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公開番号2025142278
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-30
出願番号2025125666,2022152877
出願日2025-07-28,2022-09-26
発明の名称イチゴの成熟予測方法及び成熟予測プログラム
出願人国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
代理人弁理士法人片山特許事務所
主分類G06Q 50/02 20240101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約【課題】イチゴを定植した後の早い段階で、所定範囲におけるイチゴの果実の収穫量予測を精度よく行う。
【解決手段】イチゴの成熟予測方法は、所定範囲に定植されたイチゴの株それぞれの各果房における各小花の開花日の情報を取得し、前記各小花の開花日の情報と、前記各小花の開花日以降の環境情報と、を用いて、前記各小花の果実の成熟日を予測し、予測した前記各小花の果実の成熟日に基づいて、前記所定範囲で各日に成熟する果実の個数を推定する、処理をコンピュータが実行し、前記各小花の開花日の情報を取得する処理において、前記第1花の開花日を取得し、取得した前記第1花の開花日の情報と前記第1花の開花日以降の環境情報とを用いて、第m花(mは2以上の自然数)の開花日を予測する、イチゴの成熟予測方法である。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
所定範囲に定植されたイチゴの株それぞれの各果房における各小花の開花日の情報を取得し、
前記各小花の開花日の情報と、前記各小花の開花日以降の環境情報と、を用いて、前記各小花の果実の成熟日を予測し、
予測した前記各小花の果実の成熟日に基づいて、前記所定範囲で各日に成熟する果実の個数を推定する、
処理をコンピュータが実行し、
前記各小花の開花日の情報を取得する処理において、
前記第1花の開花日を取得し、
取得した前記第1花の開花日の情報と前記第1花の開花日以降の環境情報とを用いて、第m花(mは2以上の自然数)の開花日を予測する、ことを特徴とするイチゴの成熟予測方法。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記環境情報は、気温の情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のイチゴの成熟予測方法。
【請求項3】
所定範囲に定植されたイチゴの株それぞれの各果房における各小花の開花日の情報を取得し、
前記各小花の開花日の情報と、前記各小花の開花日以降の環境情報と、を用いて、前記各小花の果実の成熟日を予測し、
予測した前記各小花の果実の成熟日に基づいて、前記所定範囲で各日に成熟する果実の個数を推定する、
処理をコンピュータに実行させ、
前記各小花の開花日の情報を取得する処理において、
前記第1花の開花日を取得し、
取得した前記第1花の開花日の情報と前記第1花の開花日以降の環境情報とを用いて、第m花(mは2以上の自然数)の開花日を予測する、ことを特徴とするイチゴの成熟予測プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、イチゴの成熟予測方法及び成熟予測プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
イチゴの生産者にとって、いつ、どのくらいの数のイチゴの果実が成熟するか(収穫できるか)を予測できることは重要である。例えば、観光イチゴ農園では、週末に来場者が集中するため、週末に成熟する果実量(果実数)を予測できれば、来場予約の受付数を適切な数に設定することができる。また、イチゴ農家では、収穫・調製・出荷作業のためにパート従業員を雇用することがあるが、各日に成熟する果実量(果実数)を予測できれば、各日に必要な人員数を事前に適切に決定することができる。
【0003】
従来においては、イチゴがどの程度収穫できるかを熟練の生産者が経験や勘により予測することが多かった。その一方で、最近は、農作物の収量や生育状態等を予測する技術についての研究が進んできている(例えば特許文献1~4、非特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-060782号公報
特開2021-179983号公報
特開2021-128770号公報
特開2020-054289号公報
【非特許文献】
【0005】
九州農業研究、第56号、p.189:促成イチゴの開花期予測(1994年)
鹿児島県農業試験場研究報告、30号、p.7-16:促成イチゴの花成誘導のモデル化と収穫時期予測技術(2002年)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、特許文献4には、収穫日等を予測する場合に、カメラで撮影した画像からイチゴの開花日を確定する必要があることが開示されている。また、非特許文献1、2には、イチゴの各果房の第1果の収穫日を予測する方法が開示されている。しかしながら、上記技術を用いたとしても、いつ、どの花房の、どの花の果実が成熟するか(収穫できるか)を、早い段階(例えばイチゴの開花日よりも前など)において、正確に予測することは難しい。
【0007】
本発明は、イチゴを定植した後の早い段階で、イチゴの果実の成熟に関する予測を精度よく行うことが可能なイチゴの成熟予測方法及び予測プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のイチゴの成熟予測方法は、所定範囲に定植されたイチゴの株それぞれの各果房における各小花の開花日の情報を取得し、前記各小花の開花日の情報と、前記各小花の開花日以降の環境情報と、を用いて、前記各小花の果実の成熟日を予測し、予測した前記各小花の果実の成熟日に基づいて、前記所定範囲で各日に成熟する果実の個数を推定し、前記各小花の開花日の情報を取得する処理において、前記第1花の開花日を取得し、取得した前記第1花の開花日の情報と前記第1花の開花日以降の環境情報とを用いて、第m花(mは2以上の自然数)の開花日を予測する、処理をコンピュータが実行する成熟予測方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明のイチゴの成熟予測方法及び予測プログラムは、イチゴを定植した後の早い段階で、イチゴの果実の成熟に関する予測を精度よく行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る成熟予測システムの構成を示す図である。
図2(a)は、成熟予測サーバ、出蕾検出サーバ、環境情報管理サーバのハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は、利用者端末のハードウェア構成を示す図である。
成熟予測サーバの機能ブロック図である。
入力画面の一例を示す図(その1)である。
第1予測部の処理を説明するための表(その1)である。
第1予測部の処理を説明するための表(その2)である。
第1予測部の処理を説明するための表(その3)である。
第1予測部の処理を説明するための表(その4)である。
成熟予測サーバの第1予測部による予測処理を模式的に示す図である。
入力画面の一例を示す図(その2)である。
成熟予測サーバの第2予測部による予測処理を模式的に示す図である。
入力画面の一例を示す図(その3)である。
第3予測部の処理を説明するための表である。
成熟予測サーバの第3予測部による予測処理を模式的に示す図である。
成熟予測サーバの処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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