TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025160791
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2024063578
出願日2024-04-10
発明の名称道路冠水通知システム
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人プロウィン
主分類G08G 1/00 20060101AFI20251016BHJP(信号)
要約【課題】車両の冠水を防止し、安全性を高めることが可能な道路冠水通知システムを提供する。
【解決手段】車両に搭載されて前記車両が走行する路面の冠水情報を通知する道路冠水通知システム(100)であって、路面を覆う水面の情報を水位情報として取得する水位情報取得部(10)と、水位情報に基づいて冠水状態を判定する冠水判定部(20)と、冠水判定部で冠水状態であると判定した場合に警告を通知する冠水警告通知部(30)とを備える道路冠水通知システム(100)。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されて前記車両が走行する路面の冠水情報を通知する道路冠水通知システムであって、
前記路面を覆う水面の情報を水位情報として取得する水位情報取得部と、
前記水位情報に基づいて冠水状態を判定する冠水判定部と、
前記冠水判定部で前記冠水状態であると判定した場合に警告を通知する冠水警告通知部とを備えることを特徴とする道路冠水通知システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の道路冠水通知システムであって、
前記水位情報は、前記車両に搭載された水位計によって取得されたものであることを特徴とする道路冠水通知システム。
【請求項3】
請求項1に記載の道路冠水通知システムであって、
前記冠水判定部は、前記水位情報に含まれる水面高さが、前記車両のドア下端から所定範囲である場合に前記冠水状態と判定することを特徴とする道路冠水通知システム。
【請求項4】
請求項1に記載の道路冠水通知システムであって、
前記冠水判定部は、前記水位情報に含まれる水面高さが、前記車両のマフラーの下端から所定範囲である場合に前記冠水状態と判定することを特徴とする道路冠水通知システム。
【請求項5】
請求項1に記載の道路冠水通知システムであって、
前記冠水判定部は、前記水位情報に含まれる水面高さが200mm以上である場合に前記冠水状態と判定することを特徴とする道路冠水通知システム。
【請求項6】
請求項1に記載の道路冠水通知システムであって、
前記水位情報は、前記路面におけるレーンマークを検出したレーンマーク検出結果を含み、
前記冠水判定部は、前記レーンマーク検出結果で前記レーンマークが検出されない場合に前記冠水状態であると判定することを特徴とする道路冠水通知システム。
【請求項7】
請求項6に記載の道路冠水通知システムであって、
前記レーンマークの検出は、前記車両に搭載された撮像装置またはLiDARによって取得されたものであることを特徴とする道路冠水通知システム。
【請求項8】
請求項1に記載の道路冠水通知システムであって、
前記水位情報は、前記車両に搭載されたミリ波レーダーによって取得された反射情報を含み、
前記冠水判定部は、前記反射情報が無反射の場合に前記冠水状態であると判定することを特徴とする道路冠水通知システム。
【請求項9】
請求項1から8の何れか一つに記載の道路冠水通知システムであって、
前記車両に搭載され、表示部を介して前記表示部から遠方に遠方画像を結像させ、前記表示部から近方に近方画像を結像する画像投影部を備え、
前記冠水警告通知部は、前記画像投影部から前記遠方画像として警告画像を結像させることを特徴とする道路冠水通知システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、道路冠水通知システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両内に各種情報を表示する装置として、アイコンを点灯表示する計器盤が用いられている。また、表示する情報量の増加とともに、計器盤に画像表示装置を埋め込むことや、計器盤全体を画像表示装置で構成することも提案されている。
【0003】
しかし、計器盤は車両のフロントガラス(ウィンドシールド)より下方に位置しているため、計器盤に表示された情報を運転者等の搭乗者が視認するには、運転中に視線を下方に移動させる必要があり好ましくない。そこで、フロントガラスに画像を投影して、搭乗者が車両の前方を視認したときに情報を読み取れるようにするヘッドアップディスプレイ(以下HUD:Head Up Display)のような画像投影装置が提案されている。(例えば、特許文献1,2を参照)。このような画像投影装置は、運転時の視線方向に近い位置に画像を投影できるため、車両の走行状態や運転を支援する情報を提示する用途に適している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-119248号公報
特開2019-119262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で従来から、路面に雨水等が溜まり局所的に道路が冠水している場合であっても、運転者には冠水の程度を把握することが困難であり、車両を冠水エリアに進入させてしまうという事例が発生していた。車両が冠水すると車両の運行が困難になるだけではなく、車両から早急に脱出して安全に非難することが困難になるという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、車両の冠水を防止し、安全性を高めることが可能な道路冠水通知システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の道路冠水通知システムは、車両に搭載されて前記車両が走行する路面の冠水情報を通知する道路冠水通知システムであって、前記路面を覆う水面の情報を水位情報として取得する水位情報取得部と、前記水位情報に基づいて冠水状態を判定する冠水判定部と、前記冠水判定部で前記冠水状態であると判定した場合に警告を通知する冠水警告通知部とを備えることを特徴とする。
【0008】
このような本発明の道路冠水通知システムでは、水位情報取得部で路面を覆う水面の情報を水位情報として取得し、冠水判定部で冠水状態を判定して、冠水警告通知部で警告を通知することで、車両の冠水を防止し、安全性を高めることが可能となる。
【0009】
また、本発明の一態様では、前記水位情報は、前記車両に搭載された水位計によって取得されたものである。
【0010】
また、本発明の一態様では、前記冠水判定部は、前記水位情報に含まれる水面高さが、前記車両のドア下端から所定範囲である場合に前記冠水状態と判定する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社小糸製作所
車両用灯具
3日前
株式会社小糸製作所
スクリュー
4日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
10日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
10日前
株式会社小糸製作所
虚像表示装置
12日前
株式会社小糸製作所
画像生成装置
12日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
18日前
株式会社小糸製作所
画像表示装置
26日前
株式会社小糸製作所
画像生成装置
26日前
株式会社小糸製作所
固定構造及び固定方法
1か月前
株式会社小糸製作所
ヘッドアップディスプレイ
26日前
株式会社小糸製作所
波長変換部材および白色発光素子
11日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具および車両用灯具の製造方法
12日前
株式会社小糸製作所
半導体発光素子および半導体発光素子の製造方法
10日前
株式会社小糸製作所
半導体成長用基板、半導体発光素子および半導体発光素子の製造方法
10日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具システム、配光制御装置および配光制御方法
18日前
個人
安全支援装置
1か月前
個人
自動電動車椅子
2か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
ニッタン株式会社
検知器
2か月前
日本信号株式会社
車両検知装置
3日前
個人
磁気路上での車両の路線離脱防御
2か月前
日本無線株式会社
船舶システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
サーバ
1か月前
日本信号株式会社
異常走行検出装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
サーバ
2か月前
株式会社SUBARU
運転支援装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
移動支援装置
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
2か月前
三菱自動車工業株式会社
制御システム
2か月前
株式会社デンソー
運航管理装置
1か月前
株式会社CCT
通信装置及び表示方法
2か月前
日本精機株式会社
報知装置及び報知システム
2か月前
株式会社 ミックウェア
車内環境制御システム
1か月前
株式会社SUBARU
事故情報収集装置
2か月前
株式会社SUBARU
車室内異常検知装置
2か月前
続きを見る