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公開番号2025124147
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020008
出願日2024-02-14
発明の名称シートクッション
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類A47C 27/14 20060101AFI20250819BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】各天板サイドから切り離された構造を持つ天板メインをシートフレームに対して簡便に着脱することが可能なシートクッションを提供すること。
【解決手段】シートクッション1は、その着座者を弾性的に支持するクッション体が、シート幅方向の中央部分を成す天板メイン2Aと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイド2Bと、の3つの分割要素から成る構成とされる。天板メイン2Aのパッド裏面に取り付けられるメイン基材A3と、各天板サイド2Bのパッド裏面に取り付けられるサイド基材B3との間に、メイン基材A3のシート上方向からの差し込みにより互いにシート高さ方向に嵌合される第1嵌合部F1と、メイン基材A3を各サイド基材B3に対してシート上方向への移動が不能となるようにシート前方向からスナップフィット嵌合させる第2嵌合部F2と、が形成される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
着座者を弾性的に支持するクッション体と、該クッション体をシート裏側から支持するシートフレームと、を有するシートクッションであって、
前記クッション体が、シート幅方向の中央部分を成す天板メインと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイドと、の3つの分割要素から成り、
前記天板メインが、シートパッドを成すメインパッドと、該メインパッドのパッド裏面に取り付けられるメイン基材と、を有し、
各前記天板サイドが、シートパッドを成すサイドパッドと、該サイドパッドのパッド裏面に取り付けられて前記シートフレームに固定されるサイド基材と、を有し、
前記メイン基材と各前記サイド基材との間に、前記メイン基材のシート上方向からの差し込みにより互いにシート高さ方向に嵌合される第1嵌合部と、前記差し込みにより前記メイン基材を各前記サイド基材に対してシート上方向への移動が不能となるようにシート前方向からスナップフィット嵌合させる第2嵌合部と、を有するシートクッション。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシートクッションであって、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが、前記メイン基材に形成されるメイン側嵌合部と、各前記サイド基材に形成されるサイド側嵌合部と、の間で形成され、
各前記サイド側嵌合部が、各前記サイド基材から前記天板メインと各前記天板サイドとの分割ラインをシート幅方向の内側に越えるように突出し、前記天板メインの直下で前記メイン側嵌合部と嵌合するシートクッション。
【請求項3】
請求項2に記載のシートクッションであって、
前記第1嵌合部が、前記メイン基材に形成されるシート下方向に突出する凸部と、各前記サイド基材に形成されるシート上方向に開口する凹部と、から成る凹凸の嵌合構造とされ、
前記第2嵌合部が、前記メイン基材に形成されるシート前後方向に貫通する嵌合孔と、各前記サイド基材に形成されるシート前方向に突出する嵌合爪と、から成る爪嵌合構造とされるシートクッション。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のシートクッションであって、
前記メイン基材が、前記差し込みにより前記シートフレームに対してシート上方向への移動が不能となるようにシート前方向からスナップフィット嵌合されるフレーム引掛け爪を更に有するシートクッション。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のシートクッションであって、
前記シートフレームが、前記クッション体のシート後部分をシート裏側から支持するシート幅方向一対のロアアームと、一対の前記ロアアームの間にシート幅方向に延びるチルト軸のまわりにシート高さ方向に位置調整可能となるように連結されて前記クッション体のシート前部分をシート裏側から支持するチルトフレームと、を有し、
各前記サイド基材が、前記チルトフレームに固定されるシートクッション。
【請求項6】
請求項5に記載のシートクッションであって、
