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公開番号2025140050
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039202
出願日2024-03-13
発明の名称回転磁気アレイ装置及び磁気冷凍システム
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人個人
主分類F25B 21/00 20060101AFI20250919BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】モータのトルク脈動を低減して、装置に対する機械入力を低減する。
【解決手段】回転軸を中心として回転可能であり、複数の磁極が配置されることで磁場を発生する磁場発生部と、磁場発生部の回転に応じて温熱及び冷熱を発生する複数の熱発生部を含む複数の磁性材料部とを備え、複数の磁極の各磁極は、異なる配向の複数の磁石からなる磁石配列に対して複数の磁性材料部のうちの対向する磁性材料部側に配置された磁性体からなる磁極であって、対向する磁性材料部側の幅が磁石配列側の幅よりも短い磁極である、回転磁気アレイ装置。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸を中心として回転可能であり、複数の磁極が配置されることで磁場を発生する磁場発生部と、
前記磁場発生部の回転に応じて温熱及び冷熱を発生する複数の熱発生部を含む複数の磁性材料部と
を備え、
前記複数の磁極の各磁極は、異なる配向の複数の磁石からなる磁石配列に対して前記複数の磁性材料部のうちの対向する磁性材料部側に配置された磁性体からなる磁極であって、当該対向する磁性材料部側の幅が当該磁石配列側の幅よりも短い磁極である、回転磁気アレイ装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記磁極の前記対向する磁性材料部側の幅が、当該対向する磁性材料部の磁気作業部の幅よりも長い、請求項1に記載の回転磁気アレイ装置。
【請求項3】
前記磁極の表面と前記対向する磁性材料部に隣接する磁性材料部の磁気作業部との距離が、当該磁極の表面と当該対向する磁性材料部の磁気作業部との距離よりも長い、請求項1に記載の回転磁気アレイ装置。
【請求項4】
前記複数の磁石は、前記磁極よりも前記回転軸側にあり、当該磁極の方向又は当該回転軸の方向に配向している第1の磁石と、当該回転軸を中心とする当該磁極が存在する円周上に当該磁極を挟むように配置され、当該磁極の方向に配向している第2及び第3の磁石とを含む、請求項1に記載の回転磁気アレイ装置。
【請求項5】
前記複数の磁性材料部は、温熱及び冷熱を発生させない複数の熱非発生部を含む、請求項1に記載の回転磁気アレイ装置。
【請求項6】
前記複数の熱非発生部の磁化率は、前記複数の熱発生部の磁化率と略同等である、請求項5に記載の回転磁気アレイ装置。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6の何れかに記載の回転磁気アレイ装置と、
前記複数の熱発生部の何れかが冷熱を発生させた場合に、当該冷熱を取り出す冷熱取り出し装置と
を備える、磁気冷凍システム。
【請求項8】
前記複数の熱発生部は、前記温熱及び前記冷熱を外部に供給する複数の熱供給部と、前記温熱及び前記冷熱を外部に供給しない複数の熱非供給部とを含み、
前記冷熱取り出し装置は、前記複数の熱非供給部の何れかが冷熱を発生させても、当該冷熱を取り出さない、請求項7に記載の磁気冷凍システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転磁気アレイ装置及び磁気冷凍システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、回転可能に設けられた磁場発生部と、磁場発生部よりも外周側に設けられた熱発生部と、熱発生部よりも外周側に設けられたヨークと、を備え、磁場発生部は、回転方向に沿ってハルバッハ配列された複数の永久磁石を有し、熱発生部は、回転方向に沿って配列された複数のダクトと、複数のダクトの各々にそれぞれ格納され、且つ、磁気作業物質をそれぞれ含む複数の磁気作業部と、を有する磁気冷凍装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-17484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転軸を中心として回転可能であり、複数の磁極が配置されることで磁場を発生する磁場発生部と、磁場発生部の回転に応じて温熱及び冷熱を発生する複数の熱発生部を含む複数の磁性材料部とを備える回転磁気アレイ装置がある。このような回転磁気アレイ装置において、複数の磁極の各磁極を、対向する磁性材料部側の幅と磁石配列側の幅とが等しい磁極とする構成は考えられる。しかしながら、このような構成では、モータのトルク脈動を低減することができないので、装置に対する機械入力を低減することはできない。
【0005】
本発明の目的は、モータのトルク脈動を低減して、装置に対する機械入力を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的のもと、本発明は、回転軸を中心として回転可能であり、複数の磁極が配置されることで磁場を発生する磁場発生部と、磁場発生部の回転に応じて温熱及び冷熱を発生する複数の熱発生部を含む複数の磁性材料部とを備え、複数の磁極の各磁極は、異なる配向の複数の磁石からなる磁石配列に対して複数の磁性材料部のうちの対向する磁性材料部側に配置された磁性体からなる磁極であって、対向する磁性材料部側の幅が磁石配列側の幅よりも短い磁極である、回転磁気アレイ装置を提供する。
【0007】
回転磁気アレイ装置は、磁極の対向する磁性材料部側の幅が、対向する磁性材料部の磁気作業部の幅よりも長い、ものであってよい。
【0008】
回転磁気アレイ装置は、磁極の表面と対向する磁性材料部に隣接する磁性材料部の磁気作業部との距離が、磁極の表面と対向する磁性材料部の磁気作業部との距離よりも長い、ものであってよい。
【0009】
複数の磁石は、磁極よりも回転軸側にあり、磁極の方向又は回転軸の方向に配向している第1の磁石と、回転軸を中心とする磁極が存在する円周上に磁極を挟むように配置され、磁極の方向に配向している第2及び第3の磁石とを含む、ものであってよい。
【0010】
複数の磁性材料部は、温熱及び冷熱を発生させない複数の熱非発生部を含む、ものであってよい。その場合、複数の熱非発生部の磁化率は、複数の熱発生部の磁化率と略同等であってよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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