TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025139217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024038032
出願日2024-03-12
発明の名称ワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01B 7/00 20060101AFI20250918BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】部品点数の増大を抑制しながら、組付け作業性を向上可能としたワイヤハーネスを提供すること。
【解決手段】ワイヤハーネス10は、第1電線21と第1電線21の外周を覆う筒状の第1編組部材22とを有する第1シールド電線20と、第2電線31と第2電線31の外周を覆う筒状の第2編組部材32とを有する第2シールド電線30と、第1編組部材22及び第2編組部材32が電気的に接続されつつアース部材70に固定されるブラケット50とを備える。また、ワイヤハーネス10は、第2編組部材32に電気的に接続された端子40を備え、ブラケット50は、第1電線21が挿通されるとともに外周に第1編組部材22が固定される筒状部51と、端子40が固定される端子固定部54とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1電線と前記第1電線の外周を覆う筒状の第1編組部材とを有する第1シールド電線と、
第2電線と前記第2電線の外周を覆う筒状の第2編組部材とを有する第2シールド電線と、
前記第1編組部材及び前記第2編組部材が電気的に接続されつつアース部材に固定されるブラケットと、
を備えたワイヤハーネスであって、
前記第2編組部材に電気的に接続された端子を備え、
前記ブラケットは、前記第1電線が挿通されるとともに外周に前記第1編組部材が固定される筒状部と、前記端子が固定される端子固定部と、を有する、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記端子は、端子孔を有し、
前記端子固定部は、固定孔を有し、
前記端子は、前記端子孔及び前記固定孔を貫通するボルトによって前記端子固定部に固定され、
前記ブラケットは、前記ボルトによって前記アース部材に固定される、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記端子は、係止片を有し、
前記端子固定部は、前記端子の前記端子孔を中心とした回転を規制すべく前記係止片と係合可能な被係止部を有する、
請求項2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記第2シールド電線は、前記筒状部の外部を通過するように配置されている、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記第2電線は、前記筒状部の内部を通過するように配置され、
前記第2編組部材は、前記筒状部の外部を通過するように配置されている、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記第2シールド電線は、前記筒状部の内部を通過するように配置されている、
請求項1に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスとしては、例えば、電線と電線の外周を覆う編組部材とを有する複数のシールド電線と、編組部材の各々が接続されるブラケットとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このワイヤハーネスにおける編組部材の各々にはシールドスリーブ及びシールドコンタクトからなるシールド端子が装着されている。そして、それら導電性シールド端子の各々はブラケットの貫通孔に固定されている。このワイヤハーネスでは、ブラケットが取付対象であるアース部材に固定されることで、全ての編組部材がアース接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-285748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のようなワイヤハーネスでは、編組部材毎にシールドスリーブ及びシールドコンタクトからなるシールド端子が必要であって、部品点数が多くなるという問題があった。
【0005】
これに対して、例えば、ブラケットに筒状部を設けるとともに、その筒状部に複数の編組部材を同時にかしめリング等の結束部材でまとめて固定することで部品点数の低減を図る構成が考えられる。しかしながら、この構成では、複数の編組部材を筒状部に対して同時に位置決めして固定する作業の作業性が悪いという問題がある。
【0006】
本開示の目的は、部品点数の増大を抑制しながら、組付け作業性を向上可能としたワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のワイヤハーネスは、第1電線と前記第1電線の外周を覆う筒状の第1編組部材とを有する第1シールド電線と、第2電線と前記第2電線の外周を覆う筒状の第2編組部材とを有する第2シールド電線と、前記第1編組部材及び前記第2編組部材が電気的に接続されつつアース部材に固定されるブラケットと、を備えたワイヤハーネスであって、前記第2編組部材に電気的に接続された端子を備え、前記ブラケットは、前記第1電線が挿通されるとともに外周に前記第1編組部材が固定される筒状部と、前記端子が固定される端子固定部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示のワイヤハーネスによれば、部品点数の増大を抑制しながら、組付け作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部斜視図である。
図2は、別例におけるワイヤハーネスの一部斜視図である。
図3は、別例におけるワイヤハーネスの一部斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネスは、
[1]第1電線と前記第1電線の外周を覆う筒状の第1編組部材とを有する第1シールド電線と、第2電線と前記第2電線の外周を覆う筒状の第2編組部材とを有する第2シールド電線と、前記第1編組部材及び前記第2編組部材が電気的に接続されつつアース部材に固定されるブラケットと、を備えたワイヤハーネスであって、前記第2編組部材に電気的に接続された端子を備え、前記ブラケットは、前記第1電線が挿通されるとともに外周に前記第1編組部材が固定される筒状部と、前記端子が固定される端子固定部と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

住友電装株式会社
端子
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
18日前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
9日前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
22日前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
8日前
住友電装株式会社
端子金具
25日前
住友電装株式会社
コネクタ
1日前
住友電装株式会社
電気接続箱
1か月前
住友電装株式会社
充電コネクタ
17日前
住友電装株式会社
中継コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
中継コネクタ
19日前
住友電装株式会社
中継コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
充電インレット
25日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
1か月前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
18日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
1か月前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
1日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
1か月前
住友電装株式会社
コネクタユニット
19日前
住友電装株式会社
コネクタユニット
9日前
住友電装株式会社
シールドコネクタ
1か月前
住友電装株式会社
カバー付きコネクタ
1か月前
住友電装株式会社
電線、および電線製造方法
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ及びコネクタ装置
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ及びコネクタ装置
1か月前
住友電装株式会社
コネクタおよび端子ユニット
1か月前
住友電装株式会社
コネクタおよび電気接続装置
1か月前
住友電装株式会社
コネクタおよびコネクタ装置
1か月前
住友電装株式会社
圧着端子、および端子付き電線
2日前
続きを見る