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公開番号2025172525
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2024078077
出願日2024-05-13
発明の名称虚像表示装置
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G09G 3/20 20060101AFI20251118BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ヘッドアップディスプレイを制御するプロセッサに供給する電圧を維持すること。
【解決手段】本開示に係る虚像表示装置は、画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部の生成した前記画像を画像光として透過反射部に投影する光学系と、を有する画像表示部と、前記画像表示部を制御し、車両の前方に虚像を表示させる制御部と、を備える。前記制御部は、前記画像表示部を制御するプロセッサと、スイッチと、前記スイッチを介して第1電源から供給される第1電圧を、前記プロセッサに供給する第2電圧に変換する第2電源と、前記制御部の外部からの第1信号と、前記プロセッサからの第2信号とに基づいて、前記スイッチのオンオフを切り替える切替部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部の生成した前記画像を画像光として透過反射部に投影する光学系と、を有する画像表示部と、
前記画像表示部を制御し、車両の前方に虚像を表示させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記画像表示部を制御するプロセッサと、
スイッチと、
前記スイッチを介して第1電源から供給される第1電圧を、前記プロセッサに供給する第2電圧に変換する第2電源と、
前記制御部の外部からの第1信号と、前記プロセッサからの第2信号とに基づいて、前記スイッチのオンオフを切り替える切替部と、
を備える虚像表示装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
請求項1に記載の虚像表示装置であって、
前記第1信号及び前記第2信号の少なくとも一方がオンを示すとき、前記切替部は、前記スイッチをオンにし、
前記第1信号及び前記第2信号の両方がオフを示すとき、前記切替部は、前記スイッチをオフにすることを特徴とする虚像表示装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の虚像表示装置であって、
前記制御部には、電源重畳方式の信号ケーブルが接続されており、
前記第1信号は、前記信号ケーブルから分離された信号であることを特徴とする虚像表示装置。
【請求項4】
請求項3に記載の虚像表示装置であって、
前記信号ケーブルからの給電が停止したとき、
前記プロセッサは、前記画像表示部に対する終了処理を行い、前記終了処理の後、前記スイッチをオフにする前記第2信号を出力し、
前記切替部は、前記第1信号及び前記第2信号に基づいて、前記スイッチをオフにすることを特徴とする虚像表示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の虚像表示装置であって、
前記画像生成部は、液晶パネルを備えており、
前記信号ケーブルからの給電が停止したとき、前記プロセッサは、前記液晶パネルに対する前記終了処理を行い、前記終了処理の後、前記スイッチをオフにする前記第2信号を出力することを特徴とする虚像表示装置。
【請求項6】
請求項4に記載の虚像表示装置であって、
前記光学系は、モーターによって移動するミラーを備えており、
前記信号ケーブルからの給電が停止したとき、前記プロセッサは、前記ミラーを所定の位置に移動させるように前記モーターに対する前記終了処理を行い、前記終了処理の後、前記スイッチをオフにする前記第2信号を出力することを特徴とする虚像表示装置。
【請求項7】
請求項4に記載の虚像表示装置であって、
前記プロセッサは、前記第1信号に基づいて、前記信号ケーブルからの給電が停止したことを検出することを特徴とする虚像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、虚像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、暗電流を低減するヘッドアップディスプレイが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-82050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、制御部が、省電力モードから制御モードに移行した後に、当該制御部に定電圧を印加する電源(第1電源75)をオンに維持することによって、フェイルセーフを実現することが記載されている。但し、特許文献1では、制御部に定電圧を印加する電源(第1電源75)は、車載バッテリーからの電源供給を受けた別の電源(第3電源77)から電圧が印加されているため、制御部が電源(第1電源75)に対してオンに維持するように制御しても、車載バッテリーからその電源(第1電源75)までの間の電源ラインがオフになると(例えば第3電源77がオフになると)、電源(第1電源75)をオンに維持できない構造である。
【0005】
本発明は、ヘッドアップディスプレイを制御するプロセッサに供給する電圧を維持することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明の一形態は、
画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部の生成した前記画像を画像光として透過反射部に投影する光学系と、を有する画像表示部と、
前記画像表示部を制御し、車両の前方に虚像を表示させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記画像表示部を制御するプロセッサと、
スイッチと、
前記スイッチを介して第1電源から供給される第1電圧を、前記プロセッサに供給する第2電圧に変換する第2電源と、
前記制御部の外部からの第1信号と、前記プロセッサからの第2信号とに基づいて、前記スイッチのオンオフを切り替える切替部と、
を備える虚像表示装置である。
【0007】
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ヘッドアップディスプレイを制御するプロセッサに供給する電圧を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、虚像表示システム1の全体構成の説明図である。
図2は、制御部20のブロック図である。
図3Aは、図2に示す電源部30の説明図である。図3Bは、比較例の電源部の説明図である。
図4Aは、本実施形態における制御部20の起動時のフロー図である。図4Bは、本実施形態における制御部20の停止時のフロー図である。
図5Aは、比較例の電源部30を備えた制御部の起動時のフロー図である。図5Bは、比較例の電源部を備えた制御部の停止時のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、同一の又は類似する構成について共通の符号を付して重複した説明を省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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