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公開番号2025139263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024038099
出願日2024-03-12
発明の名称出力制御装置および出力制御方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60Q 1/26 20060101AFI20250918BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の周辺の他車両に適切に感謝の気持ちを示すこと。
【解決手段】出力制御装置20は、車両の車内の乗員の映像および乗員の音声から、車両の周辺の他車両に対して乗員が感謝の感情を示したことを検出する乗員状況検出部23と、他車両の方向を検出する方向検出部24と、乗員状況検出部23の検出結果に基づいて、他車両に対して感謝の気持ちを伝える感謝表示を出力する状況であるか否かを判定する判定部26と、判定部26によって感謝表示を出力する状況であると判定された場合、他車両の方向に向けて感謝表示を出力する出力制御部29と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車内の乗員の映像および前記乗員の音声から、前記車両の周辺の他車両に対して前記乗員が感謝の感情を示したことを検出する乗員状況検出部と、
前記他車両の方向を検出する方向検出部と、
前記乗員状況検出部の検出結果に基づいて、前記他車両に対して感謝の気持ちを伝える感謝表示を出力する状況であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記感謝表示を出力する状況であると判定された場合、前記他車両の方向に向けて前記感謝表示を出力する出力制御部と、
を備える、出力制御装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記方向検出部は、前記車両の運転者の視線の方向を前記他車両の方向として検出する、
請求項1に記載の出力制御装置。
【請求項3】
前記出力制御部は、前記他車両の方向が左右方向である場合、該当する方向のウィンドウに前記感謝表示を出力し、前記他車両の方向が後方である場合、リアウィンドウに前記感謝表示を出力する、
請求項2に記載の出力制御装置。
【請求項4】
前記車両の方向指示器の操作、操舵および車速の少なくともいずれかを示す車両情報に基づいて、前記車両の右左折時、合流時、車線変更時において、前記車両が前記他車両によって進路を譲ってもらうまでの時間を検出する時間検出部、
を備え、
前記出力制御部は、前記時間検出部によって検出された時間に応じて、感謝の気持ちを強調した出力態様で前記感謝表示を出力する、
請求項1に記載の出力制御装置。
【請求項5】
車両の車内の乗員の映像および前記乗員の音声から、前記車両の周辺の他車両に対して前記乗員が感謝の感情を示したことを検出する乗員状況検出ステップと、
前記他車両の方向を検出する方向検出ステップと、
前記乗員状況検出ステップにおける検出結果に基づいて、前記他車両に対して感謝の気持ちを伝える感謝表示を出力する状況であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによって前記感謝表示を出力する状況であると判定された場合、前記他車両の方向に向けて前記感謝表示を出力する出力制御ステップと、
を含む、出力制御装置が実行する出力制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、出力制御装置および出力制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
対向車とすれちがう際に、道を譲る側に対して、道を譲られる側が感謝の気持ちを意思表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1では、表示手段はフロントガラスに設置され、運転者のスイッチ操作により発光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-194039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、対向車とすれ違う場合には、対向車に感謝の気持ちを伝えることができるが、例えば、同じ進行方向に向かう後続車両などの周辺の車両に対しては感謝の気持ちを伝えることが難しい。また、運転者がスイッチ操作をすることが難しい場合にも、感謝の気持ちを伝えることが難しい。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、車両の周辺の他車両に適切に感謝の気持ちを示すことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る出力制御装置は、車両の車内の乗員の映像および前記乗員の音声から、前記車両の周辺の他車両に対して前記乗員が感謝の感情を示したことを検出する乗員状況検出部と、前記他車両の方向を検出する方向検出部と、前記乗員状況検出部の検出結果に基づいて、前記他車両に対して感謝の気持ちを伝える感謝表示を出力する状況であるか否かを判定する判定部と、前記判定部によって前記感謝表示を出力する状況であると判定された場合、前記他車両の方向に向けて前記感謝表示を出力する出力制御部と、を備える。
【0007】
本開示に係る出力制御方法は、車両の車内の乗員の映像および前記乗員の音声から、前記車両の周辺の他車両に対して前記乗員が感謝の感情を示したことを検出する乗員状況検出ステップと、前記他車両の方向を検出する方向検出ステップと、前記乗員状況検出ステップにおける検出結果に基づいて、前記他車両に対して感謝の気持ちを伝える感謝表示を出力する状況であるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップによって前記感謝表示を出力する状況であると判定された場合、前記他車両の方向に向けて前記感謝表示を出力する出力制御ステップとを含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両の周辺の他車両に適切に感謝の気持ちを示すことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第一実施形態に係る出力制御装置を含む出力装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、第一実施形態に係る出力制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。
図3は、第二実施形態に係る出力制御装置を含む出力装置の構成例を示すブロック図である。
図4は、第二実施形態に係る出力制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、本開示に係る出力制御装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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