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公開番号
2025137594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025116495,2025075283
出願日
2025-07-10,2019-12-27
発明の名称
画像符号化装置、画像符号化方法、画像符号化プログラム、画像復号装置、画像復号方法及び画像復号プログラム
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類
H04N
19/52 20140101AFI20250911BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像符号化及び復号化に適したブロック分割を行うことにより、符号化効率を向
上させる技術を提供する。
【解決手段】画像符号化及び復号化に適したブロック分割を行うことにより、符号化効率
を向上させる技術を提供する。複数の動き情報の履歴を記憶する動き情報履歴メモリと、
復号済ブロックの動き情報を保持するメモリから履歴予測動きベクトル候補を含む予測動
きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出部と、復号済ブロックの動き情報を
保持するメモリから履歴マージ候補を含むマージ候補を導出するマージ候補導出部と、を
備え、予測動きベクトル候補を復号した場合には動き情報履歴メモリに動き情報を格納し
、マージ候補を復号した場合には動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴
とする動画像復号装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
処理対象ピクチャの複数の動き情報セットの履歴を記憶する動き情報履歴メモリと、
符号化済ブロックの動き情報を保持するメモリから履歴予測動きベクトル候補を含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出部と、
処理対象ブロックに隣接するブロックから予測される予測動きベクトル候補を前記予測動きベクトル候補に追加する空間予測動きベクトル候補導出部と、
前記予測動きベクトル候補に(0,0)の予測動きベクトル候補を追加する予測動きベクトル候補補充部と、
符号化済ブロックの動き情報を保持する前記メモリから符号化ブロックを所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ候補を導出するサブブロックマージ候補導出部と、を備え、
前記予測動きベクトル候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロックマージ候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴とする動画像符号化装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
処理対象ピクチャの複数の動き情報セットの履歴を記憶する動き情報履歴メモリステップと、
符号化済ブロックの動き情報を保持するメモリから履歴予測動きベクトル候補を含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出ステップと、
処理対象ブロックに隣接するブロックから予測される予測動きベクトル候補を前記予測動きベクトル候補に追加する空間予測動きベクトル候補導出ステップと、
前記予測動きベクトル候補に(0,0)の予測動きベクトル候補を追加する予測動きベクトル候補補充ステップと、
符号化済ブロックの動き情報を保持する前記メモリから符号化ブロックを所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ候補を導出するサブブロックマージ候補導出ステップと、を有し、
前記予測動きベクトル候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロックマージ候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴とする動画像符号化方法。
【請求項3】
処理対象ピクチャの複数の動き情報セットの履歴を記憶する動き情報履歴メモリステップと、
符号化済ブロックの動き情報を保持するメモリから履歴予測動きベクトル候補を含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出ステップと、
処理対象ブロックに隣接するブロックから予測される予測動きベクトル候補を前記予測動きベクトル候補に追加する空間予測動きベクトル候補導出ステップと、
前記予測動きベクトル候補に(0,0)の予測動きベクトル候補を追加する予測動きベクトル候補補充ステップと、
符号化済ブロックの動き情報を保持する前記メモリから符号化ブロックを所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ候補を導出するサブブロックマージ候補導出ステップと、をコンピュータに実行させ、
前記予測動きベクトル候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロックマージ候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴とする動画像符号化プログラム。
【請求項4】
処理対象ピクチャの複数の動き情報セットの履歴を記憶する動き情報履歴メモリと、
復号済ブロックの動き情報を保持するメモリから履歴予測動きベクトル候補を含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出部と、
処理対象ブロックに隣接するブロックから予測される予測動きベクトル候補を前記予測動きベクトル候補に追加する空間予測動きベクトル候補導出部と、
前記予測動きベクトル候補に(0,0)の予測動きベクトル候補を追加する予測動きベクトル候補補充部と、
復号済ブロックの動き情報を保持する前記メモリから復号ブロックを所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ候補を導出するサブブロックマージ候補導出部と、を備え、
前記予測動きベクトル候補を復号した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロックマージ候補を復号した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴とする動画像復号装置。
【請求項5】
処理対象ピクチャの複数の動き情報セットの履歴を記憶する動き情報履歴メモリステップと、
復号済ブロックの動き情報を保持するメモリから履歴予測動きベクトル候補を含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出ステップと、
処理対象ブロックに隣接するブロックから予測される予測動きベクトル候補を前記予測動きベクトル候補に追加する空間予測動きベクトル候補導出ステップと、
前記予測動きベクトル候補に(0,0)の予測動きベクトル候補を追加する予測動きベクトル候補補充ステップと、
復号済ブロックの動き情報を保持する前記メモリから復号ブロックを所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ候補を導出するサブブロックマージ候補導出ステップと、を有し、
