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公開番号2025124304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020259
出願日2024-02-14
発明の名称乗物用シート
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250819BHJP(車両一般)
要約【課題】 電気コネクタ及び電気ソケットは、シートバック内に内蔵された状態となるので、シート本体が車両に組み付けられた後に、電気コネクタと電気ソケットとの接続作業を実施すると、作業性の低下を招くおそれが高い。本開示は、当該点に鑑みた乗物用シートの一例を開示する。
【解決手段】 ヘッドレストがアッパフレーム43に組み付けられる前の状態においては、ソケット5は、アッパフレーム43に連結された状態で当該アッパフレーム43に保持されている。そして、ヘッドレストステーがサポートブラケット45に挿入されると、ヘッドレストステーの下端側に設けられたコネクタがサポートブラケット45の下端側に設けられたソケット5に接続される。つまり、当該乗物用シート1では、ヘッドレストのアッパフレーム43への組付作業が終了すると、別途、コネクタとソケット5との接続作業を作業者がすることなく、当該接続作業が終了する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
乗物に搭載される乗物用シートにおいて、
バックフレームの一部を構成するアッパフレームであって、当該バックフレームの上端側においてシート幅方向に延びるアッパフレームと、
前記アッパフレームに設けられ、ヘッドレストのステーが変位自在に挿入されるサポートブラケットであって、上下方向に延びる筒状のサポートブラケットと、
前記ステーの下端側に設けられたコネクタであって、電気的な接続を行うためのコネクタと、
前記コネクタとの接続部が前記サポートブラケットの下端側に設けられたソケットであって、前記アッパフレームに設けられた被係止部に着脱自在に係止可能な係止部を有するソケットとを備え、
前記コネクタと前記ソケットとが接続された状態では、前記係止部と前記被係止部とは非係止状態である乗物用シート。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記係止部は、前記被係止部と係止可能な状態と当該被係止部と係止不可な状態との間で弾性変形可能であって、前記コネクタと前記ソケットとが接続された状態にあるときには、当該係止部は、係止不可な状態となり、
さらに、前記コネクタと前記ソケットとが接続された状態で、当該ソケットが上方側に変位すると、前記係止部が前記アッパフレームに接触して当該ソケットが上方側に変位することが規制される請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項3】
前記ステーと係止することにより、前記コネクタと前記ソケットとの接続状態を維持するための抜け止め部を備える請求項1又は2に記載の乗物用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、乗物に搭載される乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載のヘッドレスト用配線構造では、組立作業員は、ヘッドレストステーをサポートブラケットに挿入した後、当該ヘッドレストステーの下端側に設けられた電気コネクタに、電気ソケットを嵌合装着する必要がある。
【0003】
なお、ヘッドレストステーとは、ヘッドレスト本体から延びる棒状の部材である。サポートブラケットは、ヘッドレストステーが挿入される筒状の部材である。因みに、多くの場合、ヘッドレストステーとサポートブラケットとの間には、樹脂製のヘッドレストサポートが介在している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-30654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、車両用の乗物用シートでは、当該乗物用シートのうちヘッドレスト以外の部分(以下、シート本体という。)が車両に組み付けられた後、ヘッドレストが当該シート本体に組み付けられる。
【0006】
このため、特許文献1に記載の発明では、組立作業者は、シート本体が車両に組み付けられた後に、ヘッドレストを当該シート本体に組み付けるとともに、当該ヘッドレストの電気コネクタを電気ソケットに接続する必要がある。
【0007】
通常、電気コネクタ及び電気ソケットは、シートバック内に内蔵された状態となるので、シート本体が車両に組み付けられた後に、電気コネクタと電気ソケットとの接続作業を実施すると、作業性の低下を招くおそれが高い。本開示は、当該点に鑑みた乗物用シートの一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
乗物に搭載される乗物用シートは、以下の構成要件を備える。
すなわち、当該構成要件は、バックフレーム(4)の一部を構成するアッパフレーム(43)であって、当該バックフレーム(4)の上端側においてシート幅方向に延びるアッパフレーム(43)と、アッパフレーム(43)に設けられ、ヘッドレスト(3)のステー(32)が変位自在に挿入されるサポートブラケット(45)であって、上下方向に延びる筒状のサポートブラケット(45)と、ステー(32)の下端側に設けられたコネクタ(34)であって、電気的な接続を行うためのコネクタ(34)と、コネクタ(34)との接続部(54)がサポートブラケット(45)の下端側に設けられたソケット(5)であって、アッパフレーム(43)に設けられた被係止部(49A)に着脱自在に係止可能な係止部(52)を有するソケット(5)とを備え、コネクタ(34)とソケット(5)とが接続された状態では、係止部(52)と被係止部(49A)とは非係止状態であることである。
【0009】
これにより、当該乗物用シートでは、ヘッドレスト(3)がバックフレーム(4)に組み付けられる前の状態においては、ソケット(5)は、バックフレーム(4)に連結された状態で当該バックフレーム(4)に保持されている。
【0010】
そして、ヘッドレスト(3)のステー(32)がサポートブラケット(45)に挿入されると、ステー(32)の下端側に設けられたコネクタ(34)がサポートブラケット(45)の下端側に設けられたソケット(5)に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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