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公開番号2025110951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005018
出願日2024-01-17
発明の名称アームレスト
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B60N 2/75 20180101AFI20250723BHJP(車両一般)
要約【課題】カバー表面の形状が崩れにくいアームレストを提供すること。
【解決手段】アームレスト1は、肘掛け面Fに沿った骨格を成すアームレスト基材2と、アームレスト基材2の基材表面上に設けられるクッション用のアームレストパッド3と、アームレストパッド3にパッド表側から被せられるアームレストカバー4と、を有する。アームレスト基材2が、肘掛け面Fに沿ってアームレスト前後方向に延びる基材天板部2Aと、基材天板部2Aの後端部から下向きに曲がる下曲げ部2Bと、下曲げ部2Bの曲がった先の端部から基材表側に膨出する基材膨出部2Cと、を有する。アームレストパッド3が、基材膨出部2Cと連なる表面形状を成すように基材天板部2Aと下曲げ部2Bとに跨って設けられる。アームレストカバー4が、アームレストパッド3と基材膨出部2Cとに跨って被せられる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
肘掛け面を有するアームレストであって、
前記肘掛け面に沿った骨格を成すアームレスト基材と、
該アームレスト基材の基材表面上に設けられるクッション用のアームレストパッドと、
該アームレストパッドにパッド表側から被せられるアームレストカバーと、を有し、
前記アームレスト基材が、前記肘掛け面に沿ってアームレスト前後方向に延びる基材天板部と、該基材天板部のアームレスト前後方向の端部から下向きに曲がる下曲げ部と、該下曲げ部の曲がった先の端部から基材表側に膨出する基材膨出部と、を有し、
前記アームレストパッドが、前記基材膨出部と連なる表面形状を成すように前記基材天板部と前記下曲げ部とに跨って設けられ、前記アームレストカバーが、前記アームレストパッドと前記基材膨出部とに跨って被せられるアームレスト。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
請求項1に記載のアームレストであって、
前記アームレストパッドと前記アームレストカバーとの間に挟まれるように配設される、電熱線を備えた面状のヒータ基布を更に有し、
前記ヒータ基布が、前記基材膨出部と前記アームレストカバーとの間に通されて前記基材膨出部に貼着される第1貼着部を有するアームレスト。
【請求項3】
請求項2に記載のアームレストであって、
前記下曲げ部が、前記基材天板部の後端部から下向きに曲がり、
前記ヒータ基布が、前記基材天板部の前端部を巻き込むように基材裏側に通されて前記アームレスト基材に貼着される第2貼着部を更に有するアームレスト。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のアームレストであって、
前記基材膨出部が、前記基材天板部より低い位置に設けられるアームレスト。
【請求項5】
請求項2又は請求項3に記載のアームレストであって、
前記電熱線が、前記アームレストパッドと前記基材膨出部とに跨る領域において、前記ヒータ基布の面方向に沿った弛みを形成するように曲がる弛み部を有するアームレスト。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アームレストに関する。詳しくは、肘掛け面を有するアームレストに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、乗物用シートの側部に設けられるアームレストが開示されている。このアームレストは、樹脂製のアームレスト基材と、アームレスト基材の表面に設けられる発泡ウレタン製のアームレストパッドと、これらを表側から覆うアームレストカバーと、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-72309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、アームレストパッドがアームレストの後縁まで延びている。そのため、アームレストパッドの後上縁にアームレストカバーの張設に伴う押圧力が集中しやすく、カバー表面に見栄え悪化の要因となるハイライト線が出やすくなる。そこで、本発明は、カバー表面の形状が崩れにくいアームレストを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のアームレストは、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、肘掛け面を有するアームレストであって、前記肘掛け面に沿った骨格を成すアームレスト基材と、該アームレスト基材の基材表面上に設けられるクッション用のアームレストパッドと、該アームレストパッドにパッド表側から被せられるアームレストカバーと、を有し、前記アームレスト基材が、前記肘掛け面に沿ってアームレスト前後方向に延びる基材天板部と、該基材天板部のアームレスト前後方向の端部から下向きに曲がる下曲げ部と、該下曲げ部の曲がった先の端部から基材表側に膨出する基材膨出部と、を有し、前記アームレストパッドが、前記基材膨出部と連なる表面形状を成すように前記基材天板部と前記下曲げ部とに跨って設けられ、前記アームレストカバーが、前記アームレストパッドと前記基材膨出部とに跨って被せられるアームレストである。
【0007】
第1の発明によれば、アームレストパッドが、アームレスト基材の基材天板部と下曲げ部とに跨って曲げられるように設けられる。また、アームレストパッドの基材膨出部に臨む端部が、基材膨出部と連なる表面形状を成すように並べられる。それにより、アームレストカバーの張設に伴う押圧力が、アームレストパッドの曲げられたアール部に強く掛けられるようになるため、端部の上縁に集中しにくくなる。その結果、カバー表面に見栄え悪化の要因となるハイライト線が出にくくなり、カバー表面の形状を崩れにくくすることができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記アームレストパッドと前記アームレストカバーとの間に挟まれるように配設される、電熱線を備えた面状のヒータ基布を更に有し、前記ヒータ基布が、前記基材膨出部と前記アームレストカバーとの間に通されて前記基材膨出部に貼着される第1貼着部を有するアームレストである。
【0009】
第2の発明によれば、ヒータ基布が基材膨出部に貼着されることで、ヒータ基布がアームレストパッドの弾発力により表側に引き出されることを防止することができる。
【0010】
本発明の第3の発明は、上記第2の発明において、前記下曲げ部が、前記基材天板部の後端部から下向きに曲がり、前記ヒータ基布が、前記基材天板部の前端部を巻き込むように基材裏側に通されて前記アームレスト基材に貼着される第2貼着部を更に有するアームレストである。
(【0011】以降は省略されています)

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