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公開番号2025136708
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035491
出願日2024-03-08
発明の名称クッション体
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類A47C 7/18 20060101AFI20250911BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】シートカバーの端末をシートパッドのパッド裏面に固定するための圧入荷重を適切に低減できるクッション体を提供すること。
【解決手段】シートパッド2と、シートパッド2に被せられるシートカバー3と、を有するクッション体1であり、シートパッド2のパッド裏面に形成される止着溝2Aと、シートカバー3の端末3Aに縫着されて止着溝2Aに圧入される止着具4と、を有する。止着溝2Aの溝壁が、止着具4の圧入面を形成するように突出する凸溝壁A1と、凸溝壁A1と溝長さ方向に並んで止着具4との当接を避けるように凹む凹溝壁A2と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートパッドと、該シートパッドに被せられるシートカバーと、を有するクッション体であって、
前記シートパッドのパッド裏面に形成される止着溝と、
前記シートカバーの端末に縫着されて前記止着溝に圧入される止着具と、を有し、
前記止着溝の溝壁が、前記止着具の圧入面を形成するように突出する凸溝壁と、該凸溝壁と溝長さ方向に並んで前記止着具との当接を避けるように凹む凹溝壁と、を有するクッション体。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1に記載のクッション体であって、
前記凸溝壁が、前記溝長さ方向に複数設けられるクッション体。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のクッション体であって、
前記凸溝壁が、前記止着溝の両前記溝壁に設けられるクッション体。
【請求項4】
請求項3に記載のクッション体であって、
前記凸溝壁が、両前記溝壁の対向位置に設けられるクッション体。
【請求項5】
請求項3に記載のクッション体であって、
両前記溝壁に設けられる前記凸溝壁が、互いに前記溝長さ方向に重ならない配置とされるクッション体。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載のクッション体であって、
前記止着溝に圧入される前記止着具の断面幅が、前記止着溝の前記凸溝壁の突出によって狭められる圧入可能な最小溝幅よりも大きく、かつ、前記凹溝壁の凹みによって広げられる最大溝幅よりも小さいクッション体。
【請求項7】
請求項6に記載のクッション体であって、
前記止着具が、前記止着溝への圧入により前記凸溝壁に引掛けられる矢尻状の返しを圧入方向に複数備えるクッション体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クッション体に関する。詳しくは、シートパッドと、シートパッドに被せられるシートカバーと、を有するクッション体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートカバーの端末をシートパッドの硬質に形成されたパッド裏面に固定するための構造が開示されている。具体的には、シートカバーの端末に、矢尻状の返しの付いた止着具が縫着されている。シートカバーは、その端末の止着具がシートパッドのパッド裏面に形成された止着溝に圧入されることにより、パッド裏面に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-2780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、止着具がシートカバーの端末に沿って延びる長尺な構成となることから、止着溝に対する圧入荷重が高くなるという問題がある。そこで、本発明は、シートカバーの端末をシートパッドのパッド裏面に固定するための圧入荷重を適切に低減できるクッション体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のクッション体は、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、シートパッドと、該シートパッドに被せられるシートカバーと、を有するクッション体であって、前記シートパッドのパッド裏面に形成される止着溝と、前記シートカバーの端末に縫着されて前記止着溝に圧入される止着具と、を有し、前記止着溝の溝壁が、前記止着具の圧入面を形成するように突出する凸溝壁と、該凸溝壁と溝長さ方向に並んで前記止着具との当接を避けるように凹む凹溝壁と、を有するクッション体である。
【0007】
第1の発明によれば、止着具を止着溝に圧入する際、止着具を凹溝壁に当接させることなく凸溝壁とのみ当接させて圧入することができる。その結果、止着具の溝壁に対する接触面積を小さくすることができ、圧入荷重を低減することができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記凸溝壁が、前記溝長さ方向に複数設けられるクッション体である。
【0009】
第2の発明によれば、止着具を溝長さ方向の複数箇所で凸溝壁に当接させることができる。その結果、止着具を止着溝内で傾がせないように凸溝壁に当接させることができ、組み付け性と組み付け後のホールド性とを適切に高めることができる。
【0010】
本発明の第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記凸溝壁が、前記止着溝の両前記溝壁に設けられるクッション体である。
(【0011】以降は省略されています)

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