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公開番号
2025136475
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035081
出願日
2024-03-07
発明の名称
デッキボード
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
B60R
5/04 20060101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約
【課題】手間をかけることなく、シートを移動可能とすることができるデッキボードを提供する。
【解決手段】車両前後方向に移動可能なリアシート13の後方に設けられた荷室11の床面20Aを構成するデッキボード20であって、板状の第1ボード21と、第1ボード21の後方において第1ボード21と並んで配される板状の第2ボード25と、を備え、第1ボード21は、リアシート13が前方から後方に向けて移動した際にリアシート13とともに後方に移動して第2ボード25に対して重畳する重畳位置と、リアシート13が後方から前方に向けて移動した際にリアシート13とともに前方に移動して第2ボード25と並んで配される並設位置と、の間で変位可能とされている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物前後方向に移動可能なリアシートの後方に設けられた荷室の床面を構成するデッキボードであって、
板状の第1ボードと、前記第1ボードの後方において前記第1ボードと並んで配される板状の第2ボードと、を備え、
前記第1ボードは、前記リアシートが前方から後方に向けて移動した際に前記リアシートとともに後方に移動して前記第2ボードに対して重畳する重畳位置と、前記リアシートが後方から前方に向けて移動した際に前記リアシートとともに前方に移動して前記第2ボードと並んで配される並設位置と、の間で変位可能とされているデッキボード。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記第1ボードは、前記リアシートに対して前記リアシートとともに乗物前後方向に移動可能な形で一体に連結されている請求項1に記載のデッキボード。
【請求項3】
前記第1ボードの後端面および前記第2ボードの前端面は、前記床面に対して互いに同方向に傾斜した傾斜面状とされ、前記第1ボードは、前記並設位置から前記重畳位置に変位する際に、その前記後端面が前記第2ボードの前記前端面に摺動することにより、前記第2ボードに対する重畳方向が案内されるようになっている請求項1または請求項2に記載のデッキボード。
【請求項4】
前記第2ボードは前記荷室内において上下方向に移動可能とされ、前記第1ボードが前記並設位置から前記重畳位置に変位する際に前記第1ボードにより上方に押し上げられるようになっている請求項1または請求項2に記載のデッキボード。
【請求項5】
前記第2ボードは、前後方向の移動が規制された移動方向規制部を備えている請求項1または請求項2に記載のデッキボード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、デッキボードに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ワンボックスカー等、客室と客室の後方に設けられた荷室とが一体の空間を形成している車両において、必要に応じて多彩な車室内アレンジを行うことが可能な構成が提案されている。例えば特許文献1には、車幅方向に並んで配される3つのシートのレイアウトを、中央シートが両側部シートよりも後ろ側に位置するV字レイアウトとすることで、乗員が車幅方向の空間をゆったりと使用することが可能な構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-297632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したようなシートの移動を後部座席で行う際、後部座席の後方に設けられた荷室の床面を構成するデッキボードが、シートの移動の邪魔になる場合がある。このような場合には、シートの移動に先立って、乗員が車両から一旦降りてバックドア側に回り込み、車両後方からデッキボードをシートの移動の邪魔にならない状態とする必要がある。しかしながら、このような作業は面倒であり、利便性の改善が望まれている。
【0005】
本明細書に開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、手間をかけることなく、シートを移動可能とすることができるデッキボードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために完成された本明細書に開示される技術は、乗物前後方向に移動可能なリアシートの後方に設けられた荷室の床面を構成するデッキボードであって、板状の第1ボードと、前記第1ボードの後方において前記第1ボードと並んで配される板状の第2ボードと、を備え、前記第1ボードは、前記リアシートが前方から後方に向けて移動した際に前記リアシートとともに後方に移動して前記第2ボードに対して重畳する重畳位置と、前記リアシートが後方から前方に向けて移動した際に前記リアシートとともに前方に移動して前記第2ボードと並んで配される並設位置と、の間で変位可能とされている。
【0007】
上記構成によれば、リアシートを前方から後方に移動する際に、乗員がバックドア側に回り込み、車両後方からデッキボードをリアシートの移動の邪魔にならない状態に操作する必要がない。また、リアシートを後方から前方に移動した際に、重畳位置とされたデッキボードを乗員が並設位置に戻す必要がない。つまり、デッキボードの操作に手間をかけることなくリアシートを前後移動することが可能となり、利便性が向上する。
【0008】
前記第1ボードは、前記リアシートに対して前記リアシートとともに乗物前後方向に移動可能な形で一体に連結されていてもよい。このような構成によれば、第1ボードに、リアシートの移動と連動して第1ボードを動かすための駆動装置を設けることなく、リアシートの移動を利用して第1ボードを動かすことができるから、全体として簡易な構成とすることができる。
【0009】
前記第1ボードの後端面および前記第2ボードの前端面は、前記床面に対して互いに同方向に傾斜した傾斜面状とされ、前記第1ボードは、前記並設位置から前記重畳位置に変位する際に、その前記後端面が前記第2ボードの前記前端面に摺動することにより、前記第2ボードに対する重畳方向が案内されるようになっていてもよい。
【0010】
前記第2ボードは前記荷室内において上下方向に移動可能とされ、前記第1ボードが前記並設位置から前記重畳位置に変位する際に前記第1ボードにより上方に押し上げられるようになっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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