前記予測動きベクトル候補を復号した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロックマージ候補を復号した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴とする動画像復号方法。
【請求項6】
処理対象ピクチャの複数の動き情報セットの履歴を記憶する動き情報履歴メモリステップと、
復号済ブロックの動き情報を保持するメモリから履歴予測動きベクトル候補を含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出ステップと、
処理対象ブロックに隣接するブロックから予測される予測動きベクトル候補を前記予測動きベクトル候補に追加する空間予測動きベクトル候補導出ステップと、
前記予測動きベクトル候補に(0,0)の予測動きベクトル候補を追加する予測動きベクトル候補補充ステップと、
復号済ブロックの動き情報を保持する前記メモリから復号ブロックを所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ候補を導出するサブブロックマージ候補導出ステップと、をコンピュータに実行させ、
前記予測動きベクトル候補を復号した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロックマージ候補を復号した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴とする動画像復号プログラム。
【請求項7】
請求項2に記載された動画像符号化方法に従ってビットストリームを生成し、前記ビットストリームを記録媒体に格納する格納方法。
【請求項8】
請求項2に記載された動画像符号化方法に従ってビットストリームを生成し、前記ビットストリームを伝送する伝送方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像をブロックに分割し、予測を行う画像符号化及び復号技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像の符号化及び復号では、処理の対象となる画像を所定数の画素の集合であるブロッ
クに分割し、ブロック単位で処理をする。適切なブロックに分割し、画面内予測(イント
ラ予測)、画面間予測(インター予測)を適切に設定することにより、符号化効率が向上
する。
【0003】
動画像の符号化・復号では、符号化・復号済みのピクチャから予測するインター予測に
より符号化効率を向上している。特許文献1には、インター予測の際に、アフィン変換を
適用する技術が記載されている。動画像では、物体が拡大・縮小、回転といった変形を伴
うことは珍しいことではなく、特許文献1の技術を適用することにより、効率的な符号化
が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-172644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術は画像の変換を伴うものであるため、処理負荷が多大
という課題がある。本発明は上記の課題に鑑み、低負荷で効率的な符号化技術を提供する
。
【課題を解決するための手段】
【0006】
複数の動き情報の履歴を記憶する動き情報履歴メモリと、履歴予測動きベクトル候補を
含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出部と、符号化ブロックを
所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ候補を
導出するサブブロックマージ候補導出部と、を備え、前記予測動きベクトル候補を符号化
した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロックマージ候補
を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴とする
動画像符号化装置を開示する。
【0007】
複数の動き情報の履歴を記憶する動き情報履歴メモリと、履歴予測動きベクトル候補を
含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出ステップと、符号化ブロ
ックを所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ
候補を導出するサブブロックマージ候補導出ステップと、を有し、前記予測動きベクトル
候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロッ
クマージ候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないこと
を特徴とする動画像符号化方法を開示する。
【0008】
複数の動き情報の履歴を記憶する動き情報履歴メモリと、履歴予測動きベクトル候補を
含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出ステップと、符号化ブロ
ックを所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ
候補を導出するサブブロックマージ候補導出ステップと、をコンピュータに実行させ、前
記予測動きベクトル候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納
し、前記サブブロックマージ候補を符号化した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情
報を格納しないことを特徴とする動画像符号化プログラムを開示する。
【0009】
複数の動き情報の履歴を記憶する動き情報履歴メモリと、履歴予測動きベクトル候補を
含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出部と、復号ブロックを所
定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ候補を導
出するサブブロックマージ候補導出部と、を備え、前記予測動きベクトル候補を復号した
場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロックマージ候補を復
号した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴とする動画像
復号装置を開示する。
【0010】
複数の動き情報の履歴を記憶する動き情報履歴メモリと、履歴予測動きベクトル候補を
含む予測動きベクトル候補を導出する予測動きベクトル候補導出ステップと、復号ブロッ
クを所定のサイズで分割したサブブロック単位で動き情報が異なるサブブロックマージ候
補を導出するサブブロックマージ候補導出ステップと、を有し、前記予測動きベクトル候
補を復号した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納し、前記サブブロックマ
ージ候補を復号した場合には前記動き情報履歴メモリに動き情報を格納しないことを特徴
とする動画像復号方法を開示する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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