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公開番号
2025136804
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035663
出願日
2024-03-08
発明の名称
パッシブアンテナパネル
出願人
株式会社Synspective
,
国立大学法人東京科学大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01Q
21/06 20060101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】SARの性能を向上させることが可能なパッシブアンテナパネルを提供する。
【解決手段】パッシブアンテナパネルは、基板と、前記基板の表面に設けられた給電導波路と、前記給電導波路にRF信号を入力するRF信号入力部と、を備え、前記給電導波路には、複数のカップリングスロットが形成され、前記複数のカップリングスロットの導波路中心線は、前記基板のパネル中心線と、前記基板の四等分線と、の間に位置し、前記基板は、パネル中心線と前記四等分線との間の第1領域と、仰角方向における端縁と前記四等分線との間の第2領域と、を有し、前記第1領域に形成された放射スロットペアの列の数Nが、前記第2領域に形成された放射スロットペアの列の数N+pよりも少ない。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板の表面に設けられた給電導波路と、
前記給電導波路にRF信号を入力するRF信号入力部と、を備え、
前記給電導波路には、複数のカップリングスロットが形成され、
前記複数のカップリングスロットの導波路中心線は、前記基板のパネル中心線と、前記基板の四等分線と、の間に位置し、
前記基板は、前記パネル中心線と前記四等分線との間の第1領域と、仰角方向における端縁と前記四等分線との間の第2領域と、を有し、
前記第1領域に形成された内側放射スロットペアの列の数Nが、前記第2領域に形成された外側放射スロットペアの列の数N+pよりも少ない、パッシブアンテナパネル。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記Nに対する前記pの比率であるp/Nが、0.45以下である、請求項1に記載のパッシブアンテナパネル。
【請求項3】
前記カップリングスロットには、プライマリスロットと、前記プライマリスロットよりも短いセカンダリスロットと、が含まれる、請求項1または2に記載のパッシブアンテナパネル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パッシブアンテナパネルに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、SAR衛星に関する開発が行われている。SARとは、Synthetic Aperture Radar(合成開口レーダー)の略である。SAR衛星は、電磁波(例えばマイクロ波)を地表に向けて照射し、返ってきた電磁波を用いて、地表の状態を映像化する。SARには、パッシブアンテナパネルが用いられる場合がある。
【0003】
特許文献1には、給電導波路を備えたパッシブアンテナパネルの発明が開示されている。この給電導波路は、直列給電(series feeding)と並列給電(corporate feeding)とを組み合わせた構造を有する。給電導波路のうち、パッシブアンテナパネルの中央に位置する部分には、τ形分岐回路が設けられる。各パネルの中央を境として、各パネルは2つのサブパネルに分かれているとみなすことができる。一般的に、各パネルには、信号を放射するための放射スロットペアの列が形成される。サブパネルの中心線(パネルの四等分線)に対して、放射スロットペアの列の数は対称とされる。つまり、パネルの中心線とサブパネルの中心線との間に配置される放射スロットペアの列の数と、サブパネルの中心線とパネルの端部との間の配置される放射スロットペアの列の数と、は同じであることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第11309623号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
SARの性能を評価するうえで、周波数帯ごとのアンテナゲインおよび開口効率が重要である。本願発明者らが鋭意検討した結果、放射スロットペアに関する配置を工夫することで、SARの性能を向上できることが分かった。
【0006】
本発明はこのような事情を考慮してなされ、SARの性能を向上させることが可能なパッシブアンテナパネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るパッシブアンテナパネルは、基板と、前記基板の表面に設けられた給電導波路と、前記給電導波路にRF信号を入力するRF信号入力部と、を備え、前記給電導波路には、複数のカップリングスロットが形成され、前記複数のカップリングスロットの導波路中心線は、前記基板のパネル中心線と、前記基板の四等分線と、の間に位置し、前記基板は、前記パネル中心線と前記四等分線との間の第1領域と、仰角方向における端縁と前記四等分線との間の第2領域と、を有し、前記第1領域に形成された内側放射スロットペアの列の数Nが、前記第2領域に形成された外側放射スロットペアの列の数N+pよりも少ない。
【発明の効果】
【0008】
本発明の上記態様によれば、SARの性能を向上させることが可能なパッシブアンテナパネルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るSAR衛星の全体図である。
図1のパッシブアンテナパネル群を折り畳んだ状態の図である。
図1のパッシブアンテナパネル群の全体図である。
各パッシブアンテナパネルの基板の構造の一例を説明する図である。
パッシブアンテナパネルの構造の一例を説明する図である。
図5のV1部の拡大図である。
パッシブアンテナパネルのY軸方向における位置と励振振幅との関係を示すグラフである。
パッシブアンテナパネルのY軸方向における位置と励振位相との関係を示すグラフである。
周波数と指向性の関係を示すグラフである。
周波数と開口効率の関係を示すグラフである。
仰角と信号強度の関係を示すグラフである。
第2実施形態に係るプライマリスロットおよびセカンダリスロットの一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、第1実施形態のパッシブアンテナパネルを備えたSAR衛星について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、SAR衛星1は、衛星本体部2と、パッシブアンテナパネル群3と、を備えている。パッシブアンテナパネル群3には、複数のパッシブアンテナパネル3a~3gが含まれている。本実施形態におけるパッシブアンテナパネル3a~3gの数は7つであるが、この数は変更してもよい。それぞれのパッシブアンテナパネル3a~3gには、ソーラーパネルSが設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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