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公開番号
2025140449
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024039859
出願日
2024-03-14
発明の名称
物体検出システム及び物体検出方法
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】監視対象を複数のカメラで適切に監視することができる物体検出システム及び物体検出方法を提供する。
【解決手段】物体検出システム100は、撮影空間が部分的に互いに重複している複数のカメラ120と、カメラ120の映像から物体を検出する検出部112と、物体の状態に基づいて物体が監視対象であるか否かを判断する判断部113と、複数のカメラ120の撮影空間の空間座標を互いに対応付け、一のカメラ120の映像から検出された物体の、他のカメラ120の撮影空間における位置を特定する特定部114と、一のカメラ120の映像から検出された物体が監視対象であると判断された場合であって、当該物体の他のカメラ120の撮影空間の位置において、他のカメラ120の映像から検出された物体が監視対象であると判断されていない場合、他のカメラ120の映像から検出された当該物体を監視対象であると指定する指定部115と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のカメラを備え、前記複数のカメラの撮影空間の少なくとも一部が互いに重複している、物体検出システムであって、
前記複数のカメラが撮影した映像から物体を検出する検出部と、
前記検出部が検出した物体の状態に基づいて前記物体が監視対象であるか否かを判断する判断部と、
前記複数のカメラのそれぞれの撮影空間の空間座標を互いに対応付け、前記複数のカメラのうち一のカメラが撮影した映像から検出された物体の前記一のカメラの撮影空間における位置に基づいて、前記複数のカメラのうち他のカメラの撮影空間における当該物体の位置を特定する特定部と、
前記一のカメラが撮影した映像から検出された物体が監視対象であると判断された場合であって、監視対象であると判断された前記物体の前記一のカメラの撮影空間における位置に相当する前記他のカメラの撮影空間の位置において、前記他のカメラが撮影した映像から検出された物体が監視対象であると判断されていない場合、前記他のカメラが撮影した映像から検出された当該物体を監視対象であると指定する指定部と、
を備える、
物体検出システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記複数のカメラが撮影した映像に対して画質調整を行う画質調整部をさらに備え、
前記画質調整部は、前記他のカメラが撮影した映像における、前記一のカメラが撮影した映像から検出された物体であって監視対象であると判断された物体に相当する範囲に対して、物体検出精度を向上させる画質調整を行う、
請求項1に記載の物体検出システム。
【請求項3】
前記複数のカメラの画角を変更する画角変更部をさらに備え、
前記画角変更部は、前記他のカメラが撮影した映像における、前記一のカメラが撮影した映像から検出された物体であって監視対象であると判断された物体に相当する範囲を拡大して撮影するように、前記他のカメラの画角を変更する、
請求項1に記載の物体検出システム。
【請求項4】
前記検出部は、前記物体として人物を検出し、
前記判断部は、前記物体の状態としての前記人物の状態が、前記人物の周囲に対する注意が疎かになる状態である場合に、前記人物を監視対象であると判断する、
請求項1~3の何れか1項に記載の物体検出システム。
【請求項5】
コンピュータが、
撮影空間の少なくとも一部が互いに重複している複数のカメラが撮影した映像から物体を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにおいて検出した物体の状態に基づいて前記物体が監視対象であるか否かを判断する判断ステップと、
前記複数のカメラのそれぞれの撮影空間の空間座標を互いに対応付け、前記複数のカメラのうち一のカメラが撮影した映像から検出された物体の前記一のカメラの撮影空間における位置に基づいて、前記複数のカメラのうち他のカメラの撮影空間における当該物体の位置を特定する特定ステップと、
前記一のカメラが撮影した映像から検出された物体が監視対象であると判断された場合であって、監視対象であると判断された前記物体の前記一のカメラの撮影空間における位置に相当する前記他のカメラの撮影空間の位置において、前記他のカメラが撮影した映像から検出された物体が監視対象であると判断されていない場合、前記他のカメラが撮影した映像から検出された当該物体を監視対象であると指定する指定ステップと、
を実行する、物体検出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物体検出システム及び物体検出方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、複数のカメラで交差点を撮影して得られた映像から検出された歩行者に、周囲に対する注意が疎かになっている歩行者がいる場合、当該交差点を通過する車両等に、その旨を通知する監視システムの開発が望まれる。例えば、特許文献1には、複数のカメラによって撮影された映像から対象物を識別する監視システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/163282号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、複数のカメラの撮影方向は異なることが多く、同一の歩行者に対して、一のカメラの撮影映像では監視対象として判断されても、他のカメラの撮影映像では監視対象として判断されない場合がある。
【0005】
本発明は、監視対象を複数のカメラで適切に監視することができる物体検出システム及び物体検出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る物体検出システムは、複数のカメラを備え、前記複数のカメラの撮影空間の少なくとも一部が互いに重複している、物体検出システムであって、前記複数のカメラが撮影した映像から物体を検出する検出部と、前記検出部が検出した物体の状態に基づいて前記物体が監視対象であるか否かを判断する判断部と、前記複数のカメラのそれぞれの撮影空間の空間座標を互いに対応付け、前記複数のカメラのうち一のカメラが撮影した映像から検出された物体の前記一のカメラの撮影空間における位置に基づいて、前記複数のカメラのうち他のカメラの撮影空間における当該物体の位置を特定する特定部と、前記一のカメラが撮影した映像から検出された物体が監視対象であると判断された場合であって、監視対象であると判断された前記物体の前記一のカメラの撮影空間における位置に相当する前記他のカメラの撮影空間の位置において、前記他のカメラが撮影した映像から検出された物体が監視対象であると判断されていない場合、前記他のカメラが撮影した映像から検出された当該物体を監視対象であると指定する指定部と、を備える。
【0007】
本発明に係る物体検出方法は、コンピュータが、撮影空間の少なくとも一部が互いに重複している複数のカメラが撮影した映像から物体を検出する検出ステップと、前記検出ステップにおいて検出した物体の状態に基づいて前記物体が監視対象であるか否かを判断する判断ステップと、前記複数のカメラのそれぞれの撮影空間の空間座標を互いに対応付け、前記複数のカメラのうち一のカメラが撮影した映像から検出された物体の前記一のカメラの撮影空間における位置に基づいて、前記複数のカメラのうち他のカメラの撮影空間における当該物体の位置を特定する特定ステップと、前記一のカメラが撮影した映像から検出された物体が監視対象であると判断された場合であって、監視対象であると判断された前記物体の前記一のカメラの撮影空間における位置に相当する前記他のカメラの撮影空間の位置において、前記他のカメラが撮影した映像から検出された物体が監視対象であると判断されていない場合、前記他のカメラが撮影した映像から検出された当該物体を監視対象であると指定する指定ステップと、を実行する方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、監視対象を複数のカメラで適切に監視することができる物体検出システム及び物体検出方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る物体検出システムの構成の一例を示すブロック図である。
実施形態1に係るカメラの配置の一例を示す上面図である。
実施形態1に係る物体検出方法の一例を示すフローチャートである。
実施形態1に係る物体検出方法の一例を示すフローチャートである。
実施形態2に係る物体検出システムの構成の一例を示すブロック図である。
実施形態2に係る物体検出方法の一例を示すフローチャートである。
実施形態3に係る物体検出システムの構成の一例を示すブロック図である。
実施形態3に係る物体検出方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施形態1
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1に、本発明の実施形態1に係る物体検出システム100の構成の一例を示す。物体検出システム100は、図1に示すように、制御部110と、第1カメラ121、第2カメラ122、第3カメラ123、第4カメラ124と、通信部130とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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