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公開番号2025123864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019605
出願日2024-02-13
発明の名称乗物照明装置
出願人トヨタ紡織株式会社,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類B60Q 3/60 20170101AFI20250818BHJP(車両一般)
要約【課題】乗物室内の意匠性を高めることが可能な乗物照明装置を提供する。
【解決手段】上方板部12と下方板部15とを備える内装材10に設けられる乗物照明装置20であって、上方板部12の下端と下方板部15の上端との間に配される板状の透光部材40と、透光部材40に向けて光を発する複数のLED23と、制御部50と、を備えて構成され、透光部材40は、その板面に複数のレンズ部45がランダムに設けられており、複数のLED23は、乗物前後方向に並ぶ2つまたは3つが一組となった複数のLED組24が乗物前後方向に並ぶ形で配されており、制御部50は、複数のLED組24のそれぞれに対し、一のLED組24を構成する2つまたは3つの各LED23の発光タイミングをずらした発光制御を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
乗物前後方向に延びる長手状をなして室内意匠面を構成する上方板部と、前記上方板部の下方に配され、その上端が前記上方板部の下端より乗物室外側に位置する下方板部と、を備える内装材において、前記上方板部と前記下方板部との間の隙間から乗物室内に光を照射する乗物照明装置であって、
前記上方板部の下端と前記下方板部の上端との間に配されて乗物室内外方向に延びる板面を有するとともに透光性を有する板状の透光部材と、
前記上方板部の乗物室外側に配列されるとともに前記透光部材に向けて光を発する複数のLEDと、
前記LEDの発光を制御する制御部と、を備えて構成され、
前記透光部材は、その板面に前記LED側が凹形状となる断面弧状の複数のレンズ部がランダムに設けられており、
前記複数のLEDは、互いに隣接した状態で乗物前後方向に並ぶ2つまたは3つが一組となった複数のLED組が乗物前後方向に並ぶ形で配されており、
隣り合う前記LED組は、一の前記LED組を構成する2つまたは3つの前記LEDの間隔よりも相対的に大きい寸法で離れて配されており、
前記制御部は、前記複数のLED組のそれぞれに対し、一の前記LED組を構成する2つまたは3つの各前記LEDの発光タイミングをずらした発光制御を行う乗物照明装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記LEDの発光強度が、発光ON後に徐々に高くなり、その後徐々に低くなって発光OFFとなる山形に変化し、かつ、
一の前記LED組を構成する2つまたは3つの前記LEDが、前記発光強度の変化のタイミングをずらした状態で発光するよう、
前記複数のLEDに対して発光制御を行う請求項1に記載の乗物照明装置。
【請求項3】
一の前記LED組において隣り合う前記LEDの照射範囲が一部重なっている請求項1または請求項2に記載の乗物照明装置。
【請求項4】
一の前記LED組を構成する2つまたは3つの前記LEDは一の前記レンズ部に対向するように配されている請求項1または請求項2に記載の乗物照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、乗物照明装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、乗物用内装材に設けられた照明装置や照明構造が知られている。例えば特許文献1には、車両のドアトリムの裏側に配列された複数のLEDからの光を、ドアトリムに設けられたスリット状の光出射用開口から出射させ、車室内に線状の光を照射する照明構造が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、透光性を有するトリム本体の車室外側に発光部としての導光板が設けられ、導光板から発せられた光をトリム本体の裏面から照射することにより、トリム本体の表面に柄模様を浮かび上がらせる照明構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-218249号公報
特開2009-101841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、乗物室内の意匠性を向上させることへのニーズがますます高まっており、照明の仕方についても更なる工夫が求められている。
【0006】
本明細書に開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、乗物室内の意匠性を高めることが可能な乗物照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために完成された本明細書に開示される技術は、乗物前後方向に延びる長手状をなして室内意匠面を構成する上方板部と、前記上方板部の下方に配され、その上端が前記上方板部の下端より乗物室外側に位置する下方板部と、を備える内装材において、前記上方板部と前記下方板部との間の隙間から乗物室内に光を照射する乗物照明装置であって、前記上方板部の下端と前記下方板部の上端との間に配されて乗物室内外方向に延びる板面を有するとともに透光性を有する板状の透光部材と、前記上方板部の乗物室外側に配列されるとともに前記透光部材に向けて光を発する複数のLEDと、前記LEDの発光を制御する制御部と、を備えて構成され、前記透光部材は、その板面に前記LED側が凹形状となる断面弧状の複数のレンズ部がランダムに設けられており、前記複数のLEDは、互いに隣接した状態で乗物前後方向に並ぶ2つまたは3つが一組となった複数のLED組が乗物前後方向に並ぶ形で配されており、隣り合う前記LED組は、一の前記LED組を構成する2つまたは3つの前記LEDの間隔よりも相対的に大きい寸法で離れて配されており、前記制御部は、前記複数のLED組のそれぞれに対し、一の前記LED組を構成する2つまたは3つの各前記LEDの発光タイミングをずらした発光制御を行うものである。
【0008】
上記構成によれば、複数の各LED組から照射される光によって透光部材に設けられたレンズ部に基づいて乗物室内に映し出される像を、それぞれ、あたかも炎やオーロラが揺らぐように左右交互に揺らいだ状態で表現することができる。
【0009】
前記制御部は、前記LEDの発光強度が、発光ON後に徐々に高くなり、その後徐々に低くなって発光OFFとなる山形に変化し、かつ、一の前記LED組を構成する2つまたは3つの前記LEDが、前記発光強度の変化のタイミングをずらした状態で発光するよう、前記複数のLEDに対して発光制御を行ってもよい。
【0010】
上記構成によれば、LEDの発光を単に発光ON、発光OFFする構成と比較して、揺らぎの状態をより連続的で自然に近いものとすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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