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公開番号
2025144746
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044580
出願日
2024-03-21
発明の名称
ダイグラインダ
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人勇智国際特許事務所
主分類
B24B
23/02 20060101AFI20250926BHJP(研削;研磨)
要約
【課題】ダイグラインダ下方の加工対象の視認性を向上できる技術を提供する。
【解決手段】ダイグラインダは、モータと、ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、モータを収容するモータハウジングと、モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部とを備える。駆動軸に直交する方向のうち、把持部の断面中心から駆動軸に向かう方向を下方向と規定し、前面を、駆動軸を通る上下方向と、駆動軸を通り上下方向に直交する左右方向とによって4つの象限に区分したとき、2以上の発光部は、4つの象限のうち、少なくとも駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ダイグラインダであって、
電力によって駆動するモータと、
前記モータの動力によって、前記ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、
前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、前記スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、
前記回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部と、を備え、
前記駆動軸に直交する方向のうち、前記把持部の断面中心から前記駆動軸に向かう方向を下方向と規定し、
前記前面を、前記駆動軸を通る上下方向と、前記駆動軸を通り前記上下方向に直交する左右方向とによって4つの象限に区分したとき、
前記2以上の発光部は、前記4つの象限のうち、少なくとも前記駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、前記駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む、
ダイグラインダ。
続きを表示(約 3,400 文字)
【請求項2】
ダイグラインダであって、
バッテリから供給される電力によって駆動するモータと、
前記モータの動力によって、前記ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、
前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、前記スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、
前記回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部と、
前記駆動軸に交差する着脱方向に沿って前記バッテリを着脱可能なバッテリ装着部と、を備え、
前記ハンドルハウジングは、前記ハンドルハウジングの外面が前記モータハウジングの外面に対して凹状となるハンドル凹部を含み、
前記着脱方向に沿って前記駆動軸から前記ハンドル凹部に向かう方向を下方向と規定し、
前記前面を、前記駆動軸を通る上下方向と、前記駆動軸を通り前記上下方向に直交する左右方向とによって4つの象限に区分したとき、
前記2以上の発光部は、前記4つの象限のうち、少なくとも前記駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、前記駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む、
ダイグラインダ。
【請求項3】
ダイグラインダであって、
電力によって駆動するモータと、
前記モータの動力によって、前記ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、
前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、前記スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、
前記回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部と、を備え、
前記把持部の断面形状のうち曲率が最大となる位置を先端部とし、前記把持部の断面中心または前記駆動軸から前記先端部に向かう方向を下方向と規定し、
前記前面を、前記駆動軸を通る上下方向と、前記駆動軸を通り前記上下方向に直交する左右方向とによって4つの象限に区分したとき、
前記2以上の発光部は、前記4つの象限のうち、少なくとも前記駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、前記駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む、
ダイグラインダ。
【請求項4】
ダイグラインダであって、
電力によって駆動するモータと、
前記モータの動力によって、前記ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、
前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、前記スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、
前記回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部と、
前記ハウジングに設けられ、前記モータのオンオフを切り替える操作部と、を備え、
前記駆動軸に直交する方向のうち、前記把持部の断面中心または前記駆動軸から前記操作部に向かう方向を上方向と規定し、
前記前面を、前記駆動軸を通る上下方向と、前記駆動軸を通り前記上下方向に直交する左右方向とによって4つの象限に区分したとき、
前記2以上の発光部は、前記4つの象限のうち、少なくとも前記駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、前記駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む、
ダイグラインダ。
【請求項5】
ダイグラインダであって、
電力によって駆動するモータと、
前記モータの動力によって、前記ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、
前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、前記スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、
前記回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部と、
前記ハウジングに設けられ、前記モータのオンオフを切り替える操作部と、を備え、
前記駆動軸に直交する方向のうち、前記把持部の断面中心または前記駆動軸から前記操作部に向かう方向を右方向または左方向と規定し、
前記前面を、左右方向に直交し前記駆動軸を通る上下方向と、前記駆動軸を通る左右方向とによって4つの象限に区分したとき、
前記2以上の発光部は、前記4つの象限のうち、少なくとも前記駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、前記駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む、
ダイグラインダ。
【請求項6】
ダイグラインダであって、
電力によって駆動するモータと、