前記メイン基材が、前記チルトフレームの一対の前記ロアアームと連結されるシート幅方向一対のチルトアームとこれらの前部間をシート幅方向に延びるチルトパネルの上面とに沿って平面視逆U字状に延びる基材前部と、一対の前記ロアアームとこれらの後部間をシート幅方向に延びるリヤパイプの上面とに沿って平面視U字状に延びる基材後部と、前記基材前部の逆U字の両端部を前記基材後部のU字の両端部に対して撓みにより前記チルトフレームの動きに追従させられるように繋ぐフレキシブル部と、を有するシートクッション。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートクッションに関する。詳しくは、着座者を弾性的に支持するクッション体と、クッション体をシート裏側から支持するシートフレームと、を有するシートクッションに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートパッドとシートパッドを包むシートカバーとで構成されるクッション体が、シート幅方向に3分割されたシートクッションが開示されている。具体的には、クッション体は、シート幅方向の中央部分を成す天板メインと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイドと、に分割されている。天板メインと各天板サイドとは、シートフレームに対して個別に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-33005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、天板メインと各天板サイドとがシートフレームに対してシート裏側からボルト締結されている。そのため、天板メインをシートフレームから取り外したい場合、シートクッションを一度車両から取り外さなければならず、作業性が悪い。そこで、本発明は、各天板サイドから切り離された構造を持つ天板メインをシートフレームに対して簡便に着脱することが可能なシートクッションを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のシートクッションは、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、着座者を弾性的に支持するクッション体と、該クッション体をシート裏側から支持するシートフレームと、を有するシートクッションであって、前記クッション体が、シート幅方向の中央部分を成す天板メインと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイドと、の3つの分割要素から成り、前記天板メインが、シートパッドを成すメインパッドと、該メインパッドのパッド裏面に取り付けられるメイン基材と、を有し、各前記天板サイドが、シートパッドを成すサイドパッドと、該サイドパッドのパッド裏面に取り付けられて前記シートフレームに固定されるサイド基材と、を有し、前記メイン基材と各前記サイド基材との間に、前記メイン基材のシート上方向からの差し込みにより互いにシート高さ方向に嵌合される第1嵌合部と、前記差し込みにより前記メイン基材を各前記サイド基材に対してシート上方向への移動が不能となるようにシート前方向からスナップフィット嵌合させる第2嵌合部と、を有するシートクッションである。
【0007】
第1の発明によれば、天板メインを各天板サイドにシート上方向から差し込むのみで、使用時にたやすく外れてしまうことがないように取り付けることができる。具体的には、上記差し込みにより、メイン基材を各サイド基材に対して、第1嵌合部によりシート高さ方向に嵌合させつつ、第2嵌合部によりシート上方向に外れないように嵌合させることができる。天板メインは、メイン基材をシート前方向に引き込むことで第2嵌合部のスナップフィット嵌合状態を外してシート上方向に外せる状態にすることができる。よって、各天板サイドから切り離された構造を持つ天板メインをシートフレームに対して簡便に着脱することができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが、前記メイン基材に形成されるメイン側嵌合部と、各前記サイド基材に形成されるサイド側嵌合部と、の間で形成され、各前記サイド側嵌合部が、各前記サイド基材から前記天板メインと各前記天板サイドとの分割ラインをシート幅方向の内側に越えるように突出し、前記天板メインの直下で前記メイン側嵌合部と嵌合するシートクッションである。
【0009】
第2の発明によれば、各天板サイドをシートフレームに組み付けた後に、これらの間に天板メインをシート上方向から押し込むように簡便に取り付けることができる。また、各天板サイドをシートフレームから取り外すことなく、天板メインのみをシートフレームから簡便に取り外すことができる。
【0010】
本発明の第3の発明は、上記第2の発明において、前記第1嵌合部が、前記メイン基材に形成されるシート下方向に突出する凸部と、各前記サイド基材に形成されるシート上方向に開口する凹部と、から成る凹凸の嵌合構造とされ、前記第2嵌合部が、前記メイン基材に形成されるシート前後方向に貫通する嵌合孔と、各前記サイド基材に形成されるシート前方向に突出する嵌合爪と、から成る爪嵌合構造とされるシートクッションである。
(【0011】以降は省略されています)

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