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公開番号2025136843
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035731
出願日2024-03-08
発明の名称端子台
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 4/58 20060101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】位置ずれ吸収性能を担保しつつ、端子の導電性をより良好にすること、及び、台本体内での端子の変形を抑制することを目的とする。
【解決手段】端子台30は、積層された複数の端子板48を含む端子40と、端子を保持した状態で機器に固定される台本体32と、を備える。端子は長尺状に形成されており、端子は、端子の長手方向中間部で、隣合う端子板同士が接合された中間接合部44と、端子の長手方向において中間接合部に対して離れた位置で、隣合う端子板同士が接合された接合接続部42、46と、中間接合部と接合接続部との間で、隣合う端子板同士が非接合状態で積層されている非接合部43、45と、を含む。中間接合部の少なくとも一部が台本体内に位置し、接合接続部が台本体外に位置し、非接合部の少なくとも一部が台本体外に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
積層された複数の端子板を含む端子と、
前記端子を保持した状態で機器に固定される台本体と、
を備え、
前記端子は長尺状に形成されており、
前記端子は、
前記端子の長手方向中間部で、隣合う前記端子板同士が接合された中間接合部と、
前記端子の長手方向において前記中間接合部に対して離れた位置で、隣合う前記端子板同士が接合された接合接続部と、
前記中間接合部と前記接合接続部との間で、隣合う前記端子板同士が非接合状態で積層されている非接合部と、
を含み、
前記中間接合部の少なくとも一部が前記台本体内に位置し、
前記接合接続部が前記台本体外に位置し、
前記非接合部の少なくとも一部が前記台本体外に位置する、端子台。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の端子台であって、
前記接合接続部は、前記中間接合部に対して前記端子の長手方向一方側に離れて位置する第1接合接続部と、前記中間接合部に対して前記端子の長手方向他方側に離れて位置する第2接合接続部とを有し、
前記非接合部は、前記中間接合部と前記第1接合接続部との間に位置する第1非接合部と、前記中間接合部と前記第2接合接続部との間に位置する第2非接合部とを有する、端子台。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の端子台であって、
前記端子のうち前記台本体内に位置する部分の8割以上が前記中間接合部である、端子台。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の端子台であって、
前記中間接合部は、前記台本体から出ている、端子台。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の端子台であって、
前記中間接合部と前記台本体との間に介在する環状シール部をさらに備える、端子台。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の端子台であって、
前記中間接合部及び前記接合接続部のそれぞれにおいて、隣合う前記端子板同士は、融接、圧接またはろう接されている、端子台。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の端子台であって、
前記非接合部は、前記複数の端子板の相互間の経路差を無くするように曲げられている非接合中間経路部を含む、端子台。
【請求項8】
請求項7に記載の端子台であって、
前記非接合中間経路部は、第1曲げ部と第2曲げ部とを含み、
前記第1曲げ部と前記第2曲げ部とは、前記端子板の積層方向において互いに反対側に曲っている、端子台。
【請求項9】
請求項1又は請求項2に記載の端子台であって、
前記端子に積層バスバが接続され、
前記積層バスバは、積層された複数のバスバを有し、
前記積層バスバは、前記複数のバスバの相互間の経路差を無くするように曲げられている非接合中間経路部を含む、端子台。
【請求項10】
請求項9に記載の端子台であって、
前記非接合中間経路部は、第1曲げ部と第2曲げ部とを含み、
前記第1曲げ部と前記第2曲げ部とは、前記バスバの積層方向において互いに反対側に曲っている、端子台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子台に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、長尺状に形成された積層バスバと、積層バスバを保持した状態で機器に固定される台本体と、を備え、積層バスバは、積層された複数のバスバを含み、積層バスバの長手方向における1箇所の部分的な積層保持領域で、複数のバスバが相対移動不能な状態で積層状態に保持される構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-169095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
位置ずれ吸収性能を担保しつつ、端子の導電性をより良好にすること、及び、台本体内での端子の変形を抑制することが望まれている。
【0005】
そこで、本開示は、位置ずれ吸収性能を担保しつつ、端子の導電性をより良好にすること、及び、台本体内での端子の変形を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の端子台は、積層された複数の端子板を含む端子と、前記端子を保持した状態で機器に固定される台本体と、を備え、前記端子は長尺状に形成されており、前記端子は、前記端子の長手方向中間部で、隣合う前記端子板同士が接合された中間接合部と、前記端子の長手方向において前記中間接合部に対して離れた位置で、隣合う前記端子板同士が接合された接合接続部と、前記中間接合部と前記接合接続部との間で、隣合う前記端子板同士が非接合状態で積層されている非接合部と、を含み、前記中間接合部の少なくとも一部が前記台本体内に位置し、前記接合接続部が前記台本体外に位置し、前記非接合部の少なくとも一部が前記台本体外に位置する、端子台である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、位置ずれ吸収性能を担保しつつ、端子の導電性をより良好にすること、及び、台本体内での端子の変形を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1に係る端子台を備える機電一体化ユニットを示す概略図である。
図2は端子台を示す分解斜視図である。
図3は端子を示す正面図である。
図4は図2のIV-IV線断面図である。
図5は図4の部分拡大図である。
図6は端子台の製造方法例を示す説明図である。
図7は第1変形例に係る端子台を示す断面図である。
図8は実施形態2に係る端子台を示す斜視図である。
図9は端子台の非接合中間経路部を示す側面図である。
図10は第2変形例に係る非接合中間経路部210を示す斜視図である。
図11は同上の非接合中間経路部210を示す側面図である。
図12は第3変形例に係る非接合中間経路部を示す斜視図である。
図13は第4変形例に係る非接合中間経路部を示す斜視図である。
図14は第5変形例に係る非接合中間経路部を示す斜視図である。
図15は実施形態3に係る端子台を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の端子台は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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