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公開番号
2025127507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024219
出願日
2024-02-21
発明の名称
充電インレット
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250826BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電線が動いた際に締結部材が緩むことを抑制しつつ、組み付けに伴うコストを低減する。
【解決手段】本開示の充電インレット10は、前後方向にのびる端子本体31を有する第1端子と、端子本体31の後端に接続される第2端子と、第2端子を第1端子に締結する締結部材と、第2端子に接続され、前後方向に交差する交差方向に引き出された電線61と、第1端子が後方から挿入される端子収容部24を有するハウジング20と、端子収容部24に挿入された第1端子を抜け止めするリテーナ50と、を備え、端子本体31の外周面には係止部が形成され、リテーナ50には係止部に係止される被係止部が形成され、締結部材が締結される際に係止部または被係止部における周方向の一端部35Aが被係止部または係止部に係止することで第1端子が回り止めされ、同他端部35Bと被係止部または係止部との間に隙間Sが形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
前後方向にのびる端子本体を有する第1端子と、
前記端子本体の後端に接続される第2端子と、
前記第2端子を前記第1端子に締結する締結部材と、
前記第2端子に接続され、前記前後方向に交差する交差方向に引き出された電線と、
前記第1端子が後方から挿入される端子収容部を有するハウジングと、
前記端子収容部に挿入された前記第1端子を抜け止めするリテーナと、を備え、
前記端子本体の外周面には係止部が形成され、前記リテーナには前記係止部に係止される被係止部が形成され、
前記端子本体の外周面において前記前後方向に交差する方向を周方向とした場合に、前記締結部材が締結される際に前記係止部または前記被係止部における前記周方向の一端部が前記被係止部または前記係止部に係止することで前記第1端子が回り止めされ、同他端部と前記被係止部または前記係止部との間に隙間が形成されている、充電インレット。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記第1端子は、前記係止部の前端部に前記被係止部の前端部が後方から係止することで抜け止めされている、請求項1に記載の充電インレット。
【請求項3】
前記リテーナの後方に装着される電線カバーと、ゴム栓と、をさらに備え、
前記ゴム栓は、前記電線を通す通し孔を有し、
前記電線カバーは、前記電線が前記通し孔に通された状態で前記ゴム栓を収容するゴム栓装着部を有する、請求項1または請求項2に記載の充電インレット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、充電インレットに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車両のボディに取り付けられる充電インレットとして、例えば特開2023-19474号公報(下記特許文献1)に記載の充電コネクタが知られている。この充電コネクタは、端子と、電線と、ハウジングと、を備える。端子は、パワー端子と、パワー端子に接続される中継端子と、を備える。中継端子は、ねじによってパワー端子に締結されるようになっている。締結の際には、締結用治具にパワー端子をセットし、リテーナを締結用治具に取り付けることでパワー端子が回り止めされた状態に保持する。この状態で中継端子をパワー端子の後端に載置し、ねじを締結することでパワー端子と中継端子とを接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-19474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の充電インレットでは、ねじを締結した後、端子とリテーナを締結用治具から取り外してから、ハウジングに組み付けを実施する必要がある。また、電線が動いた際に、中継端子は電線の動きによって回転しようとするのに対し、パワー端子はハウジング内で回り止めされているため、中継端子がパワー端子に対して相対的に回転することによってねじが緩むおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の充電インレットは、前後方向にのびる端子本体を有する第1端子と、前記端子本体の後端に接続される第2端子と、前記第2端子を前記第1端子に締結する締結部材と、前記第2端子に接続され、前記前後方向に交差する交差方向に引き出された電線と、前記第1端子が後方から挿入される端子収容部を有するハウジングと、前記端子収容部に挿入された前記第1端子を抜け止めするリテーナと、を備え、前記端子本体の外周面には係止部が形成され、前記リテーナには前記係止部に係止される被係止部が形成され、前記端子本体の外周面において前記前後方向に交差する方向を周方向とした場合に、前記締結部材が締結される際に前記係止部または前記被係止部における前記周方向の一端部が前記被係止部または前記係止部に係止することで前記第1端子が回り止めされ、同他端部と前記被係止部または前記係止部との間に隙間が形成されている、充電インレットである。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、電線が動いた際に締結部材が緩むことを抑制しつつ、組み付けに伴うコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態の充電インレットの斜視図である。
図2は、図1の充電インレットの分解斜視図である。
図3は、図1の充電インレットの側面図である。
図4は、図1の充電インレットの背面図である。
図5は、図4のB-B断面図である。
図6は、端子付き電線の斜視図である。
図7は、ハウジングの斜視図である。
図8は、リテーナの前方斜視図である。
図9は、リテーナの後方斜視図である。
図10は、ハウジングの背面図である。
図11は、図10のハウジングにパワー端子を挿入した状態を示す背面図である。
図12は、図11のハウジングにリテーナを取り付けた状態を示す背面図である。
図13は、図3のA-A断面図である。
図14は、図13の一部を拡大して示す断面図である。
図15は、リテーナが回り止めされている状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
[1]本開示の充電インレットは、前後方向にのびる端子本体を有する第1端子と、前記端子本体の後端に接続される第2端子と、前記第2端子を前記第1端子に締結する締結部材と、前記第2端子に接続され、前記前後方向に交差する交差方向に引き出された電線と、前記第1端子が後方から挿入される端子収容部を有するハウジングと、前記端子収容部に挿入された前記第1端子を抜け止めするリテーナと、を備え、前記端子本体の外周面には係止部が形成され、前記リテーナには前記係止部に係止される被係止部が形成され、前記端子本体の外周面において前記前後方向に交差する方向を周方向とした場合に、前記締結部材が締結される際に前記係止部または前記被係止部における前記周方向の一端部が前記被係止部または前記係止部に係止することで前記第1端子が回り止めされ、同他端部と前記被係止部または前記係止部との間に隙間が形成されている。
【0009】
端子収容部に第1端子が後方から挿入された後、リテーナをハウジングに取り付けると、第1端子がリテーナによって抜け止めされる。端子本体の後端に第2端子をセットした後、締結部材によって第2端子を第1端子に締結すると、締結部材とともに第1端子が回転しようとするが、係止部または被係止部の一端部が被係止部または係止部に係止することで回転が阻止される。また、第2端子が第1端子に締結された状態において電線が動いた場合に、電線とともに第2端子が回転するが、同他端部と被係止部または係止部の他端部との間に隙間があるため、第2端子とともに第1端子も回転することになる。したがって、第1端子と第2端子の締結が緩むことを抑制できる。
【0010】
また、従来のように締結用治具を用いて第1端子と第2端子の締結を行う必要がないから、充電インレットの組み付けを容易にでき、組み付けに伴うコストを低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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