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公開番号2025112823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007318
出願日2024-01-22
発明の名称乗物用シート
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約【課題】着席者の姿勢による座り心地の相違を低減する。
【解決手段】本開示の一態様は、乗物に搭載される乗物用シートであって、シートクッションとシートバックとを備える。シートクッションは、着席者の臀部を下方から支持する臀部支持座面と、着席者の大腿部を下方から支持する大腿部支持座面とを備える。シートバックは、着席者の腰部を支持する腰部支持面と、着席者の胸部を支持する胸部支持面とを備える。シートクッションおよびシートバックは、臀部支持座面と腰部支持面とがなす角であるヒップアングルが93°~101°となるように配置される。シートバックは、腰部支持面と胸部支持面とがなす角度であるネックアングルが17.4°~24.2°となるように形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
乗物に搭載される乗物用シートであって、
シートクッションと、
シートバックと
を備え、
前記シートクッションは、前記乗物の前後方向に沿って、後側から順に、前記乗物用シートに座る着席者の臀部を下方から支持する臀部支持座面と、前記着席者の大腿部を下方から支持する大腿部支持座面とを備え、
前記シートバックは、前記乗物の上下方向に沿って、下側から順に、前記着席者の腰部を支持する腰部支持面と、前記着席者の胸部を支持する胸部支持面とを備え、
前記シートクッションおよび前記シートバックは、前記臀部支持座面と前記腰部支持面とがなす角であるヒップアングルが93°~101°となるように配置され、
前記シートバックは、前記腰部支持面と前記胸部支持面とがなす角度であるネックアングルが17.4°~24.2°となるように形成される乗物用シート。
続きを表示(約 87 文字)【請求項2】
請求項1に記載の乗物用シートであって、
前記ヒップアングルが97°であり、
前記ネックアングルが20.8°である乗物用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、乗物に搭載される乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、乗物用シートに座る着席者の姿勢(例えば、標準姿勢、猫背姿勢および反り背姿勢など)の違いにより、着席者が快適と感じるときの座圧分布が変化することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-199919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第1姿勢(例えば、標準姿勢)の着席者にとって着席を許容できる乗物用シートが、第1姿勢と異なる第2姿勢(例えば、猫背姿勢または反り背姿勢)の着席者にとっては着席を許容できない乗物用シートになってしまう場合があるという問題があった。
【0005】
本開示は、着席者の姿勢による座り心地の相違を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、乗物に搭載される乗物用シート(1)であって、シートクッション(3)と、シートバック(5)とを備える。
シートクッション(3)は、乗物の前後方向に沿って、後側から順に、乗物用シート(1)に座る着席者の臀部を下方から支持する臀部支持座面(11)と、着席者の大腿部を下方から支持する大腿部支持座面(12)とを備える。
【0007】
シートバック(5)は、乗物の上下方向に沿って、下側から順に、着席者の腰部を支持する腰部支持面(31)と、着席者の胸部を支持する胸部支持面(32)とを備える。
シートクッション(3)およびシートバック(5)は、臀部支持座面(11)と腰部支持面(31)とがなす角であるヒップアングル(θ1)が93°~101°となるように配置される。
【0008】
シートバックは、腰部支持面(31)と胸部支持面(32)とがなす角度であるネックアングル(θ2)が17.4°~24.2°となるように形成される。
このように構成された本開示の乗物用シート(1)は、着席者の姿勢に関わらず、着席を許容できると感じる着席者が多くなるため、着席者の姿勢による座り心地の相違を低減することができる。
【0009】
本開示の一態様では、ヒップアングル(θ1)が97°であり、ネックアングル(θ2)が20.8°であってもよい。
このように構成された本開示の乗物用シート(1)は、着席者の姿勢による座り心地の相違を更に低減することができる。
【0010】
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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