前記モータの動力によって、前記ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、
前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、前記スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、
前記回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部と、
前記把持部に設けられ、前記モータのオンオフを切り替えるパドルスイッチと、を備え、
前記把持部の断面中心から前記パドルスイッチに向かう方向を下方向と規定し、
前記前面を、前記駆動軸を通る上下方向と、前記駆動軸を通り前記上下方向に直交する左右方向とによって4つの象限に区分したとき、
前記2以上の発光部は、前記4つの象限のうち、少なくとも前記駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、前記駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む、
ダイグラインダ。
【請求項7】
請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のダイグラインダであって、
前記2以上の発光部は、さらに、前記前面において、前記駆動軸の下に配置される第3発光部を含む、
ダイグラインダ。
【請求項8】
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のダイグラインダであって、
前記前面は、円環形状を有し、
前記前面が有する2つの周縁部のうち前記駆動軸に近い内側の周縁部と、外側の周縁部との中間位置を結ぶ円を中間円としたとき、
前記2以上の発光部は、前記前面において、前記中間円よりも内側の領域に配置される、
ダイグラインダ。
【請求項9】
請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のダイグラインダであって、
さらに、前記発光部の前方に設けられ、前記発光部の光を透過する保護部材を備え、
前記保護部材は、
前記発光部を覆う本体部と、前記本体部から後方に向かって延伸する基部と、前記基部の先端に設けられ、前記回路基板よりも後方に配置される部材に設けられる凹部と嵌合するように構成される爪部とを備える、
ダイグラインダ。
【請求項10】
請求項9に記載のダイグラインダであって、
さらに、前記スピンドルを回転可能に支持するスピンドルベアリングと、
前記スピンドルベアリングを収容するバレルと、
前記スピンドルベアリングの前方に配置され、前記バレルの前端部に固定されるベアリングリテーナと、を備え、
前記凹部は、前記ベアリングリテーナの外面に設けられ、
前記回路基板および前記2以上の発光部は、前記爪部と前記凹部とが係合された状態の前記ベアリングリテーナと前記保護部材との間に保持される、
ダイグラインダ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ダイグラインダに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
モータを駆動源として、モータによって発生された回転力によってスピンドルを回転させ、スピンドルの先端に取り付けられる砥石等の先端工具を駆動軸周りに回転させて研磨等の作業を行うダイグラインダが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-045953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ダイグラインダを用いた研磨等の作業において、加工対象の視認性を向上させるための技術が望まれている。ダイグラインダを用いた作業では、先端工具に対して、駆動軸に交差する方向に加工対象が配置され得る。そのため、駆動軸に交差する方向に配置された加工対象の視認性を向上させる技術が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
本開示の第1の態様によれば、ダイグラインダが提供される。このダイグラインダは、電力によって駆動するモータと、前記モータの動力によって、前記ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、前記スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、前記回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部と、を備える。前記駆動軸に直交する方向のうち、前記把持部の断面中心から前記駆動軸に向かう方向を下方向と規定し、前記前面を、前記駆動軸を通る上下方向と、前記駆動軸を通り前記上下方向に直交する左右方向とによって4つの象限に区分したとき、前記2以上の発光部は、前記4つの象限のうち、少なくとも前記駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、前記駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む。
【0007】
上記態様のダイグラインダによれば、ダイグラインダ下方の加工対象の視認性を向上することができる。
【0008】
本開示の第2の態様によれば、ダイグラインダが提供される。このダイグラインダは、バッテリから供給される電力によって駆動するモータと、前記モータの動力によって、前記ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、前記スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、前記回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部と、前記駆動軸に交差する着脱方向に沿って前記バッテリを着脱可能なバッテリ装着部と、を備える。前記ハンドルハウジングは、前記ハンドルハウジングの外面が前記モータハウジングの外面に対して凹状となるハンドル凹部を含む。前記着脱方向に沿って前記駆動軸から前記ハンドル凹部に向かう方向を下方向と規定し、前記前面を、前記駆動軸を通る上下方向と、前記駆動軸を通り前記上下方向に直交する左右方向とによって4つの象限に区分したとき、前記2以上の発光部は、前記4つの象限のうち、少なくとも前記駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、前記駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む。
【0009】
上記態様のダイグラインダによれば、ダイグラインダ下方の加工対象の視認性を向上することができる。
【0010】
本開示の第3の態様によれば、ダイグラインダが提供される。このダイグラインダは、電力によって駆動するモータと、前記モータの動力によって、前記ダイグラインダの前後方向を規定する駆動軸周りに回転駆動するスピンドルと、前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの後方に接続され、使用者が把持するように構成される把持部を含むハンドルハウジングと、前記スピンドルおよび回路基板が配置されるツールハウジングとを含むハウジングと、前記回路基板の前面に組み付けられる2以上の発光部と、を備える。前記把持部の断面形状のうち曲率が最大となる位置を先端部とし、前記把持部の断面中心または前記駆動軸から前記先端部に向かう方向を下方向と規定し、前記前面を、前記駆動軸を通る上下方向と、前記駆動軸を通り前記上下方向に直交する左右方向とによって4つの象限に区分したとき、前記2以上の発光部は、前記4つの象限のうち、少なくとも前記駆動軸に対して右上の象限に配置される第1発光部と、前記駆動軸に対して左上の象限に配置される第2発光部とを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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