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公開番号
2025147709
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024048094
出願日
2024-03-25
発明の名称
ステアリング支持装置
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20250930BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】ステアリング支持装置の部品点数を少なくして、製造ばらつきを抑制する。
【解決手段】ステアリング支持装置1は、車両の前部に配置されるインパネリインフォースメントの本体部10と、本体部10に取り付けられてステアリングを支持するステアリングメンバー20とを備える。ステアリングメンバー20は、板状で、互いに対向して配置された上側メンバー30と下側メンバー40とを備え、上側メンバー30及び下側メンバー40からなる中空断面形状を有し、上側メンバー30及び下側メンバー40の少なくとも一方が、本体部に互いに接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の前部に配置されるインパネリインフォースメントの本体部と、
前記本体部に取り付けられてステアリングを支持するステアリングメンバーと、を備え、
前記ステアリングメンバーは、
板状で、互いに対向して配置された上側メンバーと下側メンバーとを備え、
前記上側メンバー及び前記下側メンバーからなる中空断面形状を有し、
前記上側メンバー及び前記下側メンバーの少なくとも一方が前記本体部に互いに接続されている、ステアリング支持装置。
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【請求項2】
請求項1に記載のステアリング支持装置であって、
前記上側メンバー及び前記下側メンバーは、前記本体部の中心軸方向に長い長尺形状であり、前記上側メンバー及び前記下側メンバーの少なくとも一方は、前記本体部に対向する外周端縁の一部が前記本体部に互いに接続されている、ステアリング支持装置。
【請求項3】
請求項2に記載のステアリング支持装置であって、
前記下側メンバーは、前記本体部に対向する前記外周端縁の一部が前記本体部に互いに接続されており、
前記上側メンバーは、前記本体部に対向する前記外周端縁側が前記下側メンバーに向けて屈曲されて延在しており、前記屈曲されて延在した延在部と前記下側メンバーの板面とが互いに接続されている、ステアリング支持装置。
【請求項4】
請求項3に記載のステアリング支持装置であって、
前記上側メンバーにおいて前記下側メンバーに向けて屈曲された屈曲部と、前記本体部とが取り付けられる取り付け部材を備えている、ステアリング支持装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両のステアリング支持装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の幅方向に延在している第1メンバーと、第1メンバーに間隔を空けて配置され、運転席側の領域を車幅方向に延びる第2メンバーとを備えた、ステアリング支持装置が開示されている。
【0003】
このステアリング支持装置において、第2メンバーは、ステアリング支持装置に加わる荷重を分散させるために、長手方向両端側2箇所が、ブラケットを介して、第1メンバーに取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-43294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の装置では、複数のブラケットを介して第2メンバーが第1メンバーに取り付けられているので、部品点数が多くなり、これらの部品を互いに接続するための溶接箇所や溶接回数も多くなる。この結果、各部品のプレス加工などによる加工ばらつき、及び、溶接加工ばらつきにより、装置の製造ばらつきが大きくなるという問題があった。
【0006】
本開示の一局面は、ステアリング支持装置の部品点数を少なくして、製造ばらつきを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一局面のステアリング支持装置は、車両の前部に配置されるインパネリインフォースメントの本体部と、この本体部に取り付けられてステアリングを支持するステアリングメンバーとを備える。
【0008】
ステアリングメンバーは、板状で、互いに対向して配置された上側メンバーと下側メンバーとを備え、上側メンバー及び下側メンバーからなる中空断面形状を有する。そして、上側メンバー及び下側メンバーの少なくとも一方が、本体部に互いに接続されている。
【0009】
このように、ステアリングメンバーは、中空断面形状を有するモナカ構造となっているため、特許文献1に記載の第2メンバーに比べて、内部空間の面積を大きくして、剛性を高めることができる。
【0010】
また、インパネリインフォースメントの本体部には、ブラケットを利用することなく、ステアリングメンバーが接続されることから、ステアリング支持装置の部品点数を少なくして、ステアリング支持装置の製造コストを抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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