きい径を有する円板状である。第二鍔部309は、円筒部301の軸方向Kの他端303に接続され、円筒部301の径より大きい径を有する円板状である。接離部材319は、円筒部301の外表面304と接離可能に第一鍔部305に支持される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に延びる円筒部と、
前記円筒部の前記軸方向の一端に接続され、前記円筒部の径より大きい径を有する円板状の第一鍔部と、
前記円筒部の前記軸方向の他端に接続され、前記円筒部の前記径より大きい径を有する円板状の第二鍔部と、
前記円筒部の外表面と接離可能に前記第一鍔部に支持された接離部材と、
備えることを特徴とするボビン。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記接離部材は、
前記第一鍔部に回動可能に軸支される第一アーム部と、
前記第一アーム部と接続し、前記第一アーム部の回動に応じて前記円筒部の前記外表面と接離可能な接触部と有することを特徴とする請求項1に記載のボビン。
【請求項3】
前記接離部材は、
前記接触部と接続し、前記第一アーム部と対向し、前記第二鍔部に回動可能に軸支される第二アーム部を更に有することを特徴とする請求項2に記載のボビン。
【請求項4】
前記接離部材は、Uの字状に屈曲された金属製の棒状部材であることを特徴とする請求項3に記載のボビン。
【請求項5】
前記接離部材の太さは、0.3mm以上且つ1.0mm以下であることを特徴とする請求項4に記載のボビン。
【請求項6】
前記円筒部の前記外表面のうちの、少なくとも前記接離部材と当接する部分は、ローレット加工されていることを特徴とする請求項1に記載のボビン。
【請求項7】
前記軸方向と垂直な仮想平面において、前記第一鍔部及び前記第二鍔部を投影した投影面のうち、
前記第一鍔部には、前記円筒部の軸心と交差する第一直線に沿って、前記円筒部から離れる第一方向に伸びる第一溝が形成され、
前記第二鍔部には、前記第一直線に沿って、前記円筒部から前記第一方向とは反対の第二方向に伸びる第二溝が形成され、
前記第一アーム部の支点と、前記第二アーム部の支点との各々は、前記円筒部の前記軸心を通り、前記第一直線と直交する第二直線上に形成されることを特徴とする請求項3に記載のボビン。
【請求項8】
前記第一鍔部には、第一案内溝が形成され、
前記接離部材は、
前記第一案内溝に挿入される第一突起部と、
前記第一突起部と接続し、前記第一突起部が前記第一案内溝に沿って移動することに応じて前記円筒部の前記外表面と接離可能な接触部と
を有することを特徴とする請求項1に記載のボビン。
【請求項9】
前記第二鍔部には、前記第一案内溝と対向する第二案内溝が形成され、
前記接離部材は、
前記接触部と接続し、前記第二案内溝に挿入される第二突起部を更に有する特徴とする請求項8に記載のボビン。
【請求項10】
前記軸方向と垂直な仮想平面において、前記第一鍔部及び前記第二鍔部を投影した投影面のうち、
前記第一鍔部には、前記円筒部の軸心と交差する第一直線に沿って、前記円筒部から離れる第一方向に伸びる第一溝が形成され、
前記第二鍔部には、前記第一直線に沿って、前記円筒部から前記第一方向とは反対の第二方向に伸びる第二溝が形成され、
前記第一案内溝と、前記第二案内溝とは、前記円筒部の前記軸心と交差し、前記第一直線と直交する第二直線に沿って形成されることを特徴とする請求項9に記載のボビン。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボビンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1のボビンは、糸を巻く円筒の部分が、平に削られ、板バネが取り付けられる。ボビンは、円筒と、板バネとにより糸の先端を押さえ、糸を巻き易くする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-139288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のボビンでは、円筒と板バネとの間に糸を配置する操作が煩雑である。
【0005】
本発明の目的は、従来よりも簡単な操作で糸の端を押さえることができるボビンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に係るボビンは、軸方向に延びる円筒部と、前記円筒部の前記軸方向の一端に接続され、前記円筒部の径より大きい径を有する円板状の第一鍔部と、前記円筒部の前記軸方向の他端に接続され、前記円筒部の前記径より大きい径を有する円板状の第二鍔部と、前記円筒部の外表面と接離可能に前記第一鍔部に支持された接離部材と、備える。請求項1に係るボビンの接離部材は、接離部材が円筒部に支持されている従来のボビンに比べ、接離部材と円筒部との間に糸を配置する操作を容易にすることに貢献する。
【0007】
請求項2に係るボビンの前記接離部材は、前記第一鍔部に回動可能に軸支される第一アーム部と、前記第一アーム部と接続し、前記第一アーム部の回動に応じて前記円筒部の前記外表面と接離可能な接触部と有する。請求項2に係るボビンの第一アーム部は、第一鍔部に回動可能に支持されているので、接離部材と円筒部との間に糸を配置する操作を、第一鍔部に対して第一アーム部を回動するという簡単な操作にすることに貢献する。
【0008】
請求項3に係るボビンの前記接離部材は、前記接触部と接続し、前記第一アーム部と対向し、前記第二鍔部に回動可能に軸支される第二アーム部を更に有する。請求項3に係るボビンの第二アーム部は、第二アーム部を設けない場合に比べ、第一鍔部及び第二鍔部に対し、接離部材を安定して回動させることに貢献する。
【0009】
請求項4に係るボビンの前記接離部材は、Uの字状に屈曲された金属製の棒状部材である。請求項4に係るボビンの接離部材は、接離部材が板状部材等の棒状部材ではない場合に比べ、接離部材の構成を簡単にすることに貢献する。
【0010】
請求項5に係るボビンの前記接離部材の太さは、0.3mm以上且つ1.0mm以下である。請求項5に係るボビンの接離部材は、接離部材の太さが0.3mm未満である場合に比べ、接離部材の剛性を確保し、接離部材の太さが1.0mmより大きい場合に比べ、第一鍔部に支持される部分の屈曲半径と、第二鍔部に支持される部分の屈曲半径とを小さくすることに貢献する。ボビンの接離部材は、屈曲半径を小さくすることで、軸方向における接離部材のがたつきを抑制し、接離部材が第一鍔部又は第二鍔部から抜けてボビンから脱落することを防止することに貢献する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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