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公開番号2025136750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035570
出願日2024-03-08
発明の名称表示灯
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人あお葉国際特許事務所
主分類F21S 43/19 20180101AFI20250911BHJP(照明)
要約【課題】横方向からの力に対して強く、また、LEDからの光が十分拡散してアウターレンズの光透過部全体から外部に透過する表示灯を提供する。
【解決手段】表示灯1は、ハウジング2の周壁21の高さをアウターレンズ3の周壁32の高さに対応するよう設定し、ハウジング2の周壁21の外周面でアウターレンズ3の周壁32の内周面をほぼ全面的に支持し、ハウジング2の底板22におけるアウターレンズ3とは反対側に基板6を設け、基板6の表面側に、LED5を配置するとともに、LED5の光をアウターレンズ3の光透過部31に向けて照射するようにインナーレンズ4を設け、基板6の裏面側に絶縁板7を設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
周壁と底板を有するハウジングと、光透過部の周縁に周壁を有するアウターレンズと、インナーレンズと、LEDと、基板と、絶縁板とを備えた表示灯であって、
前記ハウジングの周壁の高さを前記アウターレンズの周壁の高さに対応するよう設定するとともに、前記ハウジングの周壁の外側に支持部を形成し、
前記支持部に前記アウターレンズの周壁を支持し、
前記ハウジングの底板における前記アウターレンズとは反対側に、前記基板を設け、
前記基板の表面側に、前記LEDを配置するとともに、前記LEDの光を前記アウターレンズの光透過部に向けて照射するように前記インナーレンズを設け、
前記基板の裏面側に前記絶縁板を設けた
ことを特徴とする表示灯。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記ハウジングの周壁の上端縁に、前記底板の周縁を連接することにより、前記底板は、前記底板の周縁から中央部に向けて下降する傾斜面を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示灯。
【請求項3】
前記ハウジングの支持部は、前記アウターレンズの周壁下端部の外面に対応位置するよう立ち上げた外周壁を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示灯。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示灯に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来の表示灯は、薄さが要求されるために平板状のハウジングの周縁上面にアウターレンズの周縁の下端面が固定されて灯室が形成され、この灯室内に、ハウジング上に固定された基板と、基板に設けられたLEDなどの光源と、この光源の光を前記アウターレンズに向けて照射するインナーレンズとを設けてなるのが一般的である(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-113295号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の一般的な表示灯は、ハウジングとアウターレンズの固定が、ハウジングの裏面(下面)側からアウターレンズの周縁の下端面に螺合された小さいネジによる複数箇所のネジ止めによるので、固定力が弱く、特に横方向から力が加わると、ネジ止め部分が破損されて前記アウターレンズが前記ハウジングから離反してしまう、という問題があった。また、表示灯全体の薄さを確保するために、光源及びインナーレンズと、アウターレンズとの間隔が狭いため、光源の光が十分に拡散しない状態でアウターレンズに照射されるので、アウターレンズの一部、通常は光源に対向する中央部分だけから光が透過し、表示灯の中央部だけしか視認できないという問題もあった。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、横方向からの力に対して強く、また、光源からの光が、アウターレンズに対して十分拡散して入射し、アウターレンズの光透過部分全体から外部に透過して、視認性を向上させた表示灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題を解決するため、本発明のある態様においては、周壁と底板を有するハウジングと、光透過部の周縁に周壁を有するアウターレンズと、インナーレンズと、光源であるLEDと、基板と、絶縁板とを備えた表示灯であって、前記ハウジングの周壁の高さを前記アウターレンズの周壁の高さに対応するよう設定するとともに、前記ハウジングの周壁の外側に支持部を形成し、前記支持部に前記アウターレンズの周壁を支持し、前記ハウジングの底板における前記アウターレンズとは反対側に、前記基板を設け、前記基板の表面(上面)側に、前記LEDを配置するとともに、前記LEDの光を前記アウターレンズの光透過部に向けて照射するように前記インナーレンズを設け、前記基板の裏面(下面)側に前記絶縁板を設けたものである。
【0007】
この態様によれば、前記ハウジングの周壁の高さを前記アウターレンズの周壁の高さに対応するよう設定するとともに、前記ハウジングの周壁の外側に支持部を形成し、前記支持部に前記アウターレンズの周壁を支持したので、前記アウターレンズの周壁を、前記ハウジングの周壁で面状に支持することにより、横方向からの力に対する強度が高まり、表示灯に要求される薄さは維持しつつ、横方向からの力を受けても支持状態を確実に維持する。また、前記ケーシングの底板における前記アウターレンズとは反対側に、前記基板を設け、前記基板の表面(上面)側に、前記LEDを配置するとともに、前記LEDの光を前記アウターレンズの光透過部に向けて照射するように前記インナーレンズを設けたので、前記LED及び前記インナーレンズと、前記アウターレンズとの間隔を、前記基板を前記ハウジングの前記アウターレンズとは反対側に設けた分だけ広くすることができるため、前記LEDから出射した光は、前記インナーレンズで十分に拡散して前記アウターレンズに照射し、前記アウターレンズの光透過部全体から外部に透過する。
【0008】
また、別の態様においては、前記ハウジングの周壁の上端縁に、前記底板の周縁を連接することにより、前記底板は、前記底板の周縁から中央部に向けて下降する傾斜面を形成するものである。
【0009】
この態様によれば、前記底板の傾斜面が前記アウターレンズの光透過部と対向位置してリフレクターとして機能するので、LEDの光がより十分に拡散して前記アウターレンズの光透過部全体に照射され、均一に外部に透過する。
【0010】
さらに、別の態様においては、前記ハウジングの支持部は、前記アウターレンズの周壁下端部の外面に対応位置するよう立ち上げた外周壁を有するